「『神宿る島』沖ノ島と関連遺産群」の世界文化遺産登録から1年になろうという今、その構成遺産の一角をなす新原・奴山古墳群を訪れました。

登録から1年で何か変わった場所はあるのでしょうか。早速めぐっていきます。

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国道495号線沿いから、24号墳や最大の22号墳がある台地に向かいます。以前は国道から古墳周辺まで農道が伸びて、農作業用の車が入れるようになっていました。世界遺産登録後、農道の入口には車止めが設置されて、自動車が進入できないようになっています。

また、藪に覆われていた1号墳は除草されて姿を現し、ほかの古墳でも発掘調査や除草が行われていました。この1号墳は前方後円墳でしたが、国道建設に伴い、前方部のすべてと後円部の半分を失い、断片的にしか残っていません。

このように、古墳が気軽に見学できるように整備が進んでいますが、その一方で墳丘保護のための対策も練られています。

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歩道になった旧農道を進むと、新しい説明碑がいくつも見えました。主要な古墳には、このように詳細な説明を記した碑文が置かれています。

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国道から離れ、さらに古墳群をめぐっていきます。海側には前方後円墳がいくつもありますが、山側には小さな円墳が密集しています。円墳を見ながら道を進むと、顔出しパネルを見つけました。

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最後に丘の上から古墳群を眺めて、新原・奴山古墳群を後にしました。

今回古墳をめぐり、訪問者のために説明碑が置かれ、墳丘を守るための車止めや啓発看板が設置されるなど、よりいっそう世界遺産らしくなったと思います。

また、観光地化を狙って過剰な開発を行わず、整備は必要最小限にとどめるなど、世界文化遺産にふさわしい景観を維持していこうという、現地自治体・住民の気概が伝わる訪問になりました。

撮影日:2018年7月
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  コメント
個人的に観光地化されない方向は好きですね。
昔チャリダー時代に北海道の登別にオロフレ峠という高い峠を越えてたどり着いたら観光地化された温泉街で幻滅した思い出があります。
このままの風景で残ってほしいですね。
こーたろー #- [ 編集 ]    2018年07月09日(月) 20:29
個人的に観光地化されない方向は好きですね。
昔チャリダー時代に北海道の登別にオロフレ峠という高い峠を越えてたどり着いたら観光地化された温泉街で幻滅した思い出があります。
このままの風景で残ってほしいですね。
こーたろー #- [ 編集 ]    2018年07月09日(月) 20:29
こーたろー様
今のところ、この古墳周辺には大きな駐車場がなく、そのおかげで観光客は少ないと見ています。出雲のように外国人でごった返すわけではなく、落ち着いた本来の風景を保っています。

この状態がいつまでも保たれるように、私も一地元住民としてできる限りのことはやっていこうと思います。
wra #9MBBB9Tg [ 編集 ]    2018年07月26日(木) 10:14
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