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蘇澳駅横のミニアーケード街をぶらり散策(宜蘭県蘇澳鎮)

台湾北東部の街・蘇澳を散策しているときのこと。台湾ではあまり見かけない光景を、ふと蘇澳駅前で目にしてしまいました。はたして、一体何が目の前に現れたというのでしょうか。

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▲蘇澳駅前広場

「それ」は蘇澳駅から歩いて10秒の場所にありました。

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「それ」の正体はとはそう、アーケード街です。一応、台北には新富市場や華西街夜市がありますし、同じ宜蘭県の頭城にも駅前アーケードはありますが、そもそも台湾全土レベルで見るとアーケード街はそうメジャーなものではないと思います。

アーケードの長さは100メートルほどと小規模なもので、歩行者専用道にはなっていません。時折車やスクーターが出入りしています。ゆえにここ蘇澳駅前アーケードは、華西街夜市のミニチュア版といえましょう。

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▲蘇澳駅前アーケード内にある晋安宮

アーケード街内部には商店がいくつかありますが、地方都市ですし朝ということもあり、じつにのんびりとした雰囲気が漂っています。通りすがる人は高齢者が多く、中国語よりも台語の方がよく耳に入ります。

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いうまでもなく、道教が根付く台湾には随所に廟があります。ここ蘇澳のアーケードも例外ではなく、沿道には「晋安宮」が鎮座しています。ちょうど清明節の時期だからか、廟の前では催しごとの準備が行われていました(写真上)

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100メートルほどしかないアーケード散策はあっという間に終わり、反対側の入口に出てきました。

アーケードの端にはいかにも古そうな、平屋の木造建築物が立っています(写真上)。姿かたちから見て、おそらく日本統治時代に建てられた倉庫か宿舎の類でしょう。やや荒廃していますが貫禄ある佇まいを見せつけていました。

撮影日:2017年4月3日
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