九州から近畿方面に向かう際、個人的に一番多く利用するのが新門司と大阪南港を結ぶ「名門大洋フェリー」です。同フェリーの航路は2往復体制となっており、出発が早い順に第1便、第2便と呼ばれています。

第2便は夜出発・朝到着のため、昼間に仕事や学校がある場合でも利用しやすいといえます。その一方で、第1便は夕方出発・早朝到着という行程ですから、仕事や学校がある方には利用しづらいです。今回、そんな第1便に乗船する機会が訪れました。しかも一人旅ないつもとは違い、2人連れでの乗船です。

現在、第1便には「フェリーきょうとⅡ」と「フェリーふくおかⅡ」が使用されています。以前、第1便を利用した際には「フェリーきたきゅうしゅう」「フェリーおおさか」が使用されていましたが、両船の退役後、これまで第2便で使用されてきた船が第1便用に回されて現在に至ります。なお、今回は「フェリーきょうとⅡ」に乗船します。

それでは以下、写真を交えながら船内の様子をご案内します。

WBC観戦中!熱狂最中のエントランス

乗船するとまずはエントランスに入ります。「フェリーきょうとⅡ」の船内には木材がふんだんに使われており、木造校舎のような温もりのある内装になっています。基本的な造りは姉妹船にあたる「フェリーふくおかⅡ」と同じです。

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「名門大洋フェリー「フェリーふくおか2」(大阪南港⇒新門司、前編)」


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▲「フェリーきょうとⅡ」エントランス・フロント・売店

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▲エントランスロビー(中央手前)・ゲームコーナー(右扉)・レストラン(中央奥)
ちょうど乗船当日夜、WBCの試合(日本対オランダ)が行われていました。ロビーの大型テレビではその様子が放映されており、30人近い乗客が一堂に会して、洋上から"侍ジャパン"に声援を送りました。もちろん私たちも見ましたよ(笑)

この後、侍ジャパンは何度か危機を乗り越えながら、延長11回でオランダに勝利しました。ヒットが出るたびに歓声が船内に響き、日本の勝利を喜び合うなど、知らない乗客と一緒に楽しい夜を過ごすことができました。これも旅の醍醐味といったところでしょうか。

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▲顔出しパネル

レストランで定番のバイキング!

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▲レストラン内部

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名門大洋フェリーのレストランはバイキング方式です。1550円と値は張るものの、今ではすっかり利用者の間でお馴染みの存在になっています。惣菜をつまみに一杯やるのが、名門大洋の醍醐味という乗船客も多いに違いありません。

私はどうかって?いいえ、お酒は飲みません(笑)

プロムナード寛ぎながら船旅を楽しもう

大きな窓から海原を一望できる展望プロムナードは、エントランスのちょうど真上にあります。レストランで食事しない乗客が、ここでお弁当やインスタント麺をつまんでいる姿をよく見かけます。

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▲プロムナード階段付近

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▲プロムナード全景

「フェリーきょうとⅡ」の通路はまさに迷路?

展望プロムナードのある階層には、開放寝台タイプの2等洋室(エコノミー)があります。そこへと続く通路がこれまた複雑で、あたかも迷路のようです。おまけに人一人分しか通れない、極細通路だってあるんですから・・・

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▲寝台区画(2等洋室附近)の通路
通路だけ見ると、まるでビジネスホテルの廊下です。

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▲構造上、通路が狭すぎる部分もあり
先ほども述べた"極細通路"を写したのが、上の写真です。私は細身なので問題ありませんが、大きな荷物を持っている場合や大柄な体形の場合、通るのに一苦労となるかもしれません。おまけにこの狭さだと、途中ですれ違うことができません。

「フェリーきょうとⅡ」「フェリーふくおかⅡ」をご利用の方は、この"極細通路"の存在に気を付けておきましょう。

2等洋室(ツーリスト)

2等洋室は個室内に十数台のベッドが備えてある、開放寝台タイプの船室です。向かい合わせのベッドが基本の構造ですが、ベッドの向かい側が壁になっている区画もあります。もし一人旅の場合は、向かい側が壁の区画を予約しておけば、他人の目線を気にせず一夜過ごせるでしょう。

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▲2等洋室(ツーリスト)全景

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▲2等洋室(ツーリスト)寝台内部
ベッドにはカーテンが設置されています。おかげで消灯前でも眩しくないですし、2等室よりもはるかにプライバシーがあります。マットレスも分厚いので、背中や腰の痛みは感じません。

ただし、イビキの音やエンジン由来の縦揺れがありますから、2等室と同様にアイマスク・耳栓の持参をお勧めします。耳栓を使うことで、雑音を完全にシャットアウトすることはできませんが、イビキ音をかき消すことはできます。おかげで今回、船旅にしては珍しく安眠できましたよ。

2等室(エコノミー)

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▲2等室(エコノミー)全景
2等室は標準的なカーペット敷きの大部屋です。布団が以前よりも分厚くなっており、「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」「フェリーおおさかⅡ」に近い住環境に変わっていました。

以上、第1便で使用されている「フェリーきょうとⅡ」からお送りしました。翌朝の大阪南港到着時間は5時半と早いですが、とても早い時間から行動できるため、アクティブな方や青春18きっぷ利用者におすすめの船です。

撮影日:2017年3月12日




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