つい先日のこと、夏真っ盛りの7月に開花するというトキワススキが、福岡市和白干潟の近辺に自生しているという情報を入手しました。この植物は「季節外れの巨大ススキ」といえる類で、先述のように7月に開花し、その大きさは2メートルをゆうに超えます。

そんなトキワススキを見るためとある日、私はJR九産大前駅で電車を降りました。これから海岸方面に向かい、西鉄の線路に沿って和白駅方向を目指したいと思います。

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九産大駅から歩くこと10分、海が見えてきました。目の前に広がるのは所謂「和白干潟」です。一帯には今も天然の砂浜や干潟が残り、多くの生物がそこを住処にしています。

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和白干潟でまず目にしたイネ科植物はヨシでした。大規模なヨシ原が海岸にそって広がっています。

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海岸から和白方面を眺めると、やはりヨシ原がずっと続いています。セイタカアワダチソウやセイバンモロコシをはじめとする、繁殖力旺盛な外来種が跋扈している宗像の河川敷とは大違いです。

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おっと、海岸に沿って自生しているのはヨシだけではありませんでした。少し遠くに目を凝らすと、ダンチクの姿もありました。さすがは海岸線なだけあって、ダンチクはここでもお馴染みの存在でした。写真上のダンチクは日本在来種ですが、他にもフイリダンチクを近くで確認しています。

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海岸線を離れて西鉄の線路沿いに戻り、再度和白方面を目指します。住宅地の中を5分ほど歩いて、ようやく和白駅前に到着。ここから和白川に沿って海岸線に向かうと、目的地のトキワススキ群生地に行きつきます。

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ついに今回の目的地に到着しました。目の前には2~3メートルになろうかという巨大なトキワススキが群生しています。また、頭上にはRKBの巨大鉄塔もあります。

開花シーズンからすでに半年経過していますが、花軸はある程度残存していました。7月になると、さぞかし賑やかなススキ原になっていることでしょう。今夏はぜひとも和白干潟に行かねば!

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半ば枯れたトキワススキのアーチをくぐると、砂浜に降りる階段があります。トキワススキは冬でも枯れないといいますが、さすがに厳しい寒さにさらされると、ススキほどではありませんが少し枯れてしまうようです。

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▲和白川河口のトキワススキ群落を眺めて

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トキワススキ群落の横をすぎると、整備された堤防の上に出てきます。少し前まで未舗装の悪路だったというのに、突如として整備の行き届いた遊歩道に一変しました。この遊歩道兼堤防は、江戸時代に整備された防波堤の真上に建設されており、「塩浜堤防」と名付けられています。その名の通り、かつては塩田が広がっていたのです。

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塩浜堤防から再度内陸部に戻り、これから和白駅に引き返します。和白駅近辺の小川にも、先ほどの干潟と同じようにヨシ原が広がっていました。

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▲ヨシとセイタカアワダチソウ、あなたはどちらがお好き?

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九産大前駅を出てから1時間半、今回のゴール地点・和白駅に到着しました。和白近辺の海岸線には自然の風景が多く残されており、「人と自然が共存する街・和白」の魅力を知ることができました。トキワススキの開花シーズンに再訪したいと思います。

以上、福岡市東区からお送りしました!

撮影日:2017年2月15日




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