博多どんたく港まつり2016、1日目はあいにくの雨でパレード中止となりましたが、2日目は予定通りパレードがとり行われました。

前日から一転して、天気は見事な晴天。日差しが非常に強いため、こまめな水分補給が欠かせない一日でした。そのため、会場一帯に設けられた露店では、飲料品を買い求める来場者の姿を数多く目にしました。

近年、どんたくには各地からご当地キャラクター・企業マスコットが多数参加しています。マスコット参加が一番多い初日が中止となり、収穫物皆無という不安な状況の中、どんたくパレード隊の姿を追ってみました。果たして2日目は、何体のマスコットに出会うことができるでしょうか。

初日から一転、暑い博多をゆく

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▲博多駅本舞台
さすがは人の集まる駅、博多駅前の演舞台は多くの来場者で一杯です。日差しが非常に強く、帽子をかぶった来場者が目につきました。

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博多駅周辺は人口密度が高くなっています。交差点には警察官・警備員が多数配置され、不測の事態が起きてもすぐ対処できるようになっています。こうした光景が見られるのも、日本を代表するイベントだからこそです。

今回は博多駅前から大博通りを下り、初日にも訪れた櫛田神社に向かいます。

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▲櫛田神社演舞台周辺
前日の暗雲が信じられないほどに晴れています。神社への参拝者は前日とほぼ変わりありませんでした。

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再び大博通りを抜け、呉服町交差点にやって来ました。どんたくパレードは呉服町交差点が起点になっており(呉服町拠点)、付近にある冷泉公園が「準備基地」としての役割を毎年担っています。

毎年、天神交差点や中洲付近が混雑していますが、呉服町拠点は前者ほど混雑していない傾向にあります。個人的には、こちらでの観覧をおすすめします。もし来年どんたくにお越しの際は、混雑防止のためぜひ呉服町拠点へ!

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続いて上川端商店街に入ります。こちらは「通りもん」スタイルの松囃子が練り歩く、「通りもん広場」になっています。どんたくパレードがないときは、こちらで「通りもん」を披露する団体が催しごとを行っています。

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▲博多川水上本舞台

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博多川水上本舞台は川の上に設置されています。上川端商店街のすぐ横にあって、明治通りからも見えますよ。

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上川端商店ではちょうど、複数の団体が「通りもん」の松囃子を披露しています。

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花屋の前で南京玉すだれを披露するのは、参加ナンバー406番、「南京玉すだれ・腹・ふく・福の会」。どんたくパレードには、本来であれば初日に参加する予定でした。面白いパフォーマンスをありがとうございました。

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先述のように、上川端商店街はどんたく期間中、「通りもん広場」として使用されています。買い物の場だけでなく、松囃子実演・鑑賞の場としても開放されているのです。


再度博多駅に戻り、続いては西鉄が運行する「花自動車」の撮影といきます。博多駅前に出た瞬間、ちょうど花自動車が出発していくところに遭遇しました。急いでその後を追いかけること数分、住吉神社の近くでようやく追いつきました。

人気ゲーム「妖怪ウォッチ」装飾のあるA編隊が通過していきます。


お腹が空いたので、上川端商店街に入ってお店探しといきます。どんたく期間中は何処も混雑しているので、基本的に入店してから食にありつけるまで時間がかかるかもしれません。

おや、韓国食材店「プチ・コリア」前で屋台料理を販売しているではありませんか。冷やかし程度に商品を見ていると、なんと「ホットク」を見つけてしまいました。福岡でこれにありつける機会は多くありません。迷わずホットクを注文することに。

出されたホットクは本場と同じ紙コップに入っています。中にはナッツが入っておらず、おそらくソウル式の類でしょう。中にはシナモンと糖蜜が入っており、ほんのり甘くて美味しいです。外はカリカリ、中はしっとりとした食感は、本場と何ら変わりありません。

どんな国の料理でも、美味いものは素直に「ウマい」と言うのが私のポリシーですのであしからず。

博多松囃子・稚児流が練り歩く


午前中は主に、「稚児流」を追いながら博多を歩き続けていました。2016年の「稚児流」当番は俊足で有名な東流です。「兒」と書かれた黄色い帽子を見ないと、どんたくを見た気になれません。

正午過ぎになって、ようやく福岡市役所前で「稚児流」と合流できました。これから同流は三福神とともに、市役所前のふれあい広場で市関係者への表敬訪問を行います。


▲稚児流の子供たちを載せるためのバス


▲ふれあい広場の「お祭り本舞台」裏手にて、待機する稚児流


三福神が「お祭り本舞台」を後にすると、「稚児流」がステージ上にたち舞踊を披露します。会場は満員です。

どんたくパレード開始―ただしマスコット成分は少な目

そろそろパレードの時間が近づいてきました。

2日目はマーチングバンドが中心で、マスコットの参加は少ないのが毎年の傾向です。一番期待どころの他都市どんたく隊を見てみると、2日目の参加は3団体(タイ王国・名古屋市・大川市)にとどまり、過剰な期待は禁物と断定しました。それはともかく、大川市どんたく隊の「モッカくん」を期待しましょう。

その前に、東京ディズニーシーから「ミッキーマウス」ほか数体が登場します。ディズニーファンの方に交じって、ミッキーたちの動きに着目しましょう。


▲西日本新聞から「おリカ」
なにげなく「おリカ」を撮ったつもりですが、まさかどんたくに参加した数少ないマスコットの1体だったとは・・・


▲どんたくに登場した「ミッキーマウス」と「ミニーマウス」
ディズニーシー開園15周年を記念して、ミッキーたちが福岡にやって来ました。


さすがは大群衆慣れしたミッキーアンドミニー、お色気たっぷりなパフォーマンスを披露してくれます。


コアなファンがいるという「ダッフィー」「シェリーメイ」もちゃんといます。なるほど、ダッフィー人形を持っている方が多いと思っていましたが、ここでその理由が分かりました。


2号車には「ドナルドダック」「デイジーダック」「グーフィー」「プルート」「チップ」「デール」が乗っています。


ディズニー一行のパレードを見送り、「どんたく隊の準備基地」こと冷泉公園にやって来ました。おや、きっと賑やかだろうと思っていましたが、意外にもがらんどうです。


待機中のどんたく隊をなぞりながら路地を行くと、他都市どんたく隊として参加する「名古屋おもてなしどんたく隊」に遭遇。「キラッ都なごやメイツ」の方が手する「はち丸」人形を見て、少し感激しました。


どんたく隊の通り道になっている赤間町通りには、出番を待つブラスバンドが列をなしています。奥の方では自衛隊音楽隊も待機していますが、何かが足りない・・・。

他都市どんたく隊が順調に進んでいく中、いつまでたっても「モッカくん」の姿が見えません。歩き続けていると、いつの間にか天神近くまで来ていました。アクロスが近づいてきたころ、ようやくその姿を見つけました。ところが、反対側の車線にいるので、ひとまず先回りして福岡市役所に移動。


人混みをかき分け、どうにか「モッカくん」よりも先に市役所車寄せに到着しました。待つこと数秒、「日本一の家具・建具のまち おかわどんたく隊」とともに「モッカくん」が近づいてきました。


▲沖縄三線どんたく隊
おや、ミャークズマ名物「宮古まもる君」の格好をした方がいますよ。ズミ!

かわりみ千兵衛さん登場!

さて、ここからが本題。まもなく「ふくやどんたく隊」がやってきます。ふくやといえば同社マスコットの「かわりみ千兵衛」です。果たして、千兵衛さんを間近で収めることができるでしょうか。


千兵衛さんが近づいてきました。しかも、私から見て手前側を歩いているではありませんか。


▲雨に負けず、暑さに負けず。かわりみ千兵衛、どんたく路をゆく


道は2キロ、天神拠点まで頑張ってください。それにしても、今年はマスコット成分の少ないどんたくでした。

どんたくパレード隊のトリといえば・・・粕屋町どんたく隊


そろそろパレードの終盤が見えてきました。冷泉公園に向かうと、毎年トリを飾っている「粕屋町どんたく隊」がスタンバイ中でした。大音量の中、よさこいを踊る粕屋町民を見ると、ふと「もうすぐどんたくが終わるな」という感慨に至るものです。


粕屋町どんたく隊の隣では、その4番前に巡行する「福岡福島県人会どんたく隊」がスタンバイ中です。


再び明治通りに戻って、「幸福の科学」のどんたく隊を見送っていると、後ろにマスコットが付属しているのに目が行きました。その名は「トックマくん」といい、同教団を母体とする某政党の某参院選候補者のマスコットキャラクターです。それ以外に補足することはありません。


ついにどんたく隊のトリを毎年飾っている「粕屋町どんたく隊」が近づいてきました。物凄い轟音とともに、色とりどりの服に身を包んだ参加者が威勢よく踊って回ります。昨年に続いて、粕屋町どんたく隊を天神まで追ってみることに。


▲博多座前を行く「粕屋町どんたく隊」


▲中洲交差点を行く「粕屋町どんたく隊」


▲水上公園前を行く「粕屋町どんたく隊」


▲水鏡神社前を行く「粕屋町どんたく隊」

粕屋町どんたく隊が天神拠点に到着すると、どんたくパレードは終了。続いて、西鉄のオープントップバスと花自動車が列をなしてやって来ます。

オープントップバス・花自動車


▲西鉄オープントップバスが天神拠点に到着


▲花自動車A編隊「妖怪ウォッチ」
どうもわれわれ大人というのは、「ジバニャン」よりも「コマさん」兄弟に目が行くようです。もんげー!


▲花自動車A編隊「うらしまたろう」


▲花自動車A編隊「よかとこ、ふくおか」


▲花自動車B編隊「魔法つかいプリキュア」


▲花自動車B編隊「かしいかえん60周年 動物戦隊ジュウオウジャー」


▲花自動車B編隊「まつりでGo!Go!~がんばれホークス&アビスパ~」

総踊り・祝い唄~手一本


花自動車が到着すると、まもなく総踊りが始まります。私は毎年、呉服町拠点で総踊りに参加しているので、急いで明治通りを移動します。動き始めたところで、ついに「ぼんち可愛いや」が流れだしました。

どうにか総踊り中のうちに呉服町に到着しました。こちらは博多の中心部に近い場所なので、松囃子のベテラン勢と一緒に手一本ができます。

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総踊りが終わると、毎年恒例のホークス・アビスパ試合結果の報告があり、祝い唄と手一本でどんたくは幕を閉じます。

今回は2回に分けて、2016年のどんたくについて速足で見てきました。初日はあいにくの雨・強風のため、パレード中止となりましたが、2日目はどうにか無事に日程通りとなりました。

どんたくが終われば、博多の街は徐々に夏景色へと移っていきます。博多の街が次に賑わうのは、7月の博多祇園山笠です。

撮影日:2016年5月5日
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  コメント
今年こそ行くつもりでしたが、体調不良で断念しました。

「ホットク」とは、あちらの国の郷土料理でしょうか?

ゴトーチキャラクター、大きなお祭りでは、あまり見なくなりましたね。
逆に、小さなイベントでも少しずつ見掛けるようになったように感じます。
五稜郭公園の「五っしー」も、恐らく中の人の都合上出没日が減り、連休には会えませんでした。
https://m.facebook.com/hakodategosshi



函館にいたことがあるので、花自動車より花電車のほうが馴染みあります。
福岡も嘗ては花電車だったようですが。


(樺太の慰霊祭、関心あります。)

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0266531.html
レラティー #rcEo15nI [ 編集 ]    2016年05月06日(金) 07:51
ホットクを
放っとく手は無い訳ですね。と、臆面も無く言えるようになれば、オッサンです(笑)。


どんたくと聞くと、豪快さを連想してしまうので、ディズニーの面々が参加すると驚きますね…


祭りの混雑緩和の為の喚起までされる、これこそが地元でのありかたなのかな…見習わなきゃ…。
焼きそば #t50BOgd. [ 編集 ]    2016年05月06日(金) 13:21
博多どんたく、スポーツ選手も参加するとは!驚きました。
祭りの服装じゃなくてもいいんですね。

https://www.instagram.com/keishiro10/
レラティー #rcEo15nI [ 編集 ]    2016年05月06日(金) 19:12
レラティーさん
どんたくには雨が付き物ですが、晴れの年にぜひお越しください!
雨の日はジトジトして、人によっては少し見てまわるだけで疲れるかもしれません。


> 「ホットク」とは、あちらの国の郷土料理でしょうか?

朝鮮式の甘い「おやき」です。「ホッ」は漢語で胡、「トク」は朝鮮固有語で餅を意味します。唐辛子やら変な物は入っていないので、キムチ臭いのが苦手な方でも美味しくいただけると思います。


> ゴトーチキャラクター、大きなお祭りでは、あまり見なくなりましたね。
> 逆に、小さなイベントでも少しずつ見掛けるようになったように感じます。
> 五稜郭公園の「五っしー」も、恐らく中の人の都合上出没日が減り、連休には会えませんでした。
> https://m.facebook.com/hakodategosshi

ブームが過ぎつつあるので、マスコット間の過剰な競争は以前よりも少なくなったと思います。それに合わせて、マスコットメインの大きなイベントは縮小・統合という流れになっていくはずです。事実、マスコット系イベントでは古参級だった、鳥取のイベントが打ち切りになっています。

これからは2000年代初頭までのように、町の小さなイベントで細々と参加するのが一般的になるのかもしれません。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年05月06日(金) 23:22
焼きそばさん
洒落一つ言えない私なんて、まだまだお子様ですよね~・・・
15年後、自分自身がどう変貌しているか我事ながら楽しみです(笑)

どんたくは山笠のような豪快さよりも、愉快で賑やかなお祭りとしての色合いが強く、かつどこか神々しい神事としての性格も有しています。神事は三福神や稚児流にまかせて、その他は賑やかで愉快なお祭りといったところです。

賑やかさに花を添えるのであれば、ディズニーでも大歓迎なんです。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年05月07日(土) 00:03
旅先で
しかも海外で楽しんだそれが、まさか地元で味わえるとは!これは感動ですねぇ!
それがレストラン料理とかではなく、同じ屋台料理となれば感動も一入だったのでは、と。

おリカちゃん、懐かしさを感じるルックスですが、検索しても似た単語のものばかりで今ひとつ要領を得ません。
かわいいので、もっと頑張って有名になって!と思いました(笑)。

中林20系 #- [ 編集 ]    2016年05月07日(土) 19:06
中林20系さん
> しかも海外で楽しんだそれが、まさか地元で味わえるとは!これは感動ですねぇ!
> それがレストラン料理とかではなく、同じ屋台料理となれば感動も一入だったのでは、と。

最近では、韓国政府が馬鹿なことを散々やらかしているせいか、朝鮮系の食品を扱う店が日本では少なくなり、以前よりも福岡で屋台料理を食べられる場所は少なくなったような気がします。大阪の生野に行けば普通に売っているんでしょうけど。


> おリカちゃん、懐かしさを感じるルックスですが、検索しても似た単語のものばかりで今ひとつ要領を得ません。
> かわいいので、もっと頑張って有名になって!と思いました(笑)。

おや、「おリカ」に着目される方が出るとは思っていませんでした。かなりシンプルなデザインですが、シンプルだからこそ漂う魅力もあるのでしょうね。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年05月09日(月) 22:06
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