台湾北部のローカル線「平渓線」に乗り、終点の菁桐駅にやってきました。平渓線は一応ローカル線ではあります、台北から近いうえに沿線には観光地が多く、週末になると多くの観光客でにぎわう路線です。今回も満員すし詰めの列車で苦しみ悶えながらの道中でした。

さて、今回菁桐にやってきたのには理由があります。日本統治時代に炭鉱開発が行われたという同地には、80年以上前に建造された木造建築が複数保存されているというのです。

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菁桐駅前にはかつて、炭鉱労働者のために歓楽街が整備されていました。一時期は寂れていたようですが、現在では当時の町並みを観光の目玉として保存・活用しています。「菁桐老街」と称される当時の歓楽街は、今や観光客向けの土産物店や食堂に姿を一変させています。

さすがは観光地化されているだけあって、土産物店に並ぶ商品は軒並み「観光地価格」です。そもそも手持ちが多くないことですし、LCCで台湾入りしているだけに荷物を多くしたくないので、何も買わずにやり過ごしました(笑)

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▲菁桐真樸斎(台陽鉱業平渓招待所)
やがて観光客向けの土産物店が並ぶ駅前を通り過ぎ、やがて人気の少ない川沿いへと出てきました。今回まず最初に立ち寄った木造建築は「台陽鉱業平渓招待所」。現在は菁桐真樸斎と称されています。

大正11年に当時の裕仁皇太子(昭和天皇)台湾行啓にそなえ、台陽鉱業の行館として建設されたものがルーツにあたります。昭和14~15年に改築されて現在の姿となり、台陽鉱業平渓招待所、別名「石底クラブ」になりました(文化部『台湾大百科全書』)。

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菁桐真樸斎を過ぎて川沿いに出てくると、トキワススキが咲いていました。

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駅から少し離れた場所にも木造建築があります。こちらは炭鉱関係者の宿舎だったようで、およそ5棟の木造家屋が一か所に建っています。

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▲南国樹木と木造家屋の組み合わせがなんとも台湾らしい

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木造宿舎はそれぞれ民宿や茶館といった用途で活用されています。このように近年の台湾では、日本統治時代の日本家屋や木造建築、伝統の三合院などをリノベーション・活用しているのを目にします。

撮影日:2017年4月3日




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