10月9日、福岡県南部の久留米市北野町で催された「第31回コスモスフェスティバル」に立ち寄りました。北野駅で西鉄電車を降りると、そこから会場のコスモスパーク北野までは徒歩での移動です。

このイベントは2日間行われ、初日はあいにくの雨でした。ところが2日目は天気に恵まれ、歩いていて心地の良い気候でした。

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西鉄北野駅は甘木線で一番大きな中間駅ですが、それでも福岡駅や久留米駅に比べると、ずいぶん小ぢんまりとした佇まいです。ホームは行き違い可能な相対式、構内踏切はあるし、駅舎はくたびれた木造づくり、おまけに駅前ロータリーはなし。非常にローカル色強い駅なのです。

そんな北野駅を出ると、周囲には旧北野町の中心市街地が広がっています。狭い道と密集した商店家屋が、古き良き町並みを形成しています。

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駅前から道なりに南へ進むと、川の堤防に突き当たります。ここから西に進路を変え、堤防の上を進めば会場に至ります。交差点ごとに警備員が配置されているおかげで、道を知らなくても安心して会場に行くことができます。

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堤防上にはコスモスがたくさん咲き乱れています。これが北野を「コスモスの町」たらしめる一番の理由です。何十年という時間をかけて、少しずつコスモスが植えられていきました。

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来場者の多くはコスモスに目が行っているようですが、私はふと河川敷に目が行きました。こちらにはヨシやオギといった、「カヤ」と総称される河川植物も沢山見られます。

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▲コスモスパーク北野にあるオギ群落
北野駅から10分、会場のコスモスパーク北野に到着しました。公園内のビオトープにはオギの群落が形成されています。

宗像ではなかなか見られないオギの大群落に見入っているのもつかの間、ここにもやっぱりセイタカの黄色い花が入り込んでいました。あの雑草は隙さえあらば、容赦なく入り込んでくる程の生命力を持っているのですから。

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▲コスモスパーク北野にあるヨシ群落
優美なススキやオギの花穂も良いですが、ザンバラ頭のようなヨシの花穂も迫力があって良いと思います。

ヨシの群落もやはり宗像には少なく、しいて挙げれば朝町川上流域にあるぐらいです。おとなり宮若市の山口川上流域には、ダンチクとヨシの大群落が広がっているんですけれどね。

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動き回っていると腹が減ってきました。会場に出向いて何か腹に入れておきましょう。ぜんざいが200円で販売されているので、早速いただいてみました。これがなんと、全く甘くないんです。塩味の強いぜんざいでした。

簡単な腹ごしらえを済ませ、続いてはコスモスパーク北野よりも少し南に移動してみます。公園外の陣屋川流域にはどのような植生が分布しているのでしょうか。

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▲コスモスパーク北野以南の陣屋川にて、オギ群落

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まだ10月初頭ということで、オギの花穂はまだ光沢を帯びています。これから綿毛が大きくなっていくのでしょう。ススキよりも白みを帯びた花穂が美しいです。

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▲コスモスパーク北野以南の陣屋川にて、ヨシ群落

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陣屋川にはオギとヨシが仲良く共存しています。古き良き「かやば」の姿が、昔ほどの大きさでなくても残されているというのは、非常に喜ばしいことです。しかしながら、一方ではセイタカアワダチソウやセイバンモロコシのような外来種も広がりつつあります。ここからが「カヤ」植物の踏ん張りどころなのです。

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▲地味に「カヤ」の群落を侵すセイバンモロコシ

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▲ヨシの花穂を手に取って
ヨシは遠くから見ると、ススキのように見えることもありますが、近くで見ると全くの別物ということが分かります。葉の付き方もススキ、オギ、ヨシでそれぞれ全く異なります。これだから、河川植物は観察していて面白いのです。

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コスモスフェスティバルを見終え、またもと来た道を戻っていきます。その途中、往路とは違った道を行こうと思い、進路変更して北野町の古い街並みを観察しながら進みました。古い商店建築と北野天満宮の組み合わせが素敵です。

撮影日:2016年10月9日
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