(目次)
国際フェリーに乗りたくて・・・はじめて釜山に行ってみた(前編)
国際フェリーに乗りたくて・・・はじめて釜山に行ってみた(後編)



博多港を発着するフェリーは基本的に、九州地方内部で完結するものばかりです。以前は那覇・直江津(苫小牧)に行く便も存在しましたが、現在では壱岐・対馬・五島方面に向かう便が中心となっています。

そんな博多港に出入りするフェリーのなかに、ひとつ異彩を放っている存在があります。それが「博釜航路」こと、博多と韓国釜山を結ぶフェリー「ニューかめりあ」です。

同フェリーは日韓合弁会社「カメリアライン」による運営のもと、博多発は昼行便、釜山発は夜行便という特殊な運行方法により、日韓両国を結んでいます。フェリーが好きな私は、ぜひこの船に乗ってみたいと思い、乗船方法を調べていました。すると、「Bかめチケット」なる格安乗船券が存在することを知りました。

この「Bかめチケット」はJR九州高速船(ビートル)と、カメリアラインの乗船券がセットになっているものです。往路はビートル、復路はカメリアライン利用、かつ日帰りという制約はありますが、9900円という破格の値段で博多と釜山を船で往復できます。

「船旅がメインで釜山滞在はオマケ」な旅がしたい私は早速、「Bかめチケット」の予約を入れることにしました。同チケットは電話予約のみ受け付けています。

旅は博多港から―高速船ビートルに揺られて

せっかく釜山に行くのだから、自分なりに釜山の雰囲気や風土を調べてみたくなった。未踏の地への旅を決意すると、ついフィールドワーカーの血が騒いでしまう。当初は釜山についてすぐに引き返すことを考えていたものの、ついに「Bかめチケット」利用では最長となる6時間滞在に挑戦することに。

今回は博多港を9時に出発する、始発ビートル(JF105便)の予約を取っている。これに間に合うには、宗像を遅くても6時半に発たねばならない。というのも、乗船手続きを出発45分前に済ませる必要があるからだ。

電車とバスを乗り継いで、博多港国際ターミナルに着いた時にはすでに8時を過ぎていた。どうにか乗船手続きに間に合い、ほっと一息ついて5分もしないうちに、乗船手続きは締め切られた。早く家を出たつもりだが、それでも余裕を持って着くことはできなかった。次にJF105便を利用するときは、6時に家を出た方がよさそうだ。

乗船手続き後、出国審査場・制限区域への入場まで20分ほどある。それまでの間、国際ターミナルの内部を散策したり、記事用に館内を撮影したりして時間を潰す。ターミナルでは日本人だけでなく韓国人も多く目にしたが、一番多いのは日本人だ。帰路の「ニューかめりあ」では韓国人だらけの中、一夜を過ごすことになろうとはこの時、微塵にも思っていなかった。

8時30分頃だったか。ようやく出国審査が始まるというので、券売機で施設利用券を購入して列に並ぶ。背後の穏やかそうな老夫婦は日本語を話すが、パスポートが日本のものではない。釜山に住む親類をたずねて渡る在日韓国人であろう。

出発ゲートを抜け、少し歩くと出国審査場だ。雰囲気は空港のそれと変わらず、通り方も空港と変わらない。出国の はん を押してもらい、小ぶりな免税店ゾーンを経て、階下にある広い待合室に移動。ここで出港時間まで時間を潰す。

乗船を前に、免税店横の自販機でお茶を購入しておく。結局、このお茶は「ニューかめりあ」乗船直前まで空っぽになることなく、現地で飲料を購入することはなかった。

乗船開始の前から、乗船口には既に列が出来上がっている。乗船前から列を作るのは主に韓国人だ。乗船開始を告げる放送が流れると、長蛇の列が桟橋目指し、ぞろぞろと動いていく。私もその中に混ざり、今回乗船する「ビートル2世」を目指した。

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桟橋に入り、外気に触れると「ビートル」の息吹が直に聞こえてくる。その奥には、復路に利用する「ニューかめりあ」も巨体を横たわっている。早く乗船したいけれども、それを阻む長蛇の列がうらめしい。

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ようやく「ビートル2世」の中に入ると、そこはJR九州の世界感あふれる夢の国。窓際の指定された席に腰かけ、隣が空席と分かると、緊張を解いてしばし出港の時を待つ。

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乗船開始から出港までは早い。うたた寝する暇もなく、船は轟音とともに勢いよく動き出した。桟橋ではスタッフが手を振り見送っている。嬉しいおもてなしに快適な船内・・・これからの道中が楽しみだ。

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博多湾だけでも景色に富んでいる。箱崎ふ頭には巨大クルーズ船、志賀島が近づくと市営渡船、RORO船の姿もある。まだ序盤ながら、船好きにはたまらない光景が次々に流れていく。

博多湾を出ると、右手奥に宗像市大島・地島がうっすらと見えてきた。やがて九州本土の姿が見えなくなると、テレビ画面を通じて映画上映が始まった。

しばし映画を見ていると、右手に陸地が見えてきた。見覚えのある光景にふと目を凝らすと、それは宗像市最北の島・沖ノ島だった。これには驚いた。写真でしか見たことのない「宗像で一番有名な島」が今、肉眼ではっきりと見える場所に浮かんでいるではないか。上陸は叶わずとも、これでようやく宗像の果てを見ることが出来た。

沖ノ島に続いて、見える陸地は対馬だ。むこうは車窓左手に見えるから、自分の席から見ることはむつかしいが、陸地からそう遠くない場所を航行している。漁村の小さな屋根まで見えるほどだ。

再び車窓右手に目を移すと、赤飯に撒かれた胡麻のごとく、幾多の漁船が散らばっている。遠く船上からではあるが、このように対馬の日常風景を垣間見ることもできる。

やがて対馬は遠ざかり、再び陸地が見えなくなった。対馬の次に見えるのは朝鮮半島だ。携帯電話の電波はついに圏外表示となり、隣国の領海に入ったことを実感する。韓国の領域に入ると、釜山港到着を告げるアナウンスが始まった。どうやら今回、定刻よりも到着が遅れるようで、同時に滞在時間は短くなりそうだ。到着後は一つ一つ、素早く行動せねばならない。

博多を出て2時間後、ついに朝鮮半島・釜山が見えてきた。風景に不釣り合いなセンタムシティの高層ビル群が見えると、隣国に入ったことを実感させられる。次に見えるのは幾重にも連なる貨物船。台湾から来た長栄海運の船も停泊している。釜山港大橋の下を潜り、右手に日本からの長距離フェリーを眺めながら、釜山港に到着。

大陸の玄関口で迷う

JF105便は釜山港に所定11時55分の到着だが、今回はやや遅れて12時10分ごろの到着となった。これから18時までの約6時間が今回の滞在時間だ。船を降り、「ビートル2世」の外観を収めてから、急ぎ足で入国審査場に移動する。

到着後、早速キムチ臭がするのかと思っていたが、幸いにも杞憂だった。完成したばかりの真新しいターミナルを進むも、雰囲気は博多港と何ら変わりない。入国審査の列に並び、つづいて荷物検査を通過する。日本側では荷物検査が行われなかった分、検査はやや厳しめだ。

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ようやく解放され、外に出たときには既に12時半。急いで両替を済ませ、韓国語ばかり聞こえる待合室を抜けて陽光の下に出た。天気は見事な晴れで、少し暑さを感じる。

釜山は地球最大の大陸・ユーラシアの上にある。ここから陸伝いに進めば、はるかポルトガルのロカ岬に至るのだが、大陸部に来たという実感がまるで湧かない。おそらく北朝鮮という「鉄のカーテン」のせいで、韓国が「陸続きの孤島」と化しているからであろう。「満州への玄関口」として繁栄を極めていた頃の面影は、年々薄れるばかりだ。

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とりあえずターミナルの出口を探すも、歩行者向けの出口がどこかよくわからない。車寄せから外に出てみると、そこには広々とした未開発地が広がっていた。どうやら国際ターミナルの位置が変わったようで、現在地は下調べした場所と全く違う。これには困った。

どうにか釜山駅のビルをたよりに、手探りで進むことになった。国際ターミナル周辺が空地になっているから、釜山駅が間近に見えていい目印になっている。未開発地を抜け、線路沿いの大通りに出ると、すでに大陸味ある店舗が並んでいる。

さて、釜山駅に入るにはこの大通りを抜けねばならない。やや埃っぽい道路を、車が高速で行きかっている。横断歩道を渡る前に、まずは信号の仕組みを理解しておこう。なるほど、日本とあまり変わらないが、渡れる時間がめっぽう短い。韓国人の運転マナーは良くないと聞いているから、細心の注意を払いながら急いで渡る。

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▲道路上に残る踏切の跡―奥は釜山港国際旅客ターミナル
車に轢かれまいか、「ウェノム」と罵られまいか、警戒感を最大値に引き上げたまま、釜山駅目指して歩き続ける。歩道は所々ウッドデッキのようになっており、散歩気分で歩けるではないか。時間が経つにつれ、自分の中で張りつめていた何かが消えていくように感じた。もちろん警戒心自体は消えないが、その中に余裕を持つことが出来たのだ。

陽光が降り注ぐ釜山駅を抜け、駅西口に出てきた。ここから地下鉄を利用して西面地区に移動し、朝鮮料理の昼食といきたい。地下鉄の券売機は日本語対応だから、ハングルに不慣れな私でも安心して切符を購入できる。券売機は高額紙幣に不対応だが、近くに両替機があるから小銭がなくても安心だ。今回は一日乗車券を購入。

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▲釜山交通公社(ヒューメトロ)のマスコットキャラクター「ファミリーヒュー」

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これから乗車する釜山地下鉄1号線は、現地の自動車交通と同じく右側通行。しかも改札口は上下線別に置かれているので、行先に注意して入場する必要がある。地下鉄の乗り方はあっさりと覚えてしまった。車両は開業時から走り続けるチョッパ制御車で、軽快なモーター音が心地いい。列車は5分ほど走り続け、目的地の西面に到着した。

西面は釜山屈指の繁華街だ。そのためか、釜山駅前に比べると高層ビルの数は多い。ここでまたしても困った。なんと方角が全く分からないのだ。とりあえず太陽の向きを見ながら、大通りを地下鉄1号線沿いに進んでみると、徐々に高層ビルが低層ビルに移行し始めてきた。地下鉄沿いに地下街があるようなので降りてみると、ここで自分が釜田駅方面に移動していることが分かった。目的地とはまるで逆方向を進んでいたのだ。

未踏の地を地図なしで進む・・・これは海外旅行でやってはいけないことだ。とくに文字が読めない場合、無茶をしてはいけない。今回は街中の地図に従って動き、下調べした場所以外には、むやみに立ち寄らないことにしよう。

釜山初の食事は「テジクッパ」―ボリュームたっぷりスープ飯

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朝鮮海苔巻き(キンパブ)やキムチが並んだ商店街を進むと、ようやく目的地の通称「西面テジクッパ通り」に到着した。今回の昼食は豚肉入りスープ飯「テジクッパ」だ。この通りにはテジクッパを扱う店が並んでおり、どの店にも活気があって興味深い。どこに入るか迷う前に、下調べしておいた店「松亭3代テジクッパ」に入ってしまおう。

この「松亭3代~」に入店したのは言うまでもなく、日本語が通じるからだ。入店して日本人である旨を伝えると、店員がテジクッパの食べ方を丁寧に教えてくれる。着席して5分もしないうちにテジクッパはやってきた。

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メインとなるテジクッパの他に、小皿に入った具材・付け合わせがたくさん並んでいる。キムチ(卓上にもあって取り放題)はもちろんのこと、ニラの和え物、生ニンニクと玉ねぎ、青唐辛子、さらには素麺も付いている。オキアミの塩辛はテジクッパの塩加減調節用だ。ニンニク・玉ねぎ・青唐辛子は"なめ味噌"に付けていただく。

素のテジクッパには塩味が付いておらず、卓上の塩やオキアミの塩辛を加えて味を調節する。ちょうどいい塩梅になったところで、ニラの和え物を加えていただく。豚から取ったスープはあっさりとして、ぞろぞろと胃袋に入っていく。これは美味しいじゃないか。

付け合わせの青唐辛子と玉ねぎは何の問題もなくいただけたが、問題は生ニンニクだ。一つかみ潰すと、途端にとてつもない辛さが喉を突き抜け、思わず涙が出てきそうになる。どうも生ニンニクだけは、私の胃と舌が受け付けなかった。

テジクッパの量の多さに感激し、朝鮮料理の豊富さを改めて知った。「反日国家」として知られる韓国にそれほど良いイメージはないが、美味いものは美味いのだ。どんな国の料理でも、美味しい料理は素直に「ウマい」といいたい。

腹が膨れたら、次は山登りだ。釜山タワーのある龍頭山公園に登り、日本統治時代にあった龍頭山神社の雰囲気を探ってみたい。次項につづく。
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  コメント
こんにちは
どんな国の料理であれ、美味いものは素直に美味いと言える、俺もそうありたいものです。


それにしても、マスコットキャラってのはどこにでもいるものですね。


余談ですが、高速でビートルと聞くと、科学特捜隊を思い出す俺(笑)。
焼きそば #t50BOgd. [ 編集 ]    2016年04月28日(木) 11:12
福岡から3時間(ビートル、連絡船扱いしなかったのは鉄道ファンとしては残念ですが)で異国ですか;身近ですよね。
そちらだと、韓国や北朝鮮のほうが、北海道より近いこと、改めて感じております。

北海道だと、稚泊航路をハートランドフェリーが復活させましたが昨年限り、今年は実行委員会(?)が運航するそうですが、先細りしているようです・・・
隣国が、韓国とロシアでは、事情が違います。

外国に慣れていらっしゃるwraさんでも不安感があったのですか・・・
私はもっと不安なので、ブログ等でご指導いただきたいものです。


交差点の真ん中を線路が横切るのは、以前、五稜郭駅付近にあった専用線を想起します。


韓国は左側通行と右側通行が混在し、分かりづらいですね・・・
レラティー #rcEo15nI [ 編集 ]    2016年04月28日(木) 12:30
焼きそばさん
朝鮮料理に関しては、嫌韓の流れにあわせて悪いように言われることが多いですが、実際には美味しい料理は沢山ありますし、個人的に好きな朝鮮料理も数多あります。実を言うと韓国人自身、そのことに全く気付いていないのではないかと思います。だから、あんなにキムチばかりに拘るんでしょうね。


韓国のマスコット事情はあまり存じていませんが、ご当地系も少数ながら存在します。ただ、日本のブームに乗って熊系マスコットが氾濫している台湾と違って、マスコットを創ろうという機運が高まっていないのか、日本で有名なマスコットは依然としてごく僅かです。

ちょうど今、韓国観光公社のページで「韓国ご当地キャラクター大図鑑」なる特集を見つけました。どこのマスコットもリアルすぎて微妙ですが・・・(笑)
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TMC/TE_JA_7_5.jsp?cid=1787836


>余談ですが、高速でビートルと聞くと、科学特捜隊を思い出す俺(笑)。

そういえば・・・甲虫類のような形で、船のビートルとどことなく似ていますね。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年04月28日(木) 16:44
レラティーさん
> 福岡から3時間(ビートル、連絡船扱いしなかったのは鉄道ファンとしては残念ですが)で異国ですか;身近ですよね。
> そちらだと、韓国や北朝鮮のほうが、北海道より近いこと、改めて感じております。

まさにその通りで、北海道よりもはるかに近いことを実感しました。これなら頻繁に行ってもよさそうです・・・なんて言ったら、ネット上で叩かれそうですよね。韓国が反日を国是としているのが、なんとも残念です。


> 北海道だと、稚泊航路をハートランドフェリーが復活させましたが昨年限り、今年は実行委員会(?)が運航するそうですが、先細りしているようです・・・
> 隣国が、韓国とロシアでは、事情が違います。

個人的には、むやみに運航する必要はなかろうと思います。かの島に観光して金を落とせば、それこそ露の思うつぼです。

日本人はお人よし過ぎて、歴史に無頓着すぎて、大いに損している所があります。外交に情けはありません。一人一人が危機感を持って、変な情報に流されず行動するのが、今日の日本人に求められている要素ではないでしょうか。


> 外国に慣れていらっしゃるwraさんでも不安感があったのですか・・・
> 私はもっと不安なので、ブログ等でご指導いただきたいものです。

文字が読めないという不安が一番ありました。釜山は観光地なので、まだ日本語を多く目にしましたが、これが地方になれば一層漢字は少なくなるのでしょう。


> 交差点の真ん中を線路が横切るのは、以前、五稜郭駅付近にあった専用線を想起します。

件の路線も引き込み線の類だったんでしょうね。上陸して初めて見た線路だったので、つい驚いて写真に収めました。


> 韓国は左側通行と右側通行が混在し、分かりづらいですね・・・

そうなんです!
地下鉄になると、路線によって右と左が混在していたりするので、注意しないと逆方向に連れていかれる可能性があります。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年04月28日(木) 17:07
>文字が読めないという不安が一番ありました。釜山は観光地なので、まだ日本語を多く目にしましたが、これが地方になれば一層漢字は少なくなるのでしょう。

あの学生の件にもつながりますが、仮名やハングルなど固有の文字も大事ですが、漢字教育を止めた弊害を感じます。


韓国も、現政権などがそうですが、歴史的に保守系政権には嫌日を強く感じますね。


お金を落とすという観光の意図ではなく、祖母や母がいた樺太は訪れて、きちんと生で見ておきたいものです。
レラティー #rcEo15nI [ 編集 ]    2016年04月29日(金) 00:05
レラティーさん
> お金を落とすという観光の意図ではなく、祖母や母がいた樺太は訪れて、きちんと生で見ておきたいものです。

すでにご存知かと思いますが、稚内に樺太関連の資料を集めたところがあるようなので、訪問されては如何でしょうか。サガレンだのゆじの何とかスクだのと、いやらしい地名がてんこ盛りらしいですが、より身近な場所で樺太の歴史に触れられるという点では、有意義だと思います。

樺太住民の集まりがあれば、参加してみるのもよさそうです。場合によっては、出会った方と南樺太訪問の機会が生じるかもしれませんし・・・
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年04月30日(土) 00:44
祖母は樺太在住者の北海道での集まりに参加しておりました。
だんだんと体調不良で参加困難になり
樺太名寄会も解散してしまいました・・・

他にも団体があれば、参加してみたいものです。
レラティー #rcEo15nI [ 編集 ]    2016年05月01日(日) 11:42
レラティーさん
満鉄の家族会も解散したようですし、戦後70年経ち、いよいよ北方領土や旧外地の家族会も縮小傾向にあるのでしょう。それとともに、国民の間で北方領土に対する見方が軽視されていくという流れは嘆かわしいものです。

北緯50度以南を我が国が放棄させられたのは事実ですが、はたして南側・千島をソ連に譲渡したのでしょうか。露が実効支配して、それが国際的に黙認状態にあったとしても、日本は勝手に「南樺太も露領」と独自の解釈をしてはならぬと思っています。

下のリンク記事(李登輝友の会)では、台湾の地位に関する政府見解が紹介されています。南樺太も台湾と同じように放棄させられていますので、かの島に関する政府見解も台湾と同じ「独自の認定を行う立場にない」ものと思われます。よって南樺太・北千島は白地で表示されているのです。
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20150911/

最近のマスコミはサガレンという呼称を専ら用いて、樺太を「旧:樺太」と腫れ物のように扱うその姿勢に疑問を抱いているところです。あれでは、以前、「海外に住む日本人」で樺太が取り扱われていたのを見ましたが、気分を害してすぐにチャンネルを変えましたよ。

終戦直後、南樺太や占守島で何が起きたのか。かの惨状を知っている国民は殆どいないのでしょうね。沖縄戦や原子爆弾がクローズアップされる一方で・・・

私の北方領土に対する見解としては、おおむね政府のそれを支持しますが、樺太島は樺太と、地名は終戦(ソ侵)以前のものを慣用するようにしています(ただし、露人による新設植民集落は「」つきで露語発音の表記とする)。ただし、北樺太については元から露領なので、北緯50度より北の地域に限って「サ●リン地方」と表記することは問題ないと考えています。ただし、できるだけ北樺太と呼ぶようにはします。

にしてもネット上では、多数が何の躊躇いもなく「サハ●ン」と呼んでいるんですね。これも「ロシアに対する配慮」というものでしょうか。正直言って気分が悪いこの頃です。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年05月01日(日) 21:16
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