今回お届けする御幸森天満宮は大阪市生野区内にある神社です。

この神社の特徴は何といっても、「コリアンタウン」こと御幸通商店街の横にあるということでしょう。鬱蒼とした森に覆われた神苑の横には、まるで釜山かと思うほどの朝鮮色濃い町並みが広がっています。何とも奇妙です。

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▲御幸森天満宮入口

そんな御幸森天満宮の芳名碑文には、「猪飼野」なる三文字が度々登場します。

この「猪飼野」は神社周辺の本来の地名ですが、住居表示の施行により、行政地名としては現存していません。この地名は古代から存在する、由緒ある地名だったと伝えられています。江戸時代には猪飼野村が置かれていました。しかし今や、近鉄ガード下にある交差点名に、「猪飼野橋」として名をとどめているぐらいです。

つまり同神社は「猪飼野」という地名が存在することを、今に伝える貴重な存在といえます。

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▲御幸森天満宮の狛犬

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▲御幸森天満宮の手水舎

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▲御幸森天満宮の神馬

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▲御幸森天満宮社務所

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▲御幸森天満宮社殿

社殿横では取材当時、神輿の掃除が行われていました。これから神輿を用いた神事を行っていくのでしょう。一帯は半ば朝鮮部落と化していますが、そのような中でも、地元有志によって古き「猪飼野」の伝統が引き継がれていくのは喜ばしいことです。

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▲御幸森天満宮 御幸通商店街側の入口


▲御幸通商店街側入口に立つ狛犬
商店街側の入口は非常に目立つ場所にあります。商店街を散策するついでに、ぜひ神社に立ち寄って「猪飼野」の歴史に触れてみませんか。

撮影日:2016年7月3日



(参考資料)
『猪甘津の橋と猪飼野今昔(The oldest bridge and Ikaino, Osaka)』
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  コメント
今日は大阪ですか。お忙しいですね。山陽小野田市には「ふるさと散策ー小野田編」を書かれた歴史や神社仏閣に・遺跡にくわしい河本寅雄さんという方がおられます、私の水墨画の先生です。私は河本先生が説明された場所を健康のために時折歩いてブログに上げています、今はちょっと暑いので・・・。日本中歩かれているWARAさんの書斎が拝見したいほど不思議に思いっています。
くんざん #- [ 編集 ]    2016年09月06日(火) 15:07
くんざんさん
>今日は大阪ですか。

いえいえ、そういうわけじゃあないんですよ。このブログはリアルタイムで起きた出来事を綴る「日記」というよりもむしろ、撮りためた写真やストックしている記録を、旅行記・解説文形式で掲載するという体裁をとっています。

今回の阪堺乗車記は7月の渡阪時に貯めておいた、「旅行記のストック」から一部切り取ったものなんですよ。文末に写真の撮影日時を掲載していますので、ぜひ参考にご確認ください。


ここからは少し私事です。ブロガーとして情報発信を始めてから7年になりますが・・・無名ブロガーゆえに苦心することって結構あります。wraと書いて「うら」と読みます、この機会にぜひお見知りおきください。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年09月06日(火) 21:47
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