ということで、今回は熊本県小国町にある温泉宿「豊礼の湯」に立ち寄りました。一応温泉宿ですが、日帰り客向けの大浴場・家族風呂も併設されているんです。

豊礼の湯の周辺には温泉施設がいくつもあり、かの有名な煙に覆われた集落「岳の湯」も、ここからすぐ近くの場所です。目の前には涌蓋山がそびえています。

駐車場の背後にある事務棟で入浴料を支払い、浴場へと向かいます。今回は家族風呂を利用したので、支払いの後に部屋の札をもらいました。札に書かれた文字と同じ名前の部屋に向かいましょう。

浴場に向かう前に、少しだけ敷地内の様子についてみていきます。敷地内は大別して、事務棟・宿泊棟、そして家族風呂に分かれています。
宿泊棟の前には蒸し場が置かれており、温泉の蒸気で野菜や肉を蒸すことが可能です。寒い冬場ということもあり、蒸し場の蒸気がもれて、あたり一面が真っ白になっていました。もう少し気温が低いと、さらに迫力ある風景が広がっているんじゃないでしょうかね。

家族風呂に到着しました。こちらも大別して、部屋タイプと露天風呂タイプの二つに分かれています。窓で外界と仕切られているかいないかの違いだけで、展望性は両者ともにほぼ変わらないようです。
今回は窓仕切りのある部屋に入ってみることに。

部屋に入る前に、支払い時に両替してもらった硬貨(今回は800円)を機械に投入して、浴槽にお湯を張っていきます。

▲浴室内の様子
脱衣所はそれほど広くありません。ベンチとかごが用意されている他は、洗面台が1基あるというシンプルな構造です。ドライヤー類は受付時にレンタル可能。

窓の外からは、涌蓋山の雄大な風景が広がっています。かけ流しということで、排水口から白煙が沢山あがっていますね。

「豊礼の湯」のある小国町にはかつて、国鉄宮原線が通っていました。九州屈指の高原鉄道だった同路線は、すばらしい絶景の中を走っていたそうです。
廃止から30年以上となる宮原線も、きっとこのような風景の中を走っていたんでしょうね。
撮影日:2018年1月21日


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