長崎県東部、伊万里湾に浮かぶ福島にやってきました。

福島は離島ゆえに、最近まで船でしか行くことのできない場所でした。近年になって福島大橋が開通したことで、本土からマイカーだけで渡れるようになりました。

そんな同島は行政区分上、長崎県松浦市に属しています。ところが、市内の本土側に移動する際、かならず佐賀県を経由せねばなりません。というのも、福島大橋が福島と佐賀県伊万里市とを結んでいるからです。同島の北に浮かぶ鷹島(やはり松浦市)でも、同じ現象を見ることができます。

それもそのはず。福島・鷹島ともに長崎県側よりも、佐賀県側に寄り添うようにして浮かんでいます。そのため、連絡橋は自ずと佐賀県側との間に架けられたのです。

さて、福島の地理的環境を見たところで、本題に入りましょう。今回は福島中央部にある、大山展望所に立ち寄りました。山上にある展望台からは、玄海国定公園に指定されている美しい島々を一望することができます。

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▲玄海国定公園 大山展望所石碑

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大山展望所には西洋城砦風の展望台が設置されています。ならず者が捨てたタバコで汚れた螺旋階段を抜けると、屋上の展望台に到着です。

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▲大山展望所の最上部・展望台に立つ
東松浦半島には高い山が少ないせいか、とりわけ北方向には遠くまで見渡せます。

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▲大山展望所から伊万里市街地方面を眺めて

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▲大山展望所から肥前町・いろは島方面を眺めて
入り組んだ海岸線、点在する無数の島々。展望台に立てば、伊万里湾の地形を見て取れるようになっています。

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▲大山展望所から、いろは島温泉(中央部)・「花と冒険の島」(右)を眺めて
展望台からはるか北側に目をやると、小さな白い建物が見えます。これは伊万里湾沿岸を代表する保養地の一つ・いろは島温泉(国民宿舎いろは島)です。私も幼少期によく行ったので覚えています。何といってもとろみのある泉質が特徴です。

また、いろは島温泉の横には無人島を活用した公園「花と緑の島」があります。ディズニー作品でもお馴染み『ピーターパン』の世界を再現した遊具が置かれ、小さな子供でも思いっきり体を動かせますよ。

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▲伊万里湾沿いに群生するトキワススキ(左)とダンチク(右)
上の写真は大山展望所からの帰路、福島沿岸で見つけたワセオバナトキワススキ・ダンチクの群落を写したものです。ワセオバナはいわゆる、サトウキビの野生種にあたる植物です。出穂は早く、7月ごろには既に穂を出しています。サトウキビといえば熱帯のイメージですが、なんと温帯の九州北部にもあるんですね。じつは宗像や宮若にもワセオバナが生えています。
トキワススキもワセオバナのように、夏真っ盛りの時期に花穂を出します。両者ともに似ているため、当初は混同していました。

一方、ダンチクの出穂はまだのようで、竹のように太い茎を背高く、伊万里湾を背に伸ばしていました。



伊万里湾東部を一望できる大山展望所は、たいへん眺めの良い場所だということがわかりました。展望台に立てばスカイダイビングをしているかのような気分になれます。

山上ということでやや不便ですが、福島に来たらぜひとも立ち寄っておくべきです。

撮影日:2016年8月7日




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