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【鉄道博物館になった廃駅】旧打狗駅故事館(旧高雄港駅)の保存車両群

高雄市鼓山区にある、旧高雄港駅を活用した「哈瑪星鉄道文化園区」の保存車両を見て回ります。こちらの特徴は何といってもその広さ!貨物駅の広い敷地を活かして、古い鉄道車両が数両保存されています。じつは、数年前にもここに来て、ブログ用の写真を撮ったことがあります。残念ながら、SDカードの故障で全て消去と相成り、結局ブログに上げることなく終わりました。今回は大丈夫!新しいSDXCカードで記録しているので、無事に全...

【施設紹介】台鐵縦貫線 林鳳営駅(台南市六甲区)―牛乳のふるさとに残る木造駅舎

統一の牛乳ブランドで有名な「林鳳営」には、のどかな農村風景が広がっていました。今回は台南市六甲区にある台鐵林鳳営駅をめぐります。所属路線は縦貫線。優等列車の停車はなく、各駅に停車する区間車のみ停車します。こちらには、日本統治時代の1933(昭和8)年に建設された木造駅舎が残っています。長く改修されていないせいか、だいぶ草臥れていますが、それはそれで趣があって良いものです。自動改札機はなく、改札口にはIC...

【施設紹介】台鐵縦貫線 南靖駅(嘉義県水上郷)―糖廠のお膝元に残るモダン駅舎

砂糖工場に抱かれた小村にあったのは、モダンなレトロ駅舎でした。今回は嘉義県水上郷にある南靖駅をめぐります。所属路線は台鐵縦貫線。こちらは嘉義県最南端の駅にあたり、駅前には台糖南靖糖廠(砂糖工場)があります。南靖駅の歴史は古く、1911(明治44)年に水窟頭駅が移転する形で開業しました。1920(大正9)年に台湾全域で行われた大規模な地名改称にともない、水上駅に改称されたのち、1949(昭和24)年に現在の駅名にな...

【施設紹介】台鐵縦貫線/集集線 二水駅(彰化県二水郷)

構内が広い駅って、なんかワクワクしません?そんな気持ちをふと抱いたのが、今回ご紹介する二水駅です。所在地は彰化県最南部の二水郷、所属路線は縦貫線。同駅からはローカル線の集集線も分岐していて、運行上の拠点としても機能しています。駅舎は戦前に建造された、鉄筋コンクリート造の平屋建てです。駅前ロータリーは狭く、ローカルな雰囲気が漂っていました。続いてホームに上がります。構造は国鉄配線といわれる2面3線で、...

【施設紹介】台鐵集集線 車埕駅(南投県水里郷)―ダムが間近に見える終着駅

台湾のローカル線はどこも活気があります。なんたって、沿線や駅がうまく観光資源として活用されいるうえに、週末になると多くの観光客でにぎわうのですから。今回はそんなローカル線の一つ、集集線の車埕駅にやってきています。同駅は集集線の終着駅に当たり、古くは木材の集積地として栄えていました。現在では集積地だった頃の建物・倉庫を活用して、歴史テーマパークのようになっています。まずは駅横にある、水里渓沿いを歩い...

【施設紹介】台北メトロ文湖線 動物園駅(新北市木柵区)―パンダ一色の終点駅

台北メトロ・MRTこと台北捷運の中でも、唯一ゴムタイヤ式を採用している文湖線。今回はそんな文湖線の終点・動物園駅をめぐります。所在地は新北市木柵区、駅番号はBR01。目次1 駅ホームからの景色2 駅舎内・改札口3 駅舎外観4 撮影記:景美渓を渡るゴムタイヤ電車駅ホームからの景色その名の通り、台北動物園の目と鼻の先にあります。台北市中心部から文湖線に乗車すれば、そのまま動物園に行けるのです。ほう、便利じゃない...

【駅撮り】雨の日に台北メトロ文湖線を撮る

前々から、台北メトロ(MRT)文湖線で駅撮りをしたいと思っていました。ところがいざ台北に来てみると、天気は荒れきっていました。空は真っ黒、おまけに雨まで降っています。撮影コンディションが最悪なタイミングで来てしまったのです。今回は滞在時間が短い(2日)しかないため、晴れるまで気長に待つわけにはいきません。とりあえず下見だけでもと思い、文湖線の大安駅にやってきました。駅の跨線橋から俯瞰する形で、行きかう...

【撮影記】通過線が使用停止されている?桃園メトロ林口駅で激写

2017年春に開業を迎えてから2年、すっかり空港へのアクセス手段として定着した桃園メトロ空港線。今回はそんな空港線の電車を撮影するため、林口駅にやってきました。じつは私、恥ずかしながら明るい場所で空港線を撮影したことがありません。空港線には数回乗車してきましたが、いずれも地下駅か夜間帯でしか、写真に収めてきませんでした。林口には普通列車しか停車しません。青帯の普通列車で二駅分移動して、目的地に到着です...

台湾新幹線700T形 「各停タイプ」で行く快適ゆっくり旅(高鐵雲林⇒台北)

各駅に止まる新幹線「こだま」って、結構ゆっくり走るものなんですよ。前に1時間ほど利用しましたが、途中駅での待ち時間がとにかく長いです。速達種別の間を縫いながら走るので、「のぞみ」だと一気に駆け抜ける区間でも、ゆっくり時間をかけて走ります。今回は同じ新幹線方式を採用する、台湾高速鉄道に乗って、雲林から台北に向かいます。雲林駅には各停タイプの電車しか停車しないので、「こだま」と同じように時間をかけて移...

台湾鉄道界の新星「淡海ライトレール」乗車記(紅樹林→崁頂)【祝開業】

2018年秋、高雄に続いて二例目となるLRTが台湾・新北市に誕生しました。その路線すなわち「淡海ライトレール」は、台北メトロ淡水信義線の紅樹林を起点に、淡海ニュータウンをへて崁頂に至る路線です。紅樹林駅周辺は専用軌道で丘陵地帯を通り抜け、淡海ニュータウンに入ると道路に降りて併用軌道を通ります。そんな同線に乗るため、台北メトロで紅樹林駅を目指しました。台北市中心部から数十分、電車に揺られて紅樹林駅を目指し...