むなかた桜だより2016’(1) ―示現神社の桜並木
むなかた桜だより2016’(2) ―東郷エリア編
むなかた桜だより2016’(3) ―赤間エリア編
日本各地には、桜の名所が数えきれないほど存在します。全国的に知名度のある場所から、地域住民の間で知られる隠れ家的スポットまで、実に多種多様です。
もちろん宗像市内にも桜の名所は多数存在します。今回はその中でも、私が個人的に一番おすすめしたい桜の名所として、東郷小学校のちょうど真裏にある「示現神社」(田熊地区)をご紹介します。

はじめて示現神社の桜を見てから、はや4年が経ちました。
満開の様子をご紹介しようと何度も思ってきましたが、取材日に限って雨が降るなど、なかなか好機に恵まれませんでした。昨年(2015年)に訪れたときは、大半の花びらが地面に落ちてしまい、がく桜になっていたのを思い出します(拙ブログ「むなかた桜だより2015'(3)」)。

満開になった途端、花散らしの雨が降り出してしまい、結果として花見できる日が殆どなかった年はこれまでにも結構あります。残念ながら、2016年も花見のチャンスが限られているようです。
今回は数少ない晴れの日に撮影してきましたが、太陽のある場所には分厚い雲が漂い、いつ陽光が当たらなくなっても不思議ではありませんでした。

ここ示現神社は地元の方にのみ知られる、隠れた桜のスポットです。満開の時はいつも、境内でお花見をする方に出会います。今回は一組の家族連れと、花見客が2人、そして神社清掃の方もいらっしゃいました。

まっすぐ伸びた参道に、空を覆う桜の花。これぞまさしく、私がずっと追い求めてきた日本の春景色です。まさか身近な場所に、それがあろうとは思ってもいませんでした。宗像にいる限り、毎年見に行きたくなります。

撮影を進めるにつれ、太陽が雲に隠れていきました。太陽がある西側は曇り空になり、なんだかどんよりとした雰囲気になってきました。ただし気温は高く、暖かい春の陽気に包まれています。

太陽とは逆方向の東側は、依然として青空です。まだ桜の花は散りだしておらず、地面を覆う桜の花びらはまだ多くありません。花のいい香りがします。

あまりの居心地の良さに、参道をゆっくりと何往復もしたくなります。その気になれば、1時間いても良いほどでした。

▲桜の花束

境内には椿も少しだけ植えられています。示現神社には、このように春がギュッと凝縮されています。春の週末はここで気分をリフレッシュしては如何でしょうか。
(注意!)
示現神社には駐車場がありません。東郷駅もしくは田熊バス停から徒歩でのご来訪をお勧めします。
撮影日:2016年4月2日
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