台湾を長距離移動する際、いつも重宝しているのが台鉄の夜行列車です。夜行列車は縦貫線と東部幹線で運転されており、種別はいずれも急行クラスのキョ光号です。
料金は安いし、宿代が浮くし、時間を有効活用できるということで、筆者のような貧乏学生にとって嬉しい列車であります。


台北市中心部のホテルで一泊した筆者は、早朝から基隆・西門町・万華・円山・芝山巌と巡ってきました。訪れる場所を一通り廻ったので、夜をどう過ごそうかと思い、ひとまず芝山巌最寄りの、台北メトロレッドラインの芝山駅にやってきました。

夜行列車のキョ光606次(樹林発台東行き)に台北から乗車し、翌朝関山駅で下車するということは既に決めており、前もって該当列車の切符を購入しています。それ以外は何も決めていません。時計を見ると時刻は十八時過ぎで、既に日没し夜を迎えていました。

芝山駅から北に数駅行けば、北投温泉があります。せっかくここまで来たのだから、温泉に入るのもいいかな・・・と思い、温泉の最寄り・新北投駅を目指すことにしました。


▲台北メトロレッドライン「JR東日本ラッピング」車


芝山駅からレッドライン淡水方面行きに乗り、さらに北投駅で新北投行きのシャトル列車に乗り換え、夜の北投温泉に到着しました。


▲新北投駅ホームから線路終端部を眺めて

新北投駅の改札を出て外に出ると、なんと小雨が降っていました。今回は水着を持参していないので、スッポンポンで入浴するタイプの「龍乃湯」へと向かいます。

暗い中を歩いているので、目的地を見落とさないよう慎重に歩いていると、地元の年配女性(50代あたりに見えました)に中文で、「どこに行くの?」声をかけられました。「龍乃湯に行くんですよ」とやはり中文で返すと、その方は近くにあった地図を交えながら、目的地がどこにあるか丁寧に説明してくださりました。

台湾では、少しでも困っている人がいると、すぐに心配して声をかけてくれる方をよく見かけます。勿論そうでない方もいますが、思いやり・助け合いの精神が根付いているのは事実です。


▲ピンボケ画像で申し訳ございません
北投温泉を代表する共同浴場で、日本統治時代から続いているという「龍乃湯」に到着しました。入湯料は大人90元です。
独立した「脱衣所」はなく、番台の横から浴場に入ると、壁に荷物棚がと長椅子があり、着替えは長椅子の上に乗りながら行うのが現地流のようです。

浴場奥にあるシャワーを浴びて、ゆっくり湯船につかると、体中がピリピリとしてきます。温度が高いので、体がゆでダコになってしまいそうでした。
現地の方は体が温まると湯船を出て、少し冷めるとまた入って・・・を繰り返していました。

ホカホカになった所で外に出ると、なんと雨が先ほどよりも激しくなっていました!偶々見つけたセブンイレブンでドリンクを買い、ぐいと飲んでから、新北投駅に戻りました。まだ夕食をとっていなかったので、雨の日でも気軽に食事できる場所を探そうと列車で移動した結果・・・


う~ん、結局無難な永康街に来てしまいました。

一般的に「永康街エリア」と呼ばれている地域は、永康街だけでなく、周辺の街路をも含んでいると思います。個人的には、永康街を中心に広がる商業地域を「永康街エリア」でなく、日本統治時代の地名からとって「福住町」と呼ばせてもらっています。


以前にも訪れたことのある台湾料理店で、肉燥飯とカジキマグロサバヒーのつみれ入りスープをいただきました。


喉が渇いたので、やはり福住町内のジューススタンドでスイカジュース(中文名《西瓜汁》)を購入しました。スイカを絞っただけのものですが、ほてった体に優しい味です。

腹ごしらえを終え、台北駅に戻ろうと信義線の東門駅ホームで電車を待っていると、すぐ後ろに一組のご夫婦が並ばれていました。どうやら日本人のようなので話しかけてみると、個人旅行で来ているとのことでした。
ご夫婦はいずれも九州のご出身で、「台湾のカラスミは大きい」「台湾の冬は意外にも寒い」など、個人旅行ならでは(?)の話で盛り上がりました。

台北駅でご夫婦に別れを告げ、再度台鉄のホームへと向かいます。時計を見ると、夜行列車の到着まで二時間以上もあったので、台鉄の新型電車EMU800型に試乗してみることにしました。
EMU800型のダイヤを調べてみたところ、一旦七堵駅に行けば、確実に乗車できることが分かったので、区間車で一路、七堵を目指しました・・・

撮影日;2014年1月12日
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  コメント
1. こんばんは♪
木村裕子の「台湾行っちゃいました」を見ました♪

淡水線などを紹介していました♪駅弁が安いのでびっくりしました(^_^;)
rainbird #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年01月29日(水) 19:41
2. 無題
台北にJR東日本ラッピング車があるのですか。面白いですね。
肉燥飯とカジキマグロのつみれ入りスープ 美味しそうです。
カミオムツ #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年01月29日(水) 22:51
3. rainbirdさん
コメントありがとうございます。

台湾といえば、「池上弁当」を筆頭に、「関山弁当」「福隆弁当」など、ご当地駅弁が多数あり、安くてどれもうまいです。個人的には、郷野便當の「福隆弁当」が一番好きです。
TSURAYUKI #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年01月29日(水) 22:51
4. 夜行列車
こんにちは。
台湾にも夜行列車が走っているのですね。しかも急行列車とは!
夜行列車の旅、記事を楽しみにしています。
Masato #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年01月29日(水) 23:16
5. カミオムツさん
今回は、一日に必ず一度は「魯肉飯」or「肉燥飯」(いずれもほぼ同じものです)を食べようという心意気で台湾に行ってきました。
スープは味が薄いので、テーブルに置いてあった「激辛ダレ」をかけるとより美味くなりましたよ!

台湾の鉄道は日本の鉄道と非常に交流が深く、とてもうれしくなります。
TSURAYUKI #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年01月30日(木) 00:13
6. Masatoさん
コメントありがとうございます。
夜行列車は確かに便利ですが、減灯されず、車内放送は休止されず、そして普通車に座っていると腰に相当な負担がかかります。(ウィラーバスよりはマシでしたが、それでもきつかったですよ!)

ワンランク上のビジネスクラスは座席が大きいので、貧乏旅行でない限り、東部幹線夜行を利用する場合はそれを利用した方が良いかもしれませんね。
TSURAYUKI #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年01月30日(木) 00:17
7. 夜行列車だと
眠りたいけど夜景も見たい、って迷うなんて話を聞いた事がありますが、やはり寝ているうちに目的地、と言うのが基本なんですね。


肉燥飯が美味そうです。カジキマグロのつみれは珍しいですね。TSURAYUKIさんのブログの楽しみのひとつに、旅先の料理があります(^^)
焼きそば #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年01月30日(木) 08:45
8. 焼きそばさん
そう言ってくださるとうれしいです。
魯肉飯と薄い味付けのスープはセットで注文していますが、相性抜群で美味しいですよ!

僕の場合、いつも寝付くのに時間がかかるので、夜行列車に乗ると眠れないことが殆どです。すぐに眠れる方が羨ましいなと思います・・・
TSURAYUKI #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年01月31日(金) 00:18
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