2015年3月、北陸新幹線延伸のため廃止を間近に控えた189系「妙高」に乗車するため、長野駅へとやってきました。


今回乗車する直江津行き「妙高5号」は夜間帯の列車で、長野から直江津までずっと暗闇の中を走行します。車窓を楽しむことはできませんが、代わりに10年ほど前まで走っていた夜行急行「アルプス」を思い起こさせる(実際に乗車したことはないが)夜汽車旅を堪能することができました。

長野駅


長野駅の改札を抜け、「妙高5号」が待つ7番乗り場へとやってきました。列車は国鉄色のN101編成で、横浜線経由の臨時特急「はまかいじ」運用に充てることができるよう、先頭車両がATC機器装備の183系になっているという珍編成です。

從名古屋383系特急「信濃」到長野站
列車に乗車する前に、向かい側6番乗り場に到着する383系「しなの」到着シーンを収めておきましょう。大阪に行くと、朝の電車によく乗るので「大阪しなの」によく遭遇するものですが、長野で383系を撮る機会はそうないので、しっかりと収めておきました。


さて、189系「妙高5号」の車内に入ってみましょう。普通列車とはいえ、特急型車両を使用しているのでグレードは高いです。国鉄型ということで若干老朽化はしていますが、普通列車でこの水準はぜいたくな部類に入るはずです。


▲モハ188-37
客室は乗降口とデッキで仕切られているので、冬の寒さ残る3月とはいえ暖かいです。それほど乗車率は高くなく、簡単に窓際の席をとることができました。


▲古さを感じさせる床面


▲特急型といえば洗面所?

IMGP5581.jpg
▲デッキのくずもの入れ表示


▲くずもの入れの蓋は重い

撮影をしていると、いつの間にか発車時間になりました。発車メロディー「Twilight」が鳴る中静かに扉が閉まり、列車はゆっくりとした足取りで長野駅を発ちます。

長野~妙高高原

IMGP5576.jpg
▲おやきを友に、夜汽車の旅が始まった
長野駅構内のポイントを抜けると、さっそく車内放送が始まります。なんとも嬉しいことに、『鉄道唱歌』のオルゴールも車内に鳴り響きました。車掌による放送が進むにつれ列車のスピードも少しずつ上がり、旅情を感じます。

三才站到了
▲三才駅に到着

長野~直江津駅間は殆どの区間が単線であり、かつ線形が良くないのでスピードは出ません。たとえ速度は低くても、特急型の気品ある走りを満喫できるのは、「妙高」乗客の特権といえました。座席はリクライニングできるし、デッキがあるから冷風が車内に入ってきづらいし・・・実に乗り得な列車でした。

豊野で飯山線を分け、列車は山間部へと入っていきます。景色はあまり見えませんが、積雪の多さと坂・カーブの多さはちゃんと感じることができます。

在後面有越後tokimeki鐵道吉祥物「小朱鷺鐵」的繪畫
▲妙高高原駅に到着―奥には「トキテツくん」・・・

妙高高原~直江津

在關山站(新潟縣)交會115系普通。這關山站不叫「kanzan」,叫「sekiyama」,台灣台東縣的關山站e日語發音是「kanzan」。
真っ暗闇の中、黒姫、妙高高原・・・と停車していき、関山(せきやま)駅に到着しました。ここで115系の普通長野行きと交換するということで、ホームに降りて交換の様子を収めました。経営分離後は無機質な列車が黙々と行きかうだけなので、このように積極的に記録に収める機会があればちゃんと参加しておきます。

關山站(新潟縣)站名牌,這車站是與台東線關山站同名
▲関山駅駅名標

スイッチバック駅の二本木を過ぎ、新井を過ぎると山間部から平地へと移り変わります。線形が良くなったのか、列車の速度が少しだけ上がり、完全とはいえないにしても、特急型の本領発揮の瞬間を見ることができました。

「妙高5号」の旅は長いようで短く、ついに『鉄道唱歌』のオルゴールに続いて直江津到着の放送が始まりました。ジャンクション駅として栄えてきた直江津駅の栄光を記憶しておくためにも、乗り換え放送の収録をしないわけにはいきませんでした。

直江津駅

189系「妙高5號」到了直江津站,在這月台上有幾人鐵路迷
▲直江津駅に到着した189系「妙高5号」
長野から約2時間、ついに夜の直江津駅に到着しました。廃止が近いこともあり、ホームでは数人のレイルファンが思い思いに撮影をして、夜のひと時を過ごしていました。私も彼らに混ざり、最後の「妙高」の姿を目に焼き付けてから、後ろ髪をひかれながらもホームを後にしました。


▲189系「妙高」愛称幕


▲夜の直江津駅にたたずむ189系「妙高」

撮影日:2015年3月7日
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  コメント
速度が出ないとは言え
妙高、スペシャルな雰囲気ですよね。


俺が子供の頃は、花形車両だったんだろうな、と思うと一抹の寂しさを感じます。


スポーツにしろ乗り物にしろ、ベテラン選手の引退ってのは時代の節目・終焉を感じずにはいられませんね…。
焼きそば #t50BOgd. [ 編集 ]    2015年04月27日(月) 15:29
残念ですよね
妙高やくびき野、かつては18きっぷ旅でよくお世話になってましたから、並行在来線の三セク化で消滅というのは寂しい限りです。

いわゆるブルトレ世代ですので、月光型には妙に興奮するというか…特急型電車車両としては最高のデザインだと思うんです。

夕刻のそれに乗ってると、何だか小学生が多くて…ああそうか、夏休みだから大きな街まで夏期講習に通ってるのか…と。
何せかつての特急型に乗ってるものだから、自分も18きっぷだということを忘れてしまってて(笑)、何で子供たちだけで特急に?とか一瞬思ってしまったんですよね。

そういう苦笑話も含めて懐かしい列車でした。アコモの写真アップ、ありがとうございます。くたびれ具合も含めて、お疲れ様でしたと感謝したいですね。


で、長野でも発車メロディに『Twilight』が使われてるんですね。この曲は何だかかわいくて、それでいてこのサイズにして完璧にまとまってる名曲だと思うので、暇つぶしにPCの打ち込みで着メロを作ってケータイのアラームに使ってます。
ちなみに朝一番にかかるアラームはやはり自己打ち込みで作った『ハイケンスのセレナーデ』です。これで目覚めるというのは…毎朝が寝台特急気分なんですよ(爆)。
中林20系 #- [ 編集 ]    2015年04月27日(月) 19:41
中林20系さん
私が初めてJR東日本ご自慢(?)の「特急型使用の特別料金不要列車」を利用したとき、その快適さに感激したのを覚えています。その列車こそが「くびき野」でした。普通列車だと気の遠くなりそうな時間をかけて走破するであろう幹線を快走し、小さな駅を遠慮なく通過する特急並みの速達性に驚かされました。これはJR九州だったら確実に特急料金を徴収するレベルだなと思いました。

特急「あいづ」の系譜をひく「あいづライナー」もついに終焉を迎えますが、結局郡山駅でスナップに収めたっきりになりました。あの時、わざわざ急いででも「あいづライナー」を見に磐越西線のホームに足を運んでおいてよかったです。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2015年05月01日(金) 23:28
焼きそばさん
あの形の電車はつい10年前まで、当たり前のように見られた存在でしたが、数を減らすとあっという間ですね。気が付いたときにはもう、自分の身の回りからは消え去っていました。

北陸新幹線の金沢延伸は北陸・甲信越の鉄道における大きな節目だったんじゃないでしょうか。我々ディープな旅行者からすれば、だいぶ不便になりましたが・・・
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2015年05月01日(金) 23:38
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