(追記)
小倉~松山間のフェリー航路は現在、石崎汽船傘下の小倉・松山フェリーによって運行されていますが、2013年3月までは「フェリーさんふらわあ」による運行が行われていました。当ページでは、「フェリーさんふらわあ」が撤退する直前の2012年9月に、小倉~松山航路の「はやとも2」を利用した際の乗船記録をお送りします。



今回は、運賃も安めで眠っている間に目的地へ運んでくれる夜行フェリーを使うことにしました。利用したのは関西汽船小倉~松山航路で運航されている「フェリーさんふらわあ」です。

「フェリーさんふらわあ」小倉~松山航路を利用する際、JR小倉駅からしばらく歩いて行かれる方が多いことでしょう。小倉駅からはフェリー乗り場を指す看板に従い、ペデストリアンデッキをしばらく北へと歩くことになります。
途中で地上に降り、ランニングコースとしても使われている歩道を突き当たりまで進み、その後右折し、少し歩くと左手に「さんふらわあ」待合所が見えてきます。

小倉港で出航を待つフェリーさんふらわあ「はやとも2」
▲小倉港で出航を待つフェリーさんふらわあ「はやとも2」

フェリーさんふらわあ小倉港待合室フェリーさんふらわあ小倉港待合室
待合所には20時30分に到着しました。乗船開始は21時丁度なので、乗船手続きをした後は待合所前で時間を潰すことにします。 待合室はお遍路ツアーに参加する年配の方でいっぱいでした。

待合所前で涼んでいると、小さな黒い影が動いているのが見えました。
黒い影を追うと行きついた先は自動販売機。販売機下からカリカリという音が聞こえてきたので覗いてみると・・・

小倉港のマスコット猫くろちゃん小倉港のマスコット猫くろちゃん
真っ黒なニャンコが晩餐中でした。

近くで待機中の係員の方に可愛がられているようで、「くろちゃん」と呼ばれていました。
触らせてくれますが、あまり甘えん坊ではないみたいです。喜ぶかなと思い、喉を撫でようとすると嫌がられました。

小倉港で出航を待つフェリーさんふらわあ「はやとも2」
乗船開始時刻が近付き、待合所へと戻ります。待合所奥から続く通路を歩き、タラップを上がり・・・
さらに船内の階段を上り続けると・・・

フェリーさんふらわあ小倉港タラップ

フェリーさんふらわあ「はやとも2」エントランス
ようやく客室のあるフロアに到着しました。
今回乗船したのは、1987年に竣工した「はやとも2」。結構古い船ではありますが、個人的にはそれほど不便を感じることはありませんでした。



エントランス

$博多っ子 旅に出る

フェリーさんふらわあ「はやとも2」談話スペース
長テーブルとイスが並べられており、座って食事をしたり談笑したりできます。

フェリーさんふらわあ「はやとも2」談話スペース
こちらは畳敷きの談話スペースです。
乗船開始早々、ミニ宴会が始まっていました!

フェリーさんふらわあ「はやとも2」概要表
手作りのフェリー「はやとも2」概要表が掲示されています。
設置場所は売店脇です。



売店・販売機類

$博多っ子 旅に出る
売店の営業時間は21時から23時まで、翌朝4時20分から5時半まで。アルコール類の販売は21時から23時までとなっており、翌朝の販売はありません。
飲み物は売店のほか、自販機でも購入することができます。

フェリーさんふらわあ「はやとも2」おでん売り場
おでんは松山航路名物です。
セルフサービスとなっており、大学のサークル生が数人買っている姿を見ました。どの具材も1個100円!

フェリーさんふらわあ「はやとも2」軽食自動販売機フェリーさんふらわあ「はやとも2」ホットコーヒー
軽食の自販機も設置されていますが、値段が高いためか利用する人は見かけませんでした。軽食自販機の隣にはコーヒーポットが置かれています。紙コップも一緒に用意されていました。
飲み物の自販機は違う場所にありますが、船内はそこまで広くないのですぐに見つけられると思います。

フェリーさんふらわあ「はやとも2」売店
松山航路のフェリーは航行時間の短さから設備があまり多くありません。
しかしながら、売店には多くのお土産が揃えてあり、小倉や松山で土産物を買いそびれた方はこちらで買い求めることができます。

フェリーさんふらわあ「はやとも2」酒類自動販売機フェリーさんふらわあ「はやとも2」酒類自動販売機

フェリーさんふらわあ「はやとも2」酒類自動販売機
売店でも取り扱っておりますが、自販機にも沢山のアルコール類が揃えてあります。

自販機フロアーにはアルコールの他、ドリンク類、カップ麺もあります。カップ麺は軽食自販機よりも安く200円ほどで購入できることから、結構利用者がいるようでした。

フェリーさんふらわあ「はやとも2」カップ麺自動販売機



その他

フェリーさんふらわあ「はやとも2」ゲームコーナー
長距離フェリーということで、もちろんゲームコーナーもあります。
携帯充電機もあるので、携帯の電源が切れそうになった時は助かります。

男女ともに浴室もあるので汗を流すことができるし、喉が渇いた時は冷水器で気軽に水分をとることができます。
浴室の営業時間は21時から23時半までとなっています。翌朝は開いていないのでご注意ください。貴重品は脱衣場にある100円ロッカー(コイン返却式)に入れるようにしましょう。

筆者は乗船開始直後に入浴を済ませましたが、まだまだ混んでおらず、ゆったりと湯船につかることができました。



デッキ

フェリーさんふらわあ「はやとも2」デッキフェリーさんふらわあ「はやとも2」デッキ

結構にぎわっているかと思っていましたが、意外にもデッキは静かで、いたのはアベック(死語!)一組ぐらいでした。
出港後しばらくすると大学のサークル生が続々と訪れ、一気に賑やかとなりました。

ひんやりした風を受けながら、過ぎゆく北九州の町並みを眺めることができます。

フェリーさんふらわあ「はやとも2」真っ暗な関門橋
関門橋が綺麗・・・あれ!?上手く映ってない!
これじゃ真っ暗闇だ・・・



再び船内に戻り、しばらく散策していると、あっという間に22時半となりました。売店脇では、松山~小倉航路名物(というより関西汽船の名物といった方が良いか?)のおでんが一個100円で販売されており、売店・休憩スペース周辺におでん出汁の美味しそうな匂いが漂っていました。

 23時には2等室内が減灯され、売店の営業が終了します。 翌朝は松山到着が5時ということで、一足早く寝床へと就くことにしました。今回の寝床は2等寝台Dの下段です。室内の写真を記録に収めたかったですが、あいにく同室者が沢山いたので断念しました。

詳しくはさんふらわあ公式ページをご覧ください。


フェリーさんふらわあ「はやとも2」エントランスの時計
あっという間に松山到着が近付いたようで、アナウンスの音で目が覚めました。
7時まで船内休憩できますが、松山6時21分発の八幡浜行きに乗るため、下船開始と同時に船を降りることにします。

エントランスは既に大勢の下船客で賑わっていました。
いつの間にか松山観光港に到着したようで、下船準備が整った旨のアナウンスが流れたので船を降ります。
港の一番奥にある下船口から降り、長い通路を歩いてゆきます。とにかく長いので、人によっては疲れるかもしれません。

松山観光港からは松山駅行きのリムジンバスが出ていますが、伊予鉄道の高浜駅から電車に乗り、JR松山駅最寄りの大手町駅まで行くこともできます。松山観光港から高浜駅までは歩いて10分ほどです。

撮影日:2012年9月
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  コメント
1. 無題
関西汽船フェリーさんふらわあの、小倉~松山はまだ未乗区間です。 昔、阪神から別府行きが松山に寄港していましたが、今は素通りなんですね。。

朝、松山観光港に付いたら、伊予鉄道の駅に向かったのを思い出します。
湘南AK☆ #79D/WHSg [ 編集 ]    2012年09月06日(木) 23:23
2. 湘南AK☆さん
コメントありがとうございます。

地図を見る限り、観光港から高浜駅まで距離がありそうな感じがして心配でしたが、意外にも近くてびっくりしました。
さらに長距離のフェリーに乗り、レストランなども体験してみたいなと思っております。
TSURAYUKI #79D/WHSg [ 編集 ]    2012年09月06日(木) 23:28
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