今回は台湾南西部、台南市南区にある台南忠烈祠にやってきました。こちらは神社境内を転用したものではありませんが、旧台南神社から持ってこられた狛犬が安置されているとのことなので、足を運んでみました。

台南市忠烈祠は元々、旧台南神社の境内を利用して設置されていました。ところが1969年に現在地に移転され、旧台南神社敷地は体育館になってしまいました。この体育館も1991年に取り壊され、現在では公園兼地下駐車場になっています(『wikipedia』による)。

旧台南神社は神社境内の雰囲気を殆ど留めていませんが、神社外苑にあった社務所は現存しており、台南を代表する史跡として大切にされています。

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▲台南市忠烈祠参道
現在の台南市忠烈祠は神社境内にルーツを持たないとはいえ、敷地の形状はやや神社に近いものとなっています。すぐ近くには運動公園や台南大学があり、比較的賑やかなエリアにあります。

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▲台南市忠烈祠入口

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▲台南市忠烈祠牌坊を裏側から

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忠烈祠入口の牌坊前には、石造の狛犬が一対置かれています。阿形には珠が入っており、実にユニークな表情をしています。台座の刻銘はセメントの類で埋められていますが、一部は修復を経て、再度刻銘を見られるようにされています。

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▲旧台南神社「石の狛犬」
90度反転した状態で置かれています。

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▲旧台南神社「石の狛犬」の台座

台南のコマさん鍋を食う
狛犬の目線の先には・・・鍋専門店があります。

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参道途中に左右、白く塗装された謎の台座があります。これは大きさから推測するに、元々は神馬が置かれていたのでしょう。

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旧台南神社の狛犬は牌坊前だけでなく、忠烈祠の建物手前にも一対置かれています。こちらはなんと銅製で、吽形には角が付いています。櫛田神社の狛犬にどことなく似ていますね。

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▲旧台南神社「銅の狛犬」

撮影日:2015年1月18日
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  コメント
No title
忠烈ホコラ、烈士を祀っているものだと思いますが、ここでは誰を祀っているものでしょうか?
ここでは、やはり鄭成功でしょうか?


鳥居は既に無いのでしょうか?
そうであるとしても、狛犬が残っているのは、神社という日本的なものであっても大切にしようという、現地の方の歴史への心構えを窺い知ることができたように思います。
レラティー #rcEo15nI [ 編集 ]    2015年04月16日(木) 22:35
レラティーさん
忠烈祠は元々、辛亥革命や反共闘争、そして抗日戦争で死亡した人物(≒中国人)を中心に祀っていましたが、のちに殉職した公務員(≒台湾人)も合祀の対象になりました。それでも「抗日戦争」に関わった中国人を崇め祀っていることには変わりないので、ツアーで立ち寄る日本人を見ると「なんだかな・・・」と思うところがあります。

台南神社の鳥居は戦後しばらくの間、牌坊として使用されていました。現在の忠烈祠は神社跡に建っているわけではないので、鳥居を含め、神社に関する遺物はそこまで残っていないんですよ。

ちなみにですが、台南市内に鳥居がないというわけではなく、台南市区(元からの台南市域)だと林百貨店屋上に末広稲荷神社の鳥居が残っていますし、新化区には旧新化神社の神明鳥居が、塩水区の塩水小学校には校内神社の鳥居(再建)が建っています。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2015年04月16日(木) 23:01
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