2019年2月。翌月に廃止されるというJR石勝線「夕張支線」をたずね、清水沢駅にやってきました。同駅は2000年代中頃まで交換駅だったことから、今でも広い構内を有しています。

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そんな清水沢駅の北側には跨線橋があります。ここから列車がよく見えるそうなので、さっそく見に行ってみることに。

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跨線橋に上がってみると、それはもう素晴らしい光景が広がっていました。一面銀世界の中に、棒線ホームと駅舎、そして両者をつなぐ細い通路が、浮かび上がっているではありませんか。

かつては何条もの線路が敷かれ、SLや石炭貨車がズラリと並んでいたでしょう。石炭輸送の使命を終えた今、かつての側線跡は雪原の下に埋もれています。なんと寂しいことでしょうか。

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やがて、新夕張方面から列車が近づいてきました。夕張支線ではおなじみ、キハ40形の単行列車です。列車が近づくと、乗客が2名、ホームに上がってきました。しかし、二人とも地元の利用者ではなく、三脚を抱えたレイルファンでした。

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列車は2名のレイルファンを載せ、すぐに出発します。かつて清水沢駅が交換駅だった頃、ここではどのような光景が見られたのでしょうか。

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最後に、後追いスタイルで列車を収めてみました。線路の両脇には雪の壁ができあがり、雪国ならではの光景を作り出しています。寂しくも、美しい風景だと思いました。

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列車は夕張を目指し、雪原の奥へと消えていきました。この列車は夕張駅で折り返したのち、夕張支線の上り2番列車として戻ってきます。

撮影日:2019年2月20日

総括

今回、最初で最後となる夕張支線での列車撮影に挑戦しました。

清水沢に立ち寄るには、行程の都合上、早起きする必要がありました。朝が苦手なもので、清水沢に向かうか悩みましたが、訪れて本当に良かったです。ここまで、寂しくも美しい光景があろうとは思っていませんでした。

脳裏に焼き付いたあの景色は、決して忘れることが無かろうと思います。
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  コメント
雪原の奥へ消えて行ったこの列車が、とても寂しさを感じました

この雪景色が寒さも伴って、更に切なさを物語ってますね
本当に素晴らしい光景で感動しました(^^)
とっつぁん #- [ 編集 ]    2019年03月12日(火) 19:43
象徴ですね
>>列車が近づくと、乗客が2名、ホームに上がってきました。しかし、二人とも地元の利用者ではなく、三脚を抱えたレイルファンでした。

もはや1/1スケールのジオラマと化してるのかも知れませんね。しみじみ、廃線はもはや必然だったのだなと思いました。

数年前、乗りつぶしで真夏に来た際は、走ってるバスが都バスそのものでビックリしましたが、あれは東京都が夕張市を支援してる一環だそうでした。

電車内で映画祭の中吊り広告を見かけましたが(=都営地下鉄だったかも)、これも今後はどうなのでしょうか。映画ファンは支えていくのでしょうか。
それ以外を呼び込むのは…至難だろうなとも思いました。

今回の夕張シリーズ、長らく冬に訪れてない身にとっては貴重なレポートでした。感謝です!お疲れ様です!

中林20系 #- [ 編集 ]    2019年03月12日(火) 20:48
美しいです
雪深い中の、単行キハ、仰る通り、寂しさ・侘しさを含みつつの美しい光景…


明け方の雪景色、夕張駅の夜と違い、なんとも言えぬ世界ですね。これで、列車がズラリと並んでいれば…。


寒い中の撮影、本当にお疲れ様でした。
焼きそば #t50BOgd. [ 編集 ]    2019年03月15日(金) 00:51
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