今年もついに彦根で、「ひこにゃん主催のイベント」が行われました。毎年10月の第3週末に行われるこのイベントは、2012年まで「ゆるキャラ(R)まつり」という名称で、2013年からは「ご当地キャラ博」に名を変えて開催されています。今回は学会に参加する用があったので、あいにく初日の土曜に顔を出すことはできませんでしたが、若干無理して2日目(日曜)に彦根入りしてきました。



昨年の訪問記事は「特定のマスコットに配慮」して優しく書きすぎました。婉曲な表現を使い過ぎてしまいました。しかし、今回は全く遠慮しません。NGワードもなしということで、かなりフリーダムに綴らせてもらいます。それでは始めさせていただきます。

毒を吐き散らかすので、リンゴよりも梨が好きな方はブラウザの「戻る」をクリックしてお引き取りください。最終警告です、本当に始めますよ?


序章:人混みを避けてみた

彦根駅に到着したのはイベント開幕から1時間半も経った午前11時。阪九フェリー最寄りの住吉駅から快速・新快速を乗り継いで2時間、できる限り急いできたつもりですが、これが精いっぱいです。

新快速車内には「ふなっしー」のコスプレに近い格好をしたメンツやら、「ふなっしー」グッズをジャラジャラ垂れ下げたお姉さま方が沢山乗っておられ、彦根が近づいているのを実感させられます。なんだかなぁ~・・・

彦根到着後、「ふなっしーのお姉さま」や親子連れに混じってホームに降り立ち、SUGOCAの清算を済ませてから改札を抜けたら、早速駅の外に出ましょう。たいていの観覧者は北口に出て、彦根市役所前を通って会場にアプローチするものです。いつもなら北口に出る私も、今回はちょいと趣向を変えて南口を通ってみたいと思います。今年は今までにない会場へのアプローチを試みたかったからです。

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南口に出ると、現役を引退したばかりのつりかけ駆動車220形が出迎えてくれます。毎年彦根に来るとマスコットキャラばかりに目をとられて、つい電車を無視してしまいがちです。これじゃダメだ、せっかく時間と労力をかけて彦根に来たというのに無様すぎる、ということで、近江鉄道の電車にも目を通しておきました。

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220形の隣には親会社の西武から譲渡された、301系が黄色い西武色のまま留置されています。このあたりの風景は昨年とあまり変わりありません。これから改造され、第2の「車生」を送るのでしょう。

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▲彦根で改造を待つもと西武301系

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それにしてもセイタカアワダチソウが多いな彦根!宗像でも結構密集しているのを見かけますが、近畿地方の方が多いかもしれません。新快速の車内から湖南の風景を眺めていると、黄金色のススキよりも真黄色のセイタカアワダチソウがよく目立ちました。彦根駅西側の踏切を越えて駅北側に入り、線路に沿って県道25号(中壕東西通り)へ。

先述のように、多くの来場者が彦根市役所前~立花町堀端のルートを通るので、中壕東西通りは比較的静かです。個人的に昭和の古さと城下町の情緒が入り乱れる、京町付近の風景は好印象です。お堀が見えてくると間もなく、市役所方面からの人の流れと合流して会場に到着。

今年の俺は例年になくひねくれているので、東側から素直に会場入りすることなく、会場からすぐ南側の路地を歩いて屋台が沢山出ている「四番町スクエア」を目指しました。石畳の趣ある路地を歩いていると、ここで第一マスコット発見!
ほら貝の重厚な響きにあわせて近づいてくるのは・・・

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彦根市内のマスコット「ひこどん」(全国古式砲術鉄砲サミットin彦根実行委員会)でした。いやいや、まさかお前さんが第一マスコットになろうとは思ってもなかったよ。ここで改めて、「ゆるキャラ(R)まつり」と「ご当地キャラ博」を取材する中で、「第一マスコット」になった歴代キャラクターをおさらいしてみよう。

(2011) 福ちゃん(長野県木曽町)
(2012) 唐ワンくん(佐賀県唐津市)
(2013) ゴーちゃん(三重県津市)
(2014) 湖楠(2015滋賀 びわこ総文)
(2015) ひこどん

男っ気あふれる「ひこどん」たちに別れを告げ、路地を歩くと・・・といっても特にマスコットキャラとすれ違うことはありませんでした。会場から外れているのでそりゃそうくさ。しかし、賑やかな会場から一歩外れると、静かな城下町の佇まいを満喫できます。初っ端から人混みに揉まれて、ただでさえ既に高めの疲労をいっそう酷くするよりも、こうしてウォーミングアップをするのが今の自分に一番と感じた次第です。

さあ行こう、疲れを忘れるマスコット巡り―激辛注意


四番町スクエア付近に出てきて、ようやくマスコットキャラの姿が見えてきました。得体のしれんオッサンの声がすると思いきや、「イーサキング」(伊佐みりょく研究所)でした。鹿児島の伊佐と言ってもご存知でない方が多いと思うので、伊佐すなわち「薩摩大口」とでも言っておきましょうか。レイルファンだったらわかると思います。


あっ出た、塩崎さんやー!というのは冗談で(半分真実ではある)、「みとちゃん」(茨城県水戸市)でした。塩崎ファミリーデザインのご当地キャラは大概、「その自治体の特産品や名物をゴッチャ詰め」にして、「被り物」をしていることが多く、「みとちゃん」もそんな「塩崎の法則」に則ってデザインされています。しかし、畏れ多くもご隠居と納豆を混ぜるとはとんでもねぇや。

ここからマスコットを散見したものの、いずれも初見ではないのでスルーして、「ひこにゃん」の登場頻度が極めて高い、四番町スクエア駐車場のステージにやってきました。「ひこにゃん」の登場時間ではありませんでしたが、かわりに凄い奴が颯爽と現れました。


「しまねっこ」(島根県)がやって来ました。隣にいるのはたしか、「やっぴー」(島根県浜田市弥栄自治区)でしたね。これから島根キャラ同士、並んでステージショーでもするのでしょうか。


夢京橋キャッスルロードに戻ると、彦根のイベント常連さんが次々にやってきました。まずは北九州市門司から「じーも」。今や福岡キャラ屈指の大御所たる存在じゃないでしょうか。


すぐに踵を返して四番町スクエア駐車場に移ると、ちょうど「ひこにゃん」がやってきました。時期柄、ハロウィングッズを持参してくるのはお約束です。


▲ひこにゃんと「カメラ」


▲左から、「ガタゴロウ」(個人)と「ジンギスカンのジンくん」(工房アルティスタ)


昨年よりは「ふなっしー色」も薄かろうと思っていたのが間違いでした。「ふなっしー」のファン層(ミーハーが多いかも?)は昨年と変わらず凄まじく、過去の「くまモン」や「バリィさん」のファンとは一味もふた味も違います。

以前、熱心な「くまモン」ファンを「親衛隊」と称してみたりしましたが、こちらは「親衛隊」というよりもむしろ、一種の門徒じゃないでしょうか。いまのマスコットシーンは完全に、アレにハイジャックされていると言っても過言ではありません。物事には何でも、限度というものがあります。

「ふなっしー」門徒に混じって、お馴染みの顔もところどころに・・・「いしきりんの偽物」こと、りしきいん氏もいらっしゃいました。まだ話をしたことがありませんので、面識はありません。可児の青段ボールこと、「ハコモ」氏の姿も確認できました。

今回散策している中で、SNS等を通じて知り合いになったと思しきファンが、相互に挨拶して回っているのに目が行きました。実を言うと、私もSNS等で知り合った方を数人存じておりますが、いつの間にか疎遠になってしまいました。私からもできる限りコミュニティーに飛び込んではいますが・・・なんだかなぁ~

「ふなっしー」に反旗を翻したのが良くなかったのか、それとも「中の人」ありきで話を進めるのが良くないのか・・・しかし待てよ、これを外したら「ゴトーチたまて箱」は成り立たなくなるじゃないですか。ということで引き続き、気にせず行きましょう。


お、紫の兜。
こちらも彦根の常連、「唐ワンくん」(佐賀県唐津市)は自分のブースで商品を売りさばいたり、サインを書いたりしていました。


う~ん、顔なじみのマネージャー氏がいらっしゃった頃は気軽に近づけたものですが、今じゃ「唐ワンくん」が以前よりも遠い存在になったような・・・


▲特大ハンバーガーと「コアックマ」


夢京橋キャッスルロードのうち、四番町スクエア寄りの西側には九州キャラ(+しんじょうくん)のブースが置かれています。しばらく「じーも」や「唐ワンくん」等を見物していると、またしてもお馴染みのマスコットがやって来ました。佐賀県小城市の「こい姫」「ようかん右衛門」です。


▲「バリィさん」(愛媛県今治市・上)と「うめっぴ」「みかっぴ」(JA紀南・下)
「バリィさん」がやってくると忽ち人だかりができて、動線に沿って帯状に混雑が発生します。

「さすがは有名キャラだ」といいたいところですが、実際のところ、「そういえばこんな『ゆるキャラ』おったね。懐かしー」と思った方が多いはず。時代の寵児として持て囃されていた「バリィさん」も、梨一辺倒の現状では・・・


▲うめっぴ(JA紀南)


▲みかっぴ(JA紀南)

彦根入りして約30分、ようやく夢京橋キャッスルロードを東から西に歩き終え、京橋口駐車場のステージに到着しました。ここでは主に、上信越・北陸・滋賀県内のマスコットキャラがブースを置いています。順々にブースを覗いていると・・・


昔から愛してやまない「もーりー」(滋賀県守山市)さんを早々と見つけました。やっぱり、滋賀県南部からの来場者が多いのか、家族連れを中心に人気者です。


個人的に「もーりー」といえば、後ろ姿が一番好きです。後姿を写真上のように斜めから撮ると、丸っこい姿と外観上の特徴を一緒に収めることができます。着ぐるみリニューアル前の面影も残っていますし・・・

撮影日:2015年10月18日

(シリーズ一覧)
ご当地キャラ博in彦根2015 (1)
ご当地キャラ博in彦根2015 (2)
ご当地キャラ博in彦根2015 (3)
ご当地キャラ博in彦根2015 (4)
ご当地キャラ博in彦根2015 (5)
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  コメント
こんばんは
今回は当日にフェリーで来られたんですね。

私は今回スマイルくんの参加に合わせて日曜にしましたが、私が好きではない船橋市非公認キャラが、何やら土曜日に登場とかいう情報を得たので、日曜に行って良かったと思っています。

なんだか例年に比べ、参加キャラが少なくなったように思うのは気のせいでしょうか。‎
ブースも通りの片側だけになりましたしね。
KANI-3 #fCWDypFQ [ 編集 ]    2015年10月21日(水) 01:14
KANI-3さん
阪九フェリーに乗って近畿入りしました。神戸から彦根まで2時間、短いようで長いですね。やっぱり近畿は広いです。


あれ、「ふなっしー」は土曜に参加していたんですか。昨年を最後に彦根には来ないという話を聞いていたので、てっきりそれを鵜呑みにしていましたよ。何はともあれ、カルト宗教の集会のような会場を見たくなかったので、2日目に来られてよかったです。

仰る通り、今年の彦根は例年よりも規模が小さくなったような気がします。やはり「ブーム」減退の流れというものでしょうか。これからは遠征をせずに、小規模な活動にとどめるご当地キャラが増えていきそうです。それが生き残るには一番良い方法だと思います。

かたやメディアから過度に神格化され、お笑い芸人のようになっているようでは、その時点でもうご当地キャラではありませんし、それに取り巻いて媚び諂い、同一化を求めようとする側もどうかと思います。町おこしなんてメディアが創るのではなく、地域が創るモノであって、メディアはあくまでも町おこしを伝える媒体でしかありません。メディアの影響力は強いかもしれませんが、結局媒体は媒体です。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2015年10月21日(水) 12:01
 こんにちは

ご当地キャラ博の季節になったんですね。
私的にはもう過去形です。

2011年のゆるキャラまつりが最高潮だった気が致します。

でも ひこにゃんの写真を拝見して
ひこにゃんだけはオーラが違うと感じます。上品で洗練された仕草が素敵です。
ご当地キャラも衰退は否めないですね。日本人は熱しやすく冷めやすい性質なのかな・・・私もだけど・・・

そういえば うちの息子も今週末 学会で阪大に出張?します。
夜行バスではなく新幹線で行くそうです。
オバ鉄 #- [ 編集 ]    2015年10月21日(水) 13:36
オバ鉄さん
2011年ですか~・・・私はあの時が最初の彦根入りでしたが、当時第一線で活躍していたマスコット(おしなりくん、かねたん等)が勢ぞろいして、非常に華やかだったのを覚えています。個人的には2012年が一番で、それから徐々に規模が小さくなったのかなと思います。

あの頃も「くまモン」等の人気キャラに人の流れが偏っていましたが、今は明らかにおかしいです。世間を挙げての「ふなっしー」への盲目的な偏重が始まってから、こういったイベントから足が遠のいていきました。しかし、ガキの時分から好きなもので、マスコット自体は嫌いになれないんですよ。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2015年10月22日(木) 01:15
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