台湾西部、雲林県虎尾鎮は日本統治時代より、製糖産業の街として発展してきました。今でも大きな工場が市街地に広がっており、台湾最後の「本来の用途で使用されるシュガートレイン」もサトウキビ収穫の季節になると走っています。

台糖虎尾総合工場の横には、日本統治時代に建設された従業員向けの宿舎が残っているとのことなので、早速足を運んでみましょう。宿舎群は虎尾市街地南東部、虎尾渓の西岸一帯に広がっています。虎尾駅の駅舎を目印にすると良いでしょう。

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▲台糖虎尾工場の旧洗濯場(洗衣部)
これから大規模な修復作業が行われるのでしょう、建物の上には大きな保護屋根がかけられ、内装・扉・一部外板は取り外されています。建物自体の状態は良好で、屋根のゆがみも一見すると少なそうです。

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▲台糖虎尾工場の旧洗濯場(2)

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▲台糖虎尾工場の旧理容室(理髪部)
洗濯場の左側は理容室になっていました。扉にはまだ「理髪部」という表示が残されています。

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▲バイキングレストラン「生機厨房」
こちらの建物は1918(大正7)年に建造されたもので、現在では野菜をふんだんに使った料理をバイキング形式で提供するレストランになっています。レストランのほか、有機農産品の販売コーナーも用意されています。スイーツ類も沢山そろっているようなので、次回虎尾に来た時は必ずここに立ち寄りたいです。

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▲台糖虎尾駅駅舎
現在、駅舎内は売店として活用されており、中に入ると甘いクッキーの香りが漂ってきました。線路側にはデッキがあるので、そこから保存されている蒸気機関車や、時期・タイミングが良ければシュガートレインを見ることができますよ。

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▲台糖332号蒸気機関車

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▲虎尾駅駅舎の裏側に設置されたデッキから、台糖虎尾工場敷地を眺めて

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▲台糖332号蒸気機関車のキャブ周辺

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▲台糖虎尾駅構内
旅客列車が運転されていた頃は、ここから鉄道を利用して斗南・西螺・北港方面に行くことができました。台湾西部には現在、鉄道空白地帯が広大な土地の割に多数存在していますが、数十年前まではサトウキビ輸送目的で軽便鉄道が網のように張り巡らされていたのです。

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▲台糖虎尾駅構内を行くシュガートレイン

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虎尾駅から場所を移し、続いては製糖工場職員のために建設された宿舎群を見ていきましょう。現在でも木造の宿舎が至る所に残されています。一方で、解体された宿舎跡地は緑地になっています。

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▲台糖虎尾工場の木造宿舎(1)
ひさしの一部が崩れ落ちています。

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▲台糖虎尾工場の木造宿舎(2)
こちらは幹部クラスの宿舎でしょうか、非常に立派な造りをしています。状態は非常に良く、現在では人が居住しています。

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▲台糖虎尾工場の木造宿舎(3)
こちらも立派な造りをしており、外板は緑色に塗装されています。

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▲台糖虎尾工場の木造宿舎(4)
こちらは従業員向けの長屋です。状態は非常に悪く、屋根が大きく湾曲して倒壊寸前です。

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▲台糖虎尾工場の木造宿舎(5)
先ほどの長屋に比べると良い状態を保っています。

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▲台糖直営売店(冷飲冰品百貨超市)
暑くなってきたので、虎尾を去る前に台糖直営の売店でアイスクリーム、そして土産用の調味料類を購入しました。雲林名物がそろっているので、凝った土産物を購入したい方はこちらをご利用ください。

撮影日:2015年1月17日
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