(目次)
18きっぷで広島日帰り旅 (1) 長い山陽路の先にあったものは・・・
18きっぷで広島日帰り旅(2) 絶景に見惚れたら帰れなくなる?



227系の快適旅は続く!舞台は呉線へ

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岩国駅で念願の227系に乗車した私は、一路広島へと向かいます。今回の行先は特に決めておらず、とりあえず広島に着いてから、どこに行くか考えるつもりでいました。今回は途中下車をしながらの旅です。無理やりな行程は避けたいので、どんなに遠くへ行ったとしても三原・糸崎まで行くつもりはありません。

227系の乗り心地は大変良く、曲線の多い山陽本線でも安定した走りを見せてくれます。乗り心地の良さを満喫しているうちに、列車はあっという間に広島へと到着しました。

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広島から先、どう進むか選択肢はいくつかあります。可部線で「あき亀山」方面を目指すもよし、山陽本線で西条方面、さらに呉線で呉・広方面を目指すことも可能です。

少し前に可部線の可部~あき亀山駅間が「延伸」名目で復活しており、非常に気になる所ですが、今回は未乗車の呉線で広まで行ってみることにしました。早速227系のワンマン快速「安芸路ライナー」に乗車。

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広島からおよそ50分で広駅に到着しました。特にみる場所はないので、すぐ後に来る広島方面行の電車に乗って、もと来た道を戻っていきます。

一旦改札口を出て待合室に入ると、ここで「広島カープ」のレプリカユニフォームを着た利用者に続々と遭遇しました。どうやらこの晩、広島市内のマツダスタジアムでホーム戦が行われるようです。たちまち待合室は真っ赤に染まりました・・・え、大袈裟ですと?

観光列車「瀬戸内マリンビュー」はカープファン輸送列車に

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広からの帰り道はうれしいことに、観光列車の「瀬戸内マリンビュー」です。自由席に乗り込むも、2両編成の車内はたちまち大勢のカープファンで埋め尽くされました。この時はまさか、新山口駅でこれ以上の光景を目にすることになろうとは、一ミリたりとも思っていませんでした・・・

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▲「瀬戸内マリンビュー」自由席にあるカウンター席

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快速「瀬戸内マリンビュー」は呉から広島まで「ダイヤ上」ノンストップですが、実際には本数の多い単線区間なので、行き違いのために運転停車を繰り返します。広を出てからおよそ1時間で広島駅に戻ってきました。

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広島から在来線だけで戻る場合、5時までに出発しておかないと24時までに帰ることができません。しかし、広島滞在に十分満足できない私は、快速「シティライナー」で宮島口駅を目指しました。今回は「青春18きっぷ」で宮島航路を利用し、厳島(宮島)に上陸してみようというのです。

夕暮れ時の宮島観光

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宮島口の乗船場から「みせん丸」に乗り込み、運よく「かぶりつき」シートを確保することができました。乗船客にはヨーロッパ方面からの外国人が多く、さすがは日本を代表する観光地なだけはあります。これだけ多くの外国人を見るのは、大阪城の時(2016年夏)以来です。

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船はあっという間に対岸の厳島に到着しました。島内も相変わらず外国人だらけです。いや、それよりも目についたのは、何といっても名物の鹿です。乗船場の前には立派な角をはやしたオスが2頭、観光客のお出迎えをしていました。

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商店街を抜けて厳島神社の近くにやってきました。ここで広島湾を眺めてみると、ちょうど日没の時間で美しい眺めが広がっていました。夕暮れの光景を求めて、多くの観光客がしきりにカメラを構え、自撮りに興じています。そんな光景を少し眺めてから、もと来た道を戻っていきます。

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厳島(宮島)滞在はおよそ20分、また行きと同じ「みせん丸」に揺られて宮島口に戻ってきました。

時計を見ると時間は19時前。今更鈍行で戻っても、その日のうちに帰ることはまず不可能です。ここは新幹線でワープをするしかありません。岩国で新幹線に乗ろうにも不便すぎますし、ここは広島駅に戻るのがベストです。それに、まだ広島で成し遂げていないことがあるのです。

相変わらず美味し!広島のソウルフードお好み焼き

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広島でまだやっていないこと、それはお好み焼きを食べるということです。そもそも広島式の店は博多に行けば沢山ありますが、やっぱり本場を食べないと広島に来た甲斐がありません。

広島駅に着いた頃にはすでに日没し、夜の町並みが広がっていました。ナイターゲームを目当てに多くのカープファンがコンコースを行きかい、駅は文字通り真っ赤に染まっています。レプリカユニフォームを着た観戦客も多く、その大半が菊池選手の番号を背負っています。広島に滞在することで、もちろん菊池選手の人気ぶりに驚くと同時に、昨シーズンに引退した黒田投手の人気ぶりも改めて実感しました。それにしても広島市民のカープ愛はすさまじい。

そんな中、私は広島駅の駅ビルに入り、夕食にお好み焼きをいただきました。やっぱりキャベツとそば麺の沢山入ったお好み焼きは美味いです。

日帰り旅の最終手段「ワープ」

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その日のうちに帰宅するには、広島から新幹線で新山口に「ワープ」する他ありません。新山口まで行けば、遠賀川で日付は越えてしまうものの、どうにか帰宅できるです。500系の「こだま755号」に乗り込み、追加料金およそ5000円の快適な「ワープ」が始まります。

各駅に停まる「こだま」というのは、超特急たる「のぞみ」「みずほ」に比べると結構時間をかけて進みがちです。途中の駅では2本の列車に追い越され、新山口到着の時点で広島出発から40分も経過していました。それでも在来線を利用したときの3時間に比べれると、速すぎることには変わりありません。

大混雑をのみ込んで2両電車は走る

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▲新山口で気力は薄れ・・・写真を取り直すこともなく

新山口駅で在来線に戻り、再び山陽本線を西に進んでいきます。すんなりと接続すれば何の問題もありませんが、残念ながらここで20分以上も待たされます。しかも極めつけに、これから乗る下関行きの普通列車は、行きがけと同じ「大ハズレ」こと115系T編成ではありませんか。

さらに不幸は続きました。ホームに降りるとそこにいたのは、おびただしい数の半袖・半ズボン姿の若者でした。どうやら阿知須で「ワイルドバンチフェス2017」なるロック音楽イベントが行われたようで、その参加者の帰宅ラッシュに巻き込まれていたのです。その数ときたら凄まじく、2両編成の列車がたちまち大混雑になったのは言うまでもありません。

列車の混雑は新山口から激しく、さらに阿知須から宇部線経由で移動してきたであろう乗客が宇部で合流し、車内はたちまち阿鼻叫喚の様を呈する始末。地獄さながらの状態は下関まで続きました。

下関で乗り換えた列車はうれしいことに、乗り換え不要の博多行きです。この列車に乗り逃すと、小倉駅でゲーム風にいうと「詰んで」しまいます。引き続き「ワイルドバンチフェス2017」の参加者も大勢乗り込んできましたが、乗客の数は小倉を境に減り始め、折尾まで来ると車内はガラ空き状態。さらに遠賀川で日付が変わり、東郷到着時には深夜0時18分になろうとしていました。

地図で見れば福岡と広島は近いですが、行ってみると案外遠いものです。広島へ日帰り旅をするのなら、「青春18きっぷ」よりも素直に新幹線を利用するのが一番なのかもしれません。
(終)

撮影日:2017年8月20日




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