2016年の熊本地震発生後、被害が比較的軽微に済んだ高森~中松駅間が先行復旧され、同区間で1日3~4本と少ないですが運行されています。

高森駅には立派な駅舎があります。駅舎内には広い待合室があって、その一角は写真ギャラリーのようになっていました。

駅舎から駅前に出たその時、足元のレリーフに目がいきました。レリーフには「野の花と風薫る郷 高森町」という文字と、一体のマスコットキャラクターのイラストが刻まれています。
さて、このマスコットはといいますと、思った通り高森町の公式キャラクターでした。知名度自体は「くまモン」に及びませんが、高森町には「風まる」というマスコットが存在して、ちゃんと着ぐるみも用意されています。デザイン自体はよくある被りもの&一頭身タイプですね。

駅前にはSLが一台保存されています。国鉄高森線時代に活躍したC12-241で、熊本機関区名物の緑プレートもそのままに、良好な状態で置かれています。C12には通常搭載されていないデフレクタ、それも門鉄デフが後付けされていて、なんとも可愛らしい。

駅前からホームに上がってきました。じつはここ高森駅には、改札口が実質的に存在しません。そのため、一般的な無人駅と同じように、駅舎を通らずして駅前とホームを行き来できるのです。
発着線は1面1線のみとシンプルですが、側線と車庫が併設されています。あいにく列車は姿を現しておらず、駅構内は静まり返っていました。
撮影日:2018年9月
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