クライマックス「追い山」前々日の7月13日、博多の町では博多祇園山笠「集団山見せ」が行われます。これは福岡市の要請によって始められたもので、舁き山が呉服町を起点として、明治通りを福岡市役所まで巡行します。

福岡市役所のある天神地区は「博多」ではなく、いわゆる城下町の「福岡」にあたる地区にあたります。舁き山が那珂川を越え、「福岡」に入ってくるのはこの時だけで、平日開催の年が多いにもかかわらず、毎年多くの見物者が沿道で巡行を見届けています。

今回は「集団山見せ」と銘打っていますが、私も決して暇を持て余しているわけではありませんから、明治通りでの巡行取材は断念しました。しかし、13日の見どころは他にもあります。「集団山見せ」の後、一部の流が櫛田神社に立ち寄り、「櫛田入り」の練習を行うのです。

「櫛田入り」練習のときに限って、通常指定制で立ち入りが制限されている「桟敷席」が無料かつ自由席でとして開放されます。なかなかお目にかかれない「櫛田入り」を収めるため、「集団山見せ」終了直後の博多に出向いてみましょう。

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飾り山がそびえる博多駅前、飲食店が軒を連ねる博多区役所周辺を経て、15分で櫛田神社に到着。天気は今にも雨が降りそうなので、傘を持参しておきましょう。そうでないと、屋外の桟敷席で見ようにもずぶ濡れになりかねません。

眺めよし、桟敷席から見下ろす櫛田神社

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櫛田神社に入り、桟敷席の一番高い場所で席を確保。見物人自体多くなく、結構あっさりと最前列につくことができます。見晴らしを考えると、ここよりも左右の区画の方が観覧に適していると思います。

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桟敷席の良い点、それは櫛田入りを真正面から見られるだけではありません。櫛田神社を直上から見下ろせるのも、桟敷席利用者の特権といえるでしょう。

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▲櫛田神社を桟敷席から見下ろして

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桟敷席で待機していると、徐々に水法被姿の男衆が集まってきました。水法被の背には「奈」「冷泉」とありますから、まずは西流がやってくるのでしょう。

隣に座っている方曰く、今回は西流・恵比寿流・土居流・大黒流の4流が練習するとのこと。

ぜひ見ておきたい、「櫛田入り」練習

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▲櫛田神社に集まってきた西流男衆

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男衆は清道に整然と並び、これから入ってくる舁き山を待ちます。

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▲櫛田入り練習に備え、清道に並ぶ西流男衆

山笠櫛田入り練習2016
練習とはいえ、どの流も本番さながらの勢いで清道に入っていきます。

土居流はその多くが久留米絣を水法被としているため、やはり、どの流よりも全体的に黒っぽく見えます。写真上だと、右上が土居流にあたります。

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「櫛田入り」練習が終わり、桟敷席から清道に降りると、舁き山が残した「足跡」が一面に残っています。土の地面は大きく削れ、舁き山の大きさがひしひしと伝わってきます。



「追い山」桟敷席がプラチナチケットといわれる一方で、「集団山見せ」後の「櫛田入り」練習は非常に見やすいといえます。桟敷席の券を取れなかった方や、時間に余裕のある方はぜひ、桟敷席が無料開放される日を狙って「櫛田入り」練習をご覧になってはいかがでしょうか。

撮影日:2016年7月13日
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