今回は台湾西部、彰化県彰化市にある「彰化扇形庫」の様子をお送りします。写真を中心に掲載いたしますので、現地に足を運んだ気分で楽しみながらご覧ください。

台鐵彰化駅
▲彰化駅
扇形庫がある彰化市は台湾西部に広がる広大な平野の北端に位置しており、かつ一旦竹南で別れた線路が合流して一本の線路に戻る場所でもあります。このような地理的・交通的特性から、彰化は「南台湾の玄関口」であるといえます。

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彰化駅から歩くこと10分、目的地の彰化扇形庫(彰化機務段)に到着しました。ここのすぐ北側には、日本統治時代に建設された鉄道員宿舎群があります。さて、まずは門を潜ってからすぐ左側にある守衛室で記帳しましょう。

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▲彰化扇形庫入口
参観者帳簿を見てみると、結構日本人の名前を目にします。ここはまだまだ日本人観光客にとってマイナーな場所ではありますが、だからといって日本人が全く来ないというわけではないのです。ディープな旅行本や諸々のライターさんが精力的に宣伝されているおかげでしょう。

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▲扇形庫参観時の注意書き


記帳を終え、順路を示す看板にそって狭い通路を歩くと、線路が見えてきました。ちょうど私と同じタイミングで家族連れの方がいらっしゃったので、一緒に進んでいきます。そしてついに、円形で広々とした扇形庫が姿を現しました。

彰化機務段
構内は既に大勢の参観者でにぎわいを見せており、客層は旅行者の他に幼稚園児、カップル等々、実に様々です。入場無料で気軽に訪れやすいためか、地元の方も結構いらっしゃるようです。


▲彰化扇形庫と子供たち

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▲彰化扇形庫を正面から

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▲400号機ことCK101号機
車庫内の車両をチェックしてみましょう。蒸気機関車は400号機ことCK101号機のみで、その他の「カマ」は遠征中のためか不在でした。最近動態復元されたC57-3号機ことCK273号機はどうやら、反対側の花蓮方面にいたようです。C57が端正なSPK2300をけん引する姿はきっと、多くのレイルファンの心をつかんだことでしょう。私もその様子が見られるのを楽しみにしています。

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▲左から、R38号機、R55号機(R20形)

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▲左から、R22号機、R66号機(R20形)

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▲旧客色のR40号機(R20形)

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▲R22号機とR66号機(R20形)を斜め前から

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▲400号機(400形)ことCK101号機(CK100形)

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▲CK101号機とR40号機

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▲放置気味のR46号機(R20形)

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▲放置気味のR45号機(R20形)

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▲左から、S318号機(S300形)、R67号機(R20形)
S318号機はS300形最後の車籍保有車です。S400形が1両のみ保存であるのに比べ、S300形は比較的沢山保存されています。

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▲廃車発生品を使用して組み立てられたロボット型オブジェ
「苗栗鉄道文物展示館」にも同じようなオブジェが展示されています。

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▲左から、DHL108号機(DHL100形)、R42号機(R20形)

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▲R67号機を間近で眺めて・・・アメロコの迫力ある様子がお分かりいただけよう

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扇形庫を散策していると、本線を莒光号が通過していきました。オンボロ手動扉の編成なので、すかさず写真に収めましたよ。

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▲彰化扇形庫のターンテーブル

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▲彰化扇形庫のターンテーブルを正面から眺めて

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彰化機務段の片隅に、日本統治時代に建設された木造詰所が残されていました。

彰化扇形庫展望台
扇形庫の横には上から機関車の屋根やターンテーブルを見られるよう、高めの展望台が設けられています。機関車の様子に大喜びの子供たちを横目に、展望台を上がって見ることにしました。こちらにも大勢の見物者がいらっしゃいます。


展望台に上がると、彰化駅の方から扇形庫へ向かって機関車が近づいてきました。電気機関車(E329)がDLに推される格好で、ゆっくりと我々の方にやってきます。そしてターンテーブルに轟音を立てて「着座」!


続いてE329を車庫に入れるため、ターンテーブルが回転し始めます。私がこの様子を見たのは、8年前に京都の梅小路機関区で見て以来です。なかなか見られないものなので、音を立てて回転するターンテーブルにくぎ付けになってしまいます。

所定の位置でターンテーブルは止まり、DLはE329を機関庫に押し込めてから、再び彰化駅方面へと戻っていきました。

撮影日:2015年1月16日
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  コメント
No title
wraさん、はじめまして。
ちょくちょくご訪問させてもらってます、おさんぽfukuoka書いてますshibashibaです(・∀・)
台湾に縁もなく生きてきましたが、実は祖母が学生時代に台湾は彰化市に住んでいたことを知りました。
鉄道の写真を見て、ホントに鉄道の都市だったのか…と、感動しました。
台湾の記事、これからも楽しみにしてます(*^o^*)
shibashiba #- [ 編集 ]    2015年05月03日(日) 00:13
shibashibaさん
こちらこそはじめまして、この度は拙ブログへのコメントありがとうございます。ちょうど数時間前に呉服町で「祝い唄~博多手一本」の黄金コンボで〆て戻ってまいりました。

もしかすると、御祖母様は公務員か商人の家庭にいらっしゃったのでしょうか。あちらには一度しか足を運んだことがありませんが、市内には神社の祭器庫も残されていると聞いています。

いずれ名物B級グルメの肉円(澱粉生地がプルプルで美味、肉汁溢れてジューシー、しかもお店によってタレの味が違うんです)をいただきに行きたいので、その時に改めて「彰化特集」を組んでみたいと思います!
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2015年05月05日(火) 00:52
こんばんは(*^ω^*)
祝い唄~の、博多手一本♪
黄金の〆ですね~o(^o^)o

私は昼休みに福神様を拝みました♪

祖母の父、私からすれば曽祖父ですが、国の鉄道職員で台湾は彰化に出向していたと聞いています。

彰化特集、楽しみに待ってます☆


shibashiba #- [ 編集 ]    2015年05月05日(火) 01:07
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