今回は旧中山道の宿場町として栄えた、滋賀県米原市の醒井宿をめぐっていきます。こちらは山間部の静かな宿場町で、湧き水が豊富に出ることから、名水の里としても知られています。

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今回はJR醒ヶ井駅を起点に、宿場町をめぐりました。到着時間は夕方5時前のことで、すでに西日が山影に消えようとしています。この調子だと、6時前には夜の闇に覆われることでしょう。そこで、滞在時間の目安を30分に設定しました。

駅前を通る国道を越えると、すぐに旧宿場町が広がっています。市街地化されていないので、当時の町割りがよく残っているのではないかと思います。

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やがて、格調高い玄関を備えた木屋が見えてきました。この建物は天台宗の松尾寺で、玄関部分は旧醒井小学校のそれを移築したものです。

この玄関のルーツをたどると、明治期に建設された旧醒井尋常高等小学校に行きつきます。醒井小学校への改称をへて、やがて名神高速の建設工事に伴い、校舎が改築されることになりました。松尾寺の当時の住職は、格調高い玄関部分を後世に残したいと願い出て、現地へと移築されるに至ります。

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他にも、醒井宿には古い建築物が随所に残されています。写真上は旧醒井郵便局で、現在は米原市醒井宿資料館として活用されています。重量感のあるレトロ建築です。

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先ほども述べたように、醒井宿は豊富な湧き水に恵まれています。道脇の水路に目をやると、透き通った水が大量に流れていました。あまりにも透明すぎて、川底の砂を一粒一粒、確認することができる程です。

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やがて地蔵川の橋を渡り、宿場町の北部へと入っていきます。

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十王水に到着しました。こちらには十王と刻まれた石灯篭が置かれています。なんでも、平安中期の天台宗の高僧・浄蔵が諸国遍歴の途中に、この水源地を開いたとか云々。

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徐々に、空が暗くなり始めました。10月も下旬になると、6時頃には完全に日没します。今回は水をくむために醒井へと来ましたが、なんとしても日没前にはノルマを達成したいところです。

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地蔵川には希少生物ハリヨが生息しています。それだけ水が奇麗だということです。

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そんな醒井にはマスコットが二体いるようで、掲示物に「醒井タケルくん」「おむすび忠太」のイラストが描かれていました。よくよく見ると、二体とも口元に米粒が付いているじゃないですか。

そうか、お前たちは源氏パパル一家の仲間だったのか・・・。でもホタルじゃありませんね。米原のマスコットは全員、口元に米粒がつく仕様になっているのでしょうか(まいバーラちゃん「違うわ」

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江戸時代の雰囲気がつよく残る建物が見えてきました。醒井宿問屋場です。

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説明板によると、醒井宿問屋場はかつて、通過する大名・役人に忍足や馬を提供するための施設として、使われていたのだそうです。

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さらに進むと、古びた洋風建築が残っていました。醒井区集会所です(写真上)。

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集会所の隣には醒井延命地蔵尊が鎮座しています。

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地蔵尊のさらに隣には、神明鳥居が建立されていて、その奥には湧水池と加茂神社があります。

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地蔵尊の境内に入りました。立派なお堂が建っています。

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お堂の横には、沢山の石地蔵が鎮座しています。

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地蔵の脇には銅製の置物が鎮座しています。そんな延命地蔵尊の境内脇には、水くみ場があります。地蔵川の水面近くに降りてみると、目の前の岩から水がこんこんとわき出していました。今回はここで水をくむことに。

ということで、醒井宿に来た目的「水くみ」は無事、夜を目前にして果たされました。今回の散策期はここまでとします。以上、滋賀県米原市からお届けしました。

撮影日:2018年10月20日




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