宗像市沖に浮かぶ大島は、北海岸と南海岸でそれぞれ異なる顔を持っています。

港のある南海岸はかつての大島村中心部で、九州本土と向かい合っており、穏やかな海岸線が続いています。一方、北海岸は荒涼とした断崖絶壁で、サスペンスドラマの終盤を連想させる場所だってあるんです。

荒涼とした灯台を目指す

今回お届けする大島灯台は、そんな荒涼とした北海岸の断崖上にあります。灯台があるのはちょうど、大島砲台跡と津和瀬集落の中間地点にあたり、大島港から最も遠く離れている場所の一つです。

島を一周する県道から外れて荒れ気味の小道を進むと、峠道から海沿いの断崖路に景色が一変します。周囲に人家は見当たらず、あまりに荒涼とした風景に、思わず不安を感じてきました。気の弱い人は行かない方が良いかも・・・

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やがて断崖絶壁の上に立つ灯台が見えてきました。

灯台の前で道は途切れます。「道の果て」から周囲を見渡してみると、灯台のほかにも、低木が生い茂る岬、海岸に降る踏み分け道、そして無人の別荘地があります。

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建物があるというのに、灯台周辺は相変わらず荒涼としています。吹き付ける潮風、荒れ気味の別荘地、枝だけの樹木が寂しさを醸し出しているようです。これは・・・長居しちゃいけない処じゃないですか。

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大島灯台周辺から断崖絶壁を眺めて―遠くの見えるのは風車
とは云うものの、灯台脇に自転車(当時、レンタサイクルで調査中のため)を置いて周囲を散策してみます。崖の上から海岸に降りる踏み分け道に入り、標識が示す方を進んでみると、徐々に道は狭くなり、本当に道を進んでいるのか怪しくなってきました。

踏み分け道を進んだ先には、「馬蹄岩」なる奇岩があるのですが、長身の私ではこれ以上進もうにも無理です。奇岩拝見はあきらめ、途中で引き返して断崖絶壁を一望できる場所に向かいます。

切り立った断崖の上に立つと、気分は刑事ドラマの主役級。ただし調子に乗って一人芝居に興じていると、たちまち海の藻屑となりますので気を付けてください。

まとめにかえて

ここ大島灯台は、大島の中で最も「最果て」を実感できる場所です。陸の最果てだからこそ、海ゆく船に光を届ける灯台が置かれたのでしょう。

たとえ荒涼とした場所であっても、そこには人の営みが確実に存在することが、大島灯台の例を通して実感できます。体力に自信のある方はどうぞ、アップダウンを越えて大島灯台にお立ち寄りください。

撮影日:2016年3月23日
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