台鉄(台湾鉄路管理局)台東線では、冷房のない各駅停車を「普快」もしくは「普通」として(本記事では以降、「普快」に統一します)、冷房のある各駅停車を「区間車」として運転しています。
通常、台東線の普快にはDR2700型が使用されていますが、DR2700型の一部に深刻な故障が発生したことから、一部列車で非冷房客車二両による代走運転が行われています。


これから、関山駅を早朝6時ちょうどに出発して、台東には6時40分に到着する普快4672次に乗車します。改札を通ってホームに出ると、ちょうど第二ホームAにDR2700型普快4673次(台東発玉里行き)が停車していました。
一方、第一ホームには・・・


今回乗車する普快4672次が停車しています。客車は二両編成で、前から順に、TPK32200(32219)、SPK32700(32778)が連結されていました。
車内はまだ真っ暗でしたが、続々と乗客が乗り込んでいるのが見えました。


▲関山駅に停車するDR2700型と非冷房客車


玉里へ向けて出発していった普快4673次を、SPK32700の貫通路から眺めてみました。


車内に入ると真っ暗で良く見えず、ホームからの明かりを頼りにしながら座席につきました。


車内灯が点くと、間もなく出発です。客車独特の衝撃とともに、ゆっくりと動き出しました。
外はまだ真っ暗です。


夜明け前の花東縦谷を南へ南へと進んでいきます。聞こえてくるのはジョイント音とDLの爆音だけです。
高校生もたまに会話をする程度で、概して静かでした。前の方では現地のレイルファンが窓を開け、筆者と同様に、カメラで車窓や車内を撮影していました。


瑞源(大原)駅に到着しましたが、駅周辺は不気味なまでに静まり返っていました。


鹿野駅に到着するあたりで、ようやく明るくなってきました。電化工事が急ピッチで行われています。


先ほどのレイルファンは山里駅で下車し、列車はラストスパートをかけます。山里~台東駅間ではつい最近ルート変更がおこなわれており、従来の卑南渓沿いを通るルートから、トンネルを通る複線の新線へと切り替えられました。
写真上、中央部に見える橋梁は、山里駅周辺の旧線跡です。レールはまだ残されていました。


朝の光が差す中、台東駅に到着しました。ここで改めて、乗車してきた列車を撮影してみます。


向かい側のホームからも撮影しました。スハ32系の流れをくむこのスタイル、非常に好きです。

撮影日:2014年1月13日
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  コメント
1. 無題
最初のステンレス車両は、どこか日本の大手私鉄っぽい感じがしますが、輸入なんでしょうか?


普通快速と普通では、普快のほうが速いのでしょうか?

大原など、日本統治時代の驛は、かなり改称されたようですね?
レラティー #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年02月01日(土) 09:33
2. レラティーさん
冒頭のDR2700型は東急車両製ですよ。座席はロング化されたDR1000型のものを転用しているものと、オリジナルのものがあります。

台鉄は元々種別がかなりあって、簡単に理解しようと思ってもできなかったりします。近年になり、だいぶシンプルになりました。
現存しませんが、非冷房客車の快速タイプは「平快」といい、これは「平等号快車」の略称です。普通と普快は同じ種別で、元々は「平等号」と呼ばれていました。

戦後、日本色の濃い駅名は政治地名や中華風地名に改称されていきましたが、橋名や山名は改称されなかったケース(三笠山、平林陸橋、賀田山など)が見られます。

大原という地名自体は、現在でも地図に残っていますよ。Google mapで「台湾 大原」と検索されてみてください。
TSURAYUKI #79D/WHSg [ 編集 ]    2014年02月01日(土) 18:08
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