JR吉塚駅に近い、福岡市博多区にある「日蓮聖人銅像護持教会」にやってきました。今回はこちらにある、巨大な日蓮像に近づいてみようというのです。

日蓮といえば鎌倉時代の僧侶で、日蓮宗を開いた人物としてよく知られています。それにしても、なぜ日蓮の銅像がここ福岡に建立されているのでしょうか。その背景には、大元ウルス(モンゴル)が九州に攻め入った「元寇」の存在があります。

DSCN5977.jpg
日蓮聖人銅像護持教会はちょうど福岡県警の南側にあります。東公園の北東部一角を占めており、JR吉塚駅から歩いて1分という、たいへん利便性の良い場所です。

門をくぐると左手には元寇史料館が、右手には管理施設があります。そして日蓮像は真正面にドンと鎮座しています。なお、元寇史料館は普段施錠されているようで、見学の際は管理施設で入館の旨を伝えましょう。大人300円。

DSCN5976.jpg
元寇が起こる前、日蓮は「立正安国論」を執筆して、日本が内憂外患の状況に陥ることを見越しました。浄土宗など他宗派を非難したことから、たちまち日蓮は幕府に弾圧されましたが、やがて日蓮の言うとおり、内憂外患に見舞われました。ここに日蓮像が建立されたのは、元寇を予言したとして、彼の功績を称えるためだったのです。

また、同じ東公園の敷地内には、院政時に元寇襲来を受け、敵国降伏を祈願したと伝えられる亀山上皇の銅像もあります。なるほど、これで鎌倉時代の人物2人の銅像がここにあるか、ようやく分かりました。

悲壮感漂う対馬・壱岐侵攻のレリーフ

DSCN5975.jpg
日蓮像の台座にはレリーフがいくつか埋め込まれています。このレリーフには、日蓮が立正安国論を唱えてから元寇に至るまでの様子が描かれています。日蓮を顕彰する施設のため、もちろん彼の肖像はピカピカに磨き上げられています。

写真上のレリーフは、元寇が対馬・壱岐に襲来する様子を描いたものでしょう。元側の兵士が住民を暴行・殺害して、略奪をはたらく様子が見て取れますね。一体どのような場面なのか、具体的に見てみましょう。

左下に目をやると、兵士が女性の掌に穴をあけ、そこにひもを通して連行しようとしています。その足元では女性の子供でしょうか、幼児がうつぶせになって倒れています。

一方右の方では、モンゴル兵によって子供を取り上げられ、裾を掴んで抵抗する母親が描かれています。この母親も掌にひもを通されて捕虜になり、子供はなぶり殺しにされる運命なのでしょう。悲壮感漂う情景が描写されています。

総括

一口に元寇といっても、単に「モンゴルが九州に攻めてきた」意外に、具体的にどういったことが起きたのか、知る人は多くないと思います。福岡に来た際はぜひとも、元寇防塁や東公園の日蓮像などをめぐり、歴史の奥深さを感じては如何でしょうか。

あとがき

昨5月9日、ようやく福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手が2000本安打を達成しました。1999本目を放ってから、10打席以上にわたって不振に苦しんできましたが、ようやく数日ぶりの安打を放ち、見事に名球会入りの要件を満たしました。ホークス選手で2000本安打を達成したのは、2012年の小久保裕紀氏以来となります。

いやぁ~ようやく2000本安打来ましたね!
いつ来るかいつ来るか・・・と、首を長くして待っていましたよ。だって1999本からなかなか動きませんでしたからねぇ。

他の選手が調子を上げていく中で、内川選手だけはなかなか不振から抜け出せず、かなり苦しんでいたんだろうと思います。大台達成を機に、重圧から解放されて調子が上がれば良いですけど・・・

撮影日:2018年5月




にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ ゆるキャラへ

「ご当地」の魅力をより多くの方にお伝えするため、ブログランキングに参加中です。

バナークリックの方もよろしくお願いいたします。



上のリンクからチャンネル登録できます。台湾旅行に興味のある方、レイルファン・ご当地キャラファンの方、どうぞ気軽にお立ち寄りください。




スポンサードリンク