津屋崎市街地から海沿いに、国道495号線上を北上していた時のこと。ふと須多田ミソ塚古墳という前方後円墳が見たくなり、国道からそれて須多田・大石・生家・奴山地区を通るアップダウン路に入ってきました。

件の古墳を見終え、495号線に復帰して宗像に戻ろうと車を走らせていると、ふと広い駐車場が見えてきました。駐車場の真下には、宗像地方最大の古墳群「新原・奴山古墳群」があります。敷地内に見える公衆便所・説明坂の類から、「あれは古墳群の展望台じゃないかな」と察するまで1秒もかかりませんでした。

天気もいいことだし、駐車場に車を止めて古墳群を眺めることにしました。展望所からはどんな景色が飛び込んでくるのでしょうか。

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▲展望所から新原・奴山古墳群を眺めて
展望所と先端にやってくると、おお飛びこんで来るわ来るわ。主役格の古墳群に海岸沿いの平地、さらには遠く玄界灘まで見渡せるじゃないですか。古墳群を一番美しい角度から見られる場所に、展望所が置かれているのです。

おまけに内容に富んだ説明板もあるので、古墳について全く知らなくても心配無用です。説明板には古墳に割り振られた番号や、主な古墳に関する解説も書かれていますよ。ぜひご覧ください。

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足元にはおびただしい量のセイタカアワダチソウが小群落をなしています。外来種ゆえにセイタカ群落には、ススキやヨシには無い「気味の悪さ」を抱きがちです。

セイタカが小群落をなす一方、すぐ隣ではチガヤが密生しています。「外来種」にアレロパシーを撒かれながらも、チガヤは負けじと根を張り続けます。がんばれチガヤ!

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▲戦没者慰霊碑
展望所横には奴山地区出身の戦没者を慰霊する石碑もあります。

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場所は少し変わって、駐車場横にある公衆便所にやって来ました。構造は簡易なもので、男女共用になっています。周囲を覆う木造の柵が、便所の無機質さを打ち消してくれています。

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しかも車椅子にも対応しており、便所入口にはスロープが敷かれています。車椅子ユーザーでも安心して展望所に立ち寄れるというわけです。



近年、いわゆる「沖ノ島関連の遺産群」が世界遺産候補に推薦されたことにより、宗像・福津両市では歴史観光に対する取り組みが強化されつつあります。今回の展望所設置もその一環で行われたものでしょう。

これからの時代、宗像地方の歴史遺産を語り継いでいくには、官民双方が精力的に活動する必要があります。つまり役所だけでなく、我々一般市民も宗像の歴史について前向きに発信活動すべきということです。

現時点で私ができるのはブログを通じた発信だけですが、まだやれることはあると思います。歴史学で得た経験を踏まえながら、前向きに「宗像史」を伝えていきたいと思います。

撮影日:2016年8月10日
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  コメント
気付かなんだぁ
こんにちは

先日495号を通った時は気づきませんでしたが、展望所が出来ているんですね。今度通る時には立ち寄ってみようと思います。
あとは資料館みたいなのが欲しいかな。
オトーサン #- [ 編集 ]    2016年09月22日(木) 15:58
オトーサンさん
オトーサン様、こんにちは。

> 先日495号を通った時は気づきませんでしたが、展望所が出来ているんですね。今度通る時には立ち寄ってみようと思います。
> あとは資料館みたいなのが欲しいかな。

この展望台は495号からだいぶ離れた場所にあるので、国道を走っていても気づきにくいかもしれませんね。私も国道を走り続けていたら、きっと気が付かなかったかもしれません!

現在、宗像・福津両市は「沖ノ島~」の世界遺産登録目指して躍起になっているので、古墳近辺に資料館建設の動きが出る可能性はありそうですね。古墳めぐりツアー等を企画できるようになれば、宗像地方も一皮むけるってもんです。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年09月23日(金) 22:10
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