福岡県飯塚市の勝盛公園で保存されている、蒸気機関車D60-46号機が再塗装されました。長期にわたって塗装されず、外板が荒れてボロボロになっていましたが、奇麗な状態になっています。

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さっそく勝盛公園にやってきました。車体が奇麗になっているのは、遠目でもすぐに分かりました。ナンバープレートや前照灯は従来のままですが、車体に新たな塗装が施され、黒光りしています。

なお、同機はD50形の数少ない生き残りでもあります。オリジナルのD50は2両しか保存されておらず、うち1両(140号機)は晩年を筑豊で過ごしました。D50を改造したD60自体も1号機、27号機、46号機、61号機を残すのみで、大量に保存されているD51とは対照的です。

D60-46号機自体はD50-157号機がベースになっており、製造当初は19956号機を名乗っていました。当初は北海道・東北地方を中心に使用され、のちに九州へと転属してきました。製造から90年以上になる老兵です。

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一般的な保存SLと同じように、連結器・手すり・煙室扉・ランボードが白く塗装されています。基本的な塗分けは、従来と変わりないようです。

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近くに寄ってみると、車体外板が滑らかになっているのが分かります。整備前は塗装の劣化が進んでおり、その一部が剥がれ落ちてうろこ状になっていました。塗装が劣化することで、外板自体の腐食が危ぶまれましたが、これで応急処置になったのではないでしょうか。

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テンダー車も再塗装されています。

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窓枠やキャブ内の計器類も従来通りです。

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D60-46には部品の欠損が多く、キャブ内の計器類は写真上のように、大部分が失われています。外観に目をやっても、汽笛・ナンバープレート・前照灯がすでに存在しません。

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内陸部に保存されているため塩害はなく、外板の状態は比較的良いD60-46号機。保存からすでに40年以上がたち、あと数年で保存期間が現役時代を上回ろうとしています。

SLの記憶を後世に残すためにも、コストはかかりますが保存する価値はあります。その姿がいつまでも、勝盛公園で見られるのを願ってやみません。

撮影日:2018年11月




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