旅先で自由な時間ができたとき、皆さんはどう過ごしますか?

体力に自信があれば観光地巡りをするでしょうし、あまり動きたくない場合は、カフェでコーヒーを伴に時間を潰すのもアリでしょう。今回は愛媛県松山市で8時間、私がどう過ごしたかについてお送りします。こんな例もあるんだなと、軽く聞き流す程度でご覧ください。

昼飯を求めて歩きすぎる

今回はとある用で松山を訪れました。船で松山入りして、やはり同じ船で福岡に戻るという行程を組んでいます。用を済ませ時計を見ると、ちょうど午後2時を回ったところでした。船が松山観光港を出るのは夜の10時。なんと8時間も自由に過ごせる時間があります。

20161105140429(1).jpg
▲清水町電停に到着する電車
まだ昼食にありついていなかったので、少し歩きながら食堂なりレストランなり探してみたいと思います。伊予鉄松山市駅から松山城に沿って北に歩き続け、ついには松山大学の近くにまでやって来ました。ここまで約2キロ。

大学近くで遅い昼食にありつき、本町6丁目電停から市内電車で次の目的地に移動します。結局、市内電車に乗るまでに3キロも歩いてしまいました。どうも毎度、旅先で歩きすぎる癖がついてしまうと、なかなか抜けないものです。歩きすぎると疲れがたまりますし、これからは歩きすぎないよう気を付けたいものですが。

街歩きをするにしても、よほどタフでなければ総距離2キロ以内におさめた方が良いです。

道後温泉本館で「少し贅沢」、疲れを思いきりふっ飛ばす

DSCN2214.jpg
続いての目的地は松山屈指の観光地・道後温泉。ランドマークの道後温泉本館で汗を流して夜を迎えたいと思います。市内電車で数駅移動して、途中の上一万電停で乗り換えます。電車を降りる際、運賃と引き換えに乗換券を受け取りましょう。

上一万で道後温泉行の電車に乗り換えると、車内はすでに凄まじい数の乗客でごった返していました。どうにか車内に入ると、もはや動くことのできるスペースはありません。次の南町電停でようやく混雑から解放され、ようやく落ち着いたかと思いきやすぐに道後温泉に到着です。

多くの観光客でにぎわう温泉街を少し進むと、見えてきました。道後温泉本館です(写真上)。今回は最安値の「神の湯階下」(410円)ではなく、やや値の張る「神の湯2階席」(840円)でゆったりと過ごしてみます。受付カウンターで2階席を買い求めたところ、なんと満席とのこと。2階席が空くまでの10分間、本館の前でしばし待つことにしました。

待ち時間を利用して、道後温泉本館前にある商店街を覗いてみます。アーケード入口にある土産店「一六本舗」ではなんと、"ゆずドリンク"が100円で販売されているではありませんか。思わず買い求めたところ、カウンターで紙コップを渡されました。なんでも「セルフサービスで注いでください」とのことで、店内のジュースサーバーから自分でジュースを注ぐという仕組みになっていました。店内のテーブルでのどを潤し、温泉本館に戻るとすぐに筆者の順番が回ってきました。2階席のチケットを購入し、本館へと入っていきます。

DSCN2215.jpg
3回目の道後温泉はやはり心地よいものでした。午前中の汗脂はさっぱり取れ、浴衣姿で2階席に上がるとお茶・煎餅が用意されていました。レトロな2階席から温泉街を眺めると、気分は大正の松山っ子です。畳敷きのレトロな室内に風が通り、体から余計な熱気が消えていくのを感じました。2階席の滞在時間はおよそ1時間。ゆったりくつろいでいると、あっという間に制限時間となりました。

DSCN2216.jpg
道後温泉本館に別れを告げ、これから松山市駅に戻ろうと道後温泉駅に向かいます。ホームにいるのはカメラを構える人、人、人。どうも尋常な雰囲気ではありませんね。あやしがりて寄ってみると、すぐに謎が解けました。

DSCN2218.jpg
市内電車名物「坊ちゃん列車」です。勢いよく駅に到着して客を降ろすと、続いて引き上げ線では機関車(DL)の転回が始まります。

DSCN2221.jpg
機回しを終えた「坊ちゃん列車」は次いで、駅横の展示線に移動して休憩に入ります。さあ、ここから怒涛の記念撮影ラッシュが始まりますよ~

DSCN2223.jpg
人々が「坊ちゃん列車」に注目している間も、市内電車はひっきりなしに行きかいます。ふと撮影した2100形はなんと、トップナンバーの2101号でした(写真上)。

DSCN2224.jpg
▲夕暮れの道後温泉駅と「坊ちゃん列車」と観光客

DSCN2222.jpg
こうして道後温泉の街は夜に突入していきます。夜になっても浴衣姿の観光客が行きかうことには変わりありません。有名温泉地は昼も夜も賑やかなのです。

松山なのに宇和島気分で夕飯喰らう!

DSCN2228.jpg
市内電車で松山市駅に移動後、つづいて夕食処を求めて駅周辺を散策します。30分近く歩き回った結果、地下街にある「愛南ダイニング」に入店しました。1080円で南予グルメが食べ放題です。南予好きの筆者にはうってつけの場所といえましょう。

南予グルメといえば・・・もちろん宇和島名物の鯛めしもあります。まさか宇和島から遠く離れた松山で、好物の南予風鯛めしにありつこうとは思ってもいませんでした。旅先でご当地グルメをいただくのも、旅の醍醐味というものです。

「愛南ダイニング」で満腹になった時点で、もうやり残したことはありません。ところが、時間はまだ3時間ほどあります。そこで私は、JR松山駅で「撮り鉄」をしながらの時間潰しを考えました。松山市駅からまた1キロほど歩きます。歩きすぎですね。

港には余裕をもって・・・

DSCN2243.jpg
JR松山駅を出ることには、もうちょうどいい時間になっていました。ここから順調に行けば、松山観光港には出航1時間前の9時に到着できます。早速JR松山駅最寄りの大手町駅に行くと、やってきた高浜行電車は「車体だけ新しい」610系でした。

高浜駅で列車を降り、真っ暗闇の中を1キロ歩けば松山観光港に到着です。時計を見ると予想通り、出航1時間前の9時ぴったし。我ながら8時間を有意義に過ごすことができました。

撮影日:2016年11月5日
関連記事




にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ ゆるキャラへ

「ご当地」の魅力をより多くの方にお伝えするため、ブログランキングに参加中です。

バナークリックの方もよろしくお願いいたします。



上のリンクからチャンネル登録できます。台湾旅行に興味のある方、レイルファン・ご当地キャラファンの方、どうぞ気軽にお立ち寄りください。




スポンサードリンク
  コメント
こんにちは。

松山はお盆に行きましたが下灘駅や
愛ある伊予灘線を優先的に入れたので道後温泉は行けませんでした。

それでも伊予鉄の市内線は何度か乗り大手町駅の平面交差と言われる
ダイヤモンドクロスに列車が行き来する瞬間を撮り
大手町駅の風景がとても気に入って
再訪の機会があったらまた撮影してるのを想像出来ました。
伊予鉄の古い市電はレトロ感がありますね。

道後温泉本館の歴史ある建物は象徴的な感じで
この風景を撮り周辺のどこかの温泉でひとっ風呂入りたいです。
burning s #- [ 編集 ]    2016年11月24日(木) 06:50
burning sさん
burning s様、こんにちは。

> 松山はお盆に行きましたが下灘駅や
> 愛ある伊予灘線を優先的に入れたので道後温泉は行けませんでした。

何かいつの間にか、伊予長浜経由の旧線に愛称名が付いていますね。それはともかく、あの区間は風光明媚で楽しいと思います。


> 伊予鉄の古い市電はレトロ感がありますね。

これまで併用軌道区間には何度か乗車してきましたが、今回初めて専用軌道区間にも挑戦しました。路面電車ながら郊外線のような雰囲気もあって不思議な気分でしたよ。また、古町駅の複雑な配線も面白いです。あれは同じ電圧だからこそできることなんでしょうね。


> 道後温泉本館の歴史ある建物は象徴的な感じで
> この風景を撮り周辺のどこかの温泉でひとっ風呂入りたいです。

食事と温泉は旅の醍醐味ですよね。これまで温泉地やご当地グルメはドケチ脳が働いてスルーしてきましたが、味わってみると病みつきになります。一口に温泉といっても地域によって個性があるので、温泉巡りをしていて飽きることはありません。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年11月24日(木) 14:59
私はここで時間つぶしに温泉。
未だ余って、友人にパチンコ屋さんへ連れて行かれて1万5千円ぐらい。
どんどんでてきて、、まわりのひとが
箱もってきてくれました。
今でも思い出すとドキドキします。
hippopon #- [ 編集 ]    2016年11月24日(木) 15:55
hippoponさん
時間潰しに温泉はもってこいですよね。観光名所が沢山ない場所でも、温泉さえあれば温泉街で食事・休憩・入浴すべて可能なので便利です。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年11月24日(木) 16:31
八時間…
九時五時で働くみたいですが(笑)、有意義に過ごせたようで何よりです。


ご当地グルメを満喫するにしても、胃袋と懐に相談しなきゃならないから、うーん迷いますね(笑)。


他の観光客の注目が坊っちゃん電車に向いてるうちに、他の車両を撮影する、鬼の居ぬ間的状況が目に浮かびます。
焼きそば #t50BOgd. [ 編集 ]    2016年11月24日(木) 17:25
焼きそばさん
> 九時五時で働くみたいですが(笑)、有意義に過ごせたようで何よりです。

自由行動は楽なように聞こえて、案外大変ですよね。ツアーでなければ自分で行程を組まないといけないし、予算にも限界があるし、四六時中頭を回転させておかねばなりません。だいぶ慣れてきましたが、あまり知らない土地に来ると苦労します。


> ご当地グルメを満喫するにしても、胃袋と懐に相談しなきゃならないから、うーん迷いますね(笑)。

以前はケチってファーストフードやコンビニに依存していましたが、最近になって幾分か太っ腹になりました(笑)
旅先ではなるべく、全国チェーンの食事処に立ち寄らないよう気を付けています。


> 他の観光客の注目が坊っちゃん電車に向いてるうちに、他の車両を撮影する、鬼の居ぬ間的状況が目に浮かびます。

坊ちゃん列車がホームに停車中は人が沢山いたのに、列車が場所を移すと人もそっちに流れていきますので、ホームが一瞬にして静かになるんですよ。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年11月24日(木) 20:04
今晩は。
かなり昔の記憶で曖昧なのですが
確か平成3年の3月に自転車ツーリングで四国を回っており吹雪&雨天で四国カルストから松山市街地へ何とかたどり着きこの道後温泉で湯に浸かりほっとした記憶があります。
その後先輩がどういうルートかわかりませんが確か松山大の寮に話を付け一晩泊めさせて頂きました。
当時は雨天続きで装備がびしょびしょだったのでとても助かった思い出があります。
こーたろー #- [ 編集 ]    2016年11月24日(木) 20:07
こーたろーさん
こーたろー様、こんばんは。

> かなり昔の記憶で曖昧なのですが
> 確か平成3年の3月に自転車ツーリングで四国を回っており吹雪&雨天で四国カルストから松山市街地へ何とかたどり着きこの道後温泉で湯に浸かりほっとした記憶があります。

それは大変でしたね・・・
吹雪の中を自転車とは、私も何回か経験したことがありますけど、わずか5キロだけでも辛かったです。極寒のなか愉しむ温泉、さぞかし凄まじい至福だったことでしょう。


> その後先輩がどういうルートかわかりませんが確か松山大の寮に話を付け一晩泊めさせて頂きました。
> 当時は雨天続きで装備がびしょびしょだったのでとても助かった思い出があります。

人脈伝いだとしたら、やっぱり人脈の大切さを感じさせられます。私はブログ伝いでもFB伝いでも、リアルで強い人脈を持たないので、若くしてたくさんの人脈を持っている人を見るたびに感心するこの頃です。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2016年11月25日(金) 00:28
コメントを投稿する
URL(任意):
コメント:
Pass(削除用):