京都滞在時間が残り2時間と、鞍馬に行って観光して戻ってくるにはやや厳しいので、今回は叡山電鉄に乗るのではなく、沿線から駅や列車を撮影してみました。出町柳駅から歩き始め、2駅先の茶山駅まで向かいます。

出町柳駅近辺の沿線は、住宅密集地帯です。線路のすぐ横には細い路地がめぐり、常に線路を見ながら移動することができます。線路との境目にはフェンスが敷かれ、しっかりと安全対策が施されています。
犬の小便やフン、さらにはタバコや空き缶のポイ捨てもあるのか、鳥居のマスコットを括りつけてあるフェンスもありましたよ。

▲やめるはひるのつき(山村暮鳥『風景 純銀もざいく』)
天気のいい日は、昼でも頭上に月が見えます。こんなとき、ふと山村暮鳥の詩の一節が頭をよぎるのです。
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元田中駅に到着しました。踏切が鳴り出したので鞍馬方面に目をやると、ちょうど「えいでん」の看板列車こと、900系(901編成)「きらら」が近づいてくるところです。

つづいて、700系(デオ710形712号)が元田中駅に到着です。
出町柳駅の電車2本を見送り、さらに隣の茶山駅を目指して歩を進めていきます。線路横にはなお、路地が沿うように続いています。

元田中駅を出ると、線路がカーブを描いています。ちょうど順光になっているので、ここで出町柳行きを1本収めてみましょう。
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▲茶山~元田中駅間を走行する出町柳行き700系(デオ720形721号)

茶山駅が見えてきたころ、背後から電車が近づいてきました。先ほど元田中駅で撮影した900系「きらら」が、折り返し鞍馬行きとなって筆者に追いついてきたものでした。

▲茶山駅を出発する900系(901編成)「きらら」

出町柳駅を発ってからおよそ30分、茶山駅に到着しました。わが地元福岡の、地下鉄七隈線にも同名の駅が存在するため、ふと親近感がわきました。

出町柳行きの800系のトップナンバー・801編成が、茶山駅に近づいてきました。

800系を見送り、今回の叡山電鉄撮影はおひらきとします。
今回の撮影は出町柳近辺のみでしたが、「えいでん」の魅力にひとつ、迫ることができたと思っています。街には街の良さがありますし、山間部にはきっと、街と一味違った魅力があるのでしょう。貴船口駅で降りて、鞍馬駅まで歩いてみるのもおもしろそうです。
撮影日:2016年2月18日


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