(目次)
名門大洋フェリー「きたきゅうしゅうⅡ」乗船記録 (新門司~大阪南港、1)
名門大洋フェリー「きたきゅうしゅうⅡ」乗船記録 (新門司~大阪南港、2)
名門大洋フェリー「きたきゅうしゅうⅡ」乗船記録 (新門司~大阪南港、3)

名門大洋フェリー「きたきゅうしゅうⅡ」乗船記録 (大阪南港~新門司)


前項では、「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」船内の様子を、写真を交えながら見てきました。続いて、今回は乗船記と楽しい食事の様子をお届けします。

小倉駅~乗船まで

今回のフェリー旅も小倉駅から始まります。今回乗船する「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」は2便ということで、18時40分発の送迎バスを利用して新門司港を目指します。

バスが来る5分前、駅北口に来ると、そこにはアベック1組、男性一人がいるだけでした。今回はさぞかし利用者は少なかろうと思っていたのもつかの間、すぐにゾロゾロと大学生グループが30~40人ほどなだれ込んできました。

送迎バスは計2台やってきました。あまりの学生グループの多さに、バスはあっという間に満員御礼状態になりました。学生の賑やかな話し声が飛び交う中、小倉駅を出発。

バスは30分かけて新門司港に到着しました。2015年末頃から予約システムが変わっており、予約した場合、事前にコンビニで乗船料を支払うようになっていました。ターミナルでの手続き簡略化も理由の一つかもしれませんが、なんといっても空予約を防ぐためでしょう。

今回は事前にプリントしておいた、バーコード入り用紙を持参しているので、ターミナルでの手続きはありません。到着後、2階に上がって係員に用紙を見せ、バーコードを読み取ってもらい、早速乗船です。

ところで、いつの間にかターミナルビルが新しくなっているじゃないですか。なんでも2015年末に、新造船就航開始にともない、ターミナルを改築したそうで、真新しい建物の香りが漂っていました。

乗船~食事まで

これから乗船する「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」も、ターミナルに負けじと新品の香りと雰囲気を漂わせています。

エントランスをくぐると、そこには真っ白で爽やかな世界が広がっています。まるで都会の駅前にある、今ドキのおしゃれなビジネスホテルのようです。鉄骨や配管がむき出しの、一昔前の「無機質な内装」のフェリーとは明らかに異なっています。

今回はカーペット敷きの「エコノミー」よりも一つグレードの高い、「ツーリスト」を予約してあります。「エコノミー」よりも居住性はよく、プライベートスペースもある程度用意されています。余計な荷物を置きに、さっそく指定された寝台に行きましょう。

これまたホテルのような通路を進み、今回の寝床がある個室に入ります。「ツーリスト」には2タイプあり、窓のある部屋と、船内中心部にあって窓のない部屋があります。今回は前者を選びました。

小倉駅出発から40分、ようやく寝床に到着しました。今回は一人客に優しい、向かい側が壁になっている区画を指定しています。このタイプの区画は一部屋につき、4区画しかありません。けっこう人気があるので、当該区画を希望する場合は、早めに予約しておいたほうが良いです。

貴重品を小さなバッグに詰め替え、タオルを持った私は続いて、ひとっ風呂浴びに浴場に向かいます。その前に、もうすぐ出航するとのことなので、甲板に出向いてその瞬間に立ち会います。

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2月の夜はまだ寒く、おまけに海風が吹きつける新門司港は、尋常ではない寒さに包まれています。しかし、見上げてみると空は雲一つなく、月の光が船のファンデリアを照らしています。その様子は、得も言われぬ美しさです。

出航後、冬の海風で冷えた体を温めるため、急ぎ足で浴場に向かいます。さすがは新造船、湯船につかってもエンジンの振動を感じません。

先代の「フェリーきたきゅうしゅう」は、残念ながらエンジンの振動を直接感じ、息苦しくなって長く湯船につかることができませんでした。それだけに、この進歩は風呂好きにとって嬉しいものといえます。

風呂上がり、自分の寝床ですこし休憩した後は、ついにお待ちかね・夕食の時間といきましょう。

フェリーきたきゅうしゅうⅡの夕食(バイキング)


今回、レストランで夕食を愉しむにあたって、一つ楽しみにしていたことがありました。それが、先代「フェリーきたきゅうしゅう」で出されていた冬限定の「白玉ぜんざい」です。

「白玉ぜんざい」は非常に美味で、トロトロに煮込まれた白玉と、甘さ控えめな汁粉の組み合わせが絶妙な一品でした。はたして、この品が「Ⅱ」でも引き継がれているか、待ち遠しく思っていましたが・・・


▲レストラン内部(テーブル席)

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▲レストラン内部(カウンター席)
レストランは「ホテルの屋上レストラン」を想起させる内装で、エントランス・客室と雰囲気を合わせているようです。

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▲カレー・スープ・ベビーカステラ
このベビーカステラ、中にメープルシロップやチョコクリームが入っており美味です。かなり人気のようで、また食べようと思っていたら、いつの間にか無くなっていました。

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▲パンとトースター

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▲サラダバー

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▲惣菜レーン

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▲惣菜類(揚げ物系)

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▲惣菜類(刺身)

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▲惣菜類(ドリア・グラタン・混ぜご飯)

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▲デザート・フルーツ・チョコレートフォンデュ
残念、本船に「白玉ぜんざい」は搭載されていませんでした。もしかして、あれって期間限定だったのかしら?

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▲盛り付け例(1)
カレー・味噌汁・スープ・揚げ物・肉類・シチュー・肉じゃが・中華焼きそば・麻婆豆腐・チップス等です。シチューがクリーミーで美味しく、お勧めです。

レストランに入る際、入口のレジで座席使用札を渡されるのですが、国の名前で座席を識別するようになっています。今回渡された札には、「アラブ首長国連邦」と書かれていました。

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▲盛り付け例(2)
ちらし寿司・水餃子・刺身・お浸し等です。

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▲盛り付け例(3)
混ぜご飯・サラダ各種・冷奴です。

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▲盛り付け例(4)
タコ焼き・パン類です。

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▲盛り付け例(5)
こちらはデザート。チョコレートフォンデュ・ベビーカステラ・黒糖寒天・レイシ・グレープフルーツ・求肥餅です。黒糖寒天は弾力性があって、不思議な食感が楽しい一品です。

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▲盛り付け例(6)
イカそうめん・こんにゃく・大豆の煮ものです。

食事~就寝まで

食事を終えた私は、少しだけ船内を散策したのち、もう何もすることがなくなったので、寝床に戻りました。この時点で時計を見ると、まだ22時。寝るには早い時間かもしれませんが、明日のためにぐっすり眠っておこうと、布団に潜り込みます。

ところが、あまりの暑さと乾燥に眠ってられません。水分補給しながら、寝返りを打ちながら、ずっと布団で横になってもなかなか寝付けません。

結局眠りに付けたのは、寝床入りしてから3時間後の、深夜1時ごろのことでした。

次の「名門大洋フェリー「きたきゅうしゅうⅡ」乗船記録 (新門司~大阪南港、3)」では、明朝~大阪南港入港までの乗船記をお届けします。朝のフェリー旅も中々いいもんですよ。
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  コメント
乗りたいです
こんばんは。いつもお世話になっております。
おおっ。フェリーターミナルも船も驚くほど変わりましたね。
北九州・下関へ行く際は車載して利用していますが、古さが否めず。
ツーリストがやっと階段の部屋になったことは嬉しい限りです。
今年は北九州へ行こうと思います。船旅、いいですものね。ありがとうございました。
つねまる #pjmS0te2 [ 編集 ]    2016年02月26日(金) 18:02
つねまるさん
つねまる様、こんばんは。

以前の2等洋室の二段ベッドにくらべると、やや個室に近いので同室者のことを過剰に考えずに済みます。値段もカーペット式に負けじとお手頃で、これからもぜひ利用したいと思います。
wra #- [ 編集 ]    2016年02月27日(土) 00:05
「アベック」という言葉、久し振りに目にして、笑いを禁じ得ませんw
北海道では、ほぼ死後になっており、九州との言葉の違いを感じております。

寒さ、今年は九州でも氷点下になる所もあり、驚いております。

風呂にエンジンの振動がくるのは、以前新潟から小樽への航路で体験しました。
揺れるたびに浴槽からお湯が出てしまい、落ち着かなかったです。
(苫小牧→大洗では大丈夫でした)

国の名前で座席とは、面白いですね。
客室が、北海道各地になっているフェリーがあったような気がしますし、旅館、ホテルでも見掛けます。

乾燥が酷いとは、海の上を走るのに意外です。
ただでさえ冬は乾燥が酷く、インフルエンザ等に気をつけるべき時期ですが・・・

(「能古島の片想い」という曲、初めて聞いております)
レラティー #rcEo15nI [ 編集 ]    2016年02月27日(土) 02:08
レラティーさん
> 「アベック」という言葉、久し振りに目にして、笑いを禁じ得ませんw

あ、それわざとですよ。


> 寒さ、今年は九州でも氷点下になる所もあり、驚いております。

氷点下の日は地獄のような寒さです。先日の寒波では、暖房を入れても冷蔵庫のような寒さが取れず、食堂のこたつテーブルをリビングに持ってきて使用しました。


> 風呂にエンジンの振動がくるのは、以前新潟から小樽への航路で体験しました。
> 揺れるたびに浴槽からお湯が出てしまい、落ち着かなかったです。

日本海は波が凄いでしょう?
外洋航路は天候が悪いと、お湯が波打ってあふれ出ると聞いています。体験したいようなしたくないような・・・


> 乾燥が酷いとは、海の上を走るのに意外です。
> ただでさえ冬は乾燥が酷く、インフルエンザ等に気をつけるべき時期ですが・・・

除湿器が頑張っているんでしょうね。先代の船よりも除湿効果が凄いようで、お陰でタオルがパリパリになりました。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年02月27日(土) 21:29
残念!
俺も見たかった、白玉ぜんざい。wraさん引っ張るから(笑)。


それにしても、結構食べましたね、バイキング。でも、年齢考えたらあれ位はいけるかな?


船で湯船、一度はやってみたいもんですねえ…。
焼きそば #t50BOgd. [ 編集 ]    2016年03月01日(火) 23:55
焼きそばさん
どうしてもモトを取ろうとするので、必然的に食事量は多くなりますよ。飯は少なめ、おかずは多め、野菜も沢山・・・といった食べ方をしています。

窓が曇って見えづらいですが、海原を眺めながらのひと風呂は最高です。特に朝風呂がおすすめですよ。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年03月02日(水) 16:53
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