三池炭鉱宮原坑跡に行ってみた(福岡県大牟田市) 付録:新みつやの高専ダゴ

2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されてから、はや5年が経ちました。今回はその構成遺産になっている、三井三池炭鉱宮原坑(福岡県大牟田市)を訪れました。駐車場に車を止めると、すぐ横に「炭鉱電車」を模したトイレを発見!遠目から見て一瞬、本物の保存車両かと思いましたよ。よく見ると、一番上にパンタグラフが載っています。それにしても、妙にリアルなパンタグラフだと思い...

【西小倉駅前】ヨーグルトだけどメチャ辛い!「ギタンジャリ」のカディパコラセット

今や至る所にあるインド・ネパール風料理店、通称「インネパ店」。その多さから、どうしてもインド料理=インネパ店のイメージが付きまといがちですが、決してそうではありません。よく探してみると、上質の南アジア料理店(インド・ネパール・パキスタン・スリランカ・バングラデシュ)を出す店は点在しているものです。本格ネパール料理店を出す店は、インネパ店に比して「ガチネパ店」と呼ばれることがあります。今回はその一つ...

旅行リハビリ始めました 目的地:関門海峡(2)―国道2号線「九州区間」を走破した

国道2号線の終点がどこにあるか、ご存知ですか?大阪梅田から延々と続いてきた2号線は、北九州市門司区で終点を迎えます。ということはつまり、ほんの少しだけ九州を通っているということです。老松公園から関門トンネルまでの300~400m程度ですが、たしかに九州を通っています。まずは終点の老松公園交差点にやってきました。道端には大阪までの距離標が置かれ、いかに長い道のりを通っているか実感することができます。ロードバ...

旅行リハビリ始めました 目的地:関門海峡(1)―3か月ぶりの電車で門司港へ

じつは3か月も電車に乗っていません。最後に乗ったのはたしか、2月20日のことです。これだけはハッキリと覚えています。なにせ、台湾旅行を終えて帰って来た日のことですから・・・。あれから周囲の言うことを聞いて生活しました。御上や上司が不要不急の外出をするなと言えば、出勤と週一程度の外食以外はおとなしく、家の中で過ごしました。クロスバイクでガンガン出るようになったのは、4月の終盤からです。さて、パンデミック騒動...

日吉神社(福岡県宮若市下)―旧吉川村の総鎮守

現在の福岡県宮若市西部にはかつて、吉川村という自治体がありました。昭和の大合併で若宮町に吸収されるも、その名は現在に至るまで残されています。今回はその一つ、吉川総鎮守こと「日吉神社」をめぐります。日吉神社(山王宮)由緒鎮座地 福岡県鞍手郡若宮町大字下字高宮一一六九番地御祭神 大国主命 大山咋命 應神天皇 五男三女大神 二柱大神 邇々藝命 事代主命相殿 三島明神 氷川明神社説に述ぶる所次の如し、人皇...

【Part2】クロスバイクで行く!八木山の秘境集落めぐり(福岡県宮若市&飯塚市)

福岡県宮若市と飯塚市にまたがる、八木山の秘境集落をクロスバイクでめぐる企画。今回は八木山で最も奥深くにある(と個人的に思っている)集落、高薮に到達すべく峠越えに挑みます。上の地図でいうと、ちょうど中央下の方から反時計回りにめぐっていきます。当初の予定では、八木山から元来た道を戻って、脇田方面から宗像に帰る予定でしたが・・・。▲Googleマップに関連地名を加筆したもの松原谷から荒れた道を進むと、やがて「六地...

【Part1】クロスバイクで行く!八木山の秘境集落めぐり(福岡県宮若市&飯塚市)

八木山の奥には何があるのだろう。この何気ない思い付きから始まりました。試しに地理院地図を見てみると、山奥の谷間に小集落がいくつもあるではないか!あまりにも険しくて、軽自動車での到達もキツイ場所だってあります。中でもひときわ目を引いたのが、「高薮」という1世帯だけの集落でした。あまりにも山奥すぎて、ストリートビューにも収録されていません。その全貌を掴んでみようと、クロスバイクに乗って家を出ました。ま...

ポタリングの記録(宗像⇔宮若市・脇田温泉・犬鳴ダム)

あまり天気の良くない日でしたが、運動がてら犬鳴ダムまでポタリングしました。クロスバイクの機動力を活かして、普段通ることのない場所にも行ってみたいと思います。(往路)宗像市街地~(県道401号・75号)~山口交差点~(県道30号線)~福丸~金生~下~日吉神社~脇田温泉~(県道21号旧道)~犬鳴ダム(復路)犬鳴ダム~(県道21号)~福丸~(県道30号)~山口交差点~(県道75・401号)~宗像市街地自宅のある宗像市内か...

【福工大前駅】すばらしいダルバート!「サスラリガラ」のネパールタカリーセット

ごく普通のインネパ店と思わせといて、じつは本格ネパール料理店だったという「あたりケース」もあります。今回はその一つ、JR福工大前駅にあるネパール料理店「サスラリガラ」をご紹介します。駅から徒歩2分という好立地にその店はあります。ネパールの三角国旗を目印に探しましょう。店舗用の駐車場はなく、付近のコインパーキングを利用することになります。マイカーでお越しの方はくれぐれもご注意ください。入口にはランチメ...

【福津市花見が丘】本場インド料理「パビタラ 福津店」のBランチ

バターチキンカレーと巨大ナンをウリにした「インネパ店」は、今やどこにでもあるメジャーな存在です。それがゆえに良い店もあれば、その真逆だってあります。今回は福津市花見にある「パビタラ福津店」を訪れました。福津市のインネパといえば、不定期メニューのビリヤニに定評のある「ニューサイノ」が知られています。これとパビタラの二店舗が、福津市内にあるインネパ店です(筆者調査による)。ニューサイノが良かっただけに...

ポタリングの記録(宗像~サスラリガラ~糸島市板持~福岡市東公園)

先日、福工大前に最高のネパール料理店があるという情報を得ました。一般的なインネパ店にあるようなメニューだけでなく、本場ネパールの定食「ダルバート」も扱っていると知ったからには、もう行かないわけにはいきません。そこで今回は、ダルバートを食べに行くついでに長距離ポタリングにも挑戦してみました。11時ごろ、宗像の自宅を出発しました。そこから50分かけて旧3号線を下り、JR福工大前駅の近くにある「サスラリガラ」...

ポタリングの記録(宗像~福間海岸~新原奴山古墳群)

こういう時期だからこそ、普段後回しにしていたことに熱中できます。たとえば、宗像近郊の町めぐりなんかどうでしょう。旅行ばかりしていた分、後回しにしていたことです。クロスバイクを手に入れたことで、少し遠い距離でも難なく行けるようになりました。軽くて速度の出るクロスバイクは、公共交通機関のない地域ではとくに重宝します。今ではポタリングが休日の気晴らしになり、これまで行かなかったような場所にもいくようにな...

【若松区二島】ナンがめちゃ甘い!インド料理店「BINA(ビーナ)若松店」の日替わりセット

北九州市若松区に評判のインド料理店があるのを知り、食べに行ってきました。その名も「BINA」(ビーナ)!近所にも似た名前の店がいくつかありますが、まあそれは気にしちゃいかん。日本中には数えきれないほどのインネパ店があるのですから、名前なんてどこも似たり寄ったりなんですよ。スタイル自体はよくあるインネパ店です。このジャンルの店は北九州市内にも多くありますが、その中でもとくに美味しいと評判なんだそうな。え...

クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(3)

(目次)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(1)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(2)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(3)腹も膨れたことだし、あとはノンビリ若松界隈をめぐりたいと思います。たしか、近くにJR若松線の二島駅がありましたよね。あまり来ない場所ですし、立ち寄ってみましょうか。R199沿いにしばらく進むと・・・二島駅に到着!すでに無人化されていますが、駅舎内に食品店が入居してい...

クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(2)

(目次)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(1)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(2)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(3)ママチャリだと1時間かかるところを、ものの40分で抜けてしまいました。いやいや・・・クロスバイクがここまで軽くて速いなんて、全然思ってもなかったです。垂水峠を越えて岡垣町に入った私は、三里松原の入口にある芹田交差点に来ていました。芹田交差点にはポプラがあります。...

クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(1)

(目次)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(1)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(2)クロスバイクを貰ったから若松に行ってみた(3)じつは先日、下の兄弟が転職のため上京しました。どうしても夢を諦めたくないと、安定した前職を離れ、家族親戚のいない東京に旅立っていったのです。やっぱり寂しいもんですよ・・・(´;ω;`)今回の話はこれに関係しています。上京に持っていけないからと、クロスバイクを譲り受...

2018年もドリームホープに日本一の大門松が登場(福岡県宮若市)

宮若市脇田にある直売店「ドリームホープ若宮」に、今年も日本一の大門松がお目見えしました。なんでも制作に一か月かかり、真竹200本、孟宗竹150本が用いられ、ボランティア300人の力によって製作されたとか云々。こちらの大門松制作・設置は、毎年恒例となっています。12月初頭の「日本一の大門祭」でお披露目され、翌年のどんど焼きまで展示されます。大門松の横には、招き猫と追い出し猫のパネルも用意され、写真撮影にもって...

オープン直後!2003年夏の九州鉄道記念館

JR門司港駅に隣接する九州鉄道記念館は、2003年夏にオープンを迎えました。今からちょうど15年前の出来事です。九州にはこれまで、小規模な車両展示施設はありましたが、本格的な博物館はこれが初となります。古い車両が多く収蔵されると聞き、オープンを楽しみに待っていました。そして2003年8月、ついにオープン直後の鉄道鉄道記念館に行くことができました。レトロな門司港駅を出て少し歩くと、こちらもまたレトロな九州鉄道記...

本格カレー店「筑前インド 月と亀」の筑前カレー定食(朝倉市秋月)

本格的なカレーを提供するインド料理店は、福岡県内だけでも数えきれないほど存在します。その中でもとくに、「月と亀」という店のカレーが美味しいという話を聞き、さっそくお店のある朝倉市秋月へと向かいました。目的の店は秋月市街地の北側にありました。向かい側には秋月郵便局があります。この郵便局を目印にすると良いでしょう。店舗はいわゆる古民家をリフォームしたもので、周囲の景観に溶け込んでいます。カレーの旗に気...

天空の集落「清水」をめぐる(宮若市黒丸)

宮若市山口から県道92号線を脇田方面に向かっていると、右手に集落が見えてきます。その集落は山の中腹に広がっていて、県道との標高差は数十メートルしかないため、近くで見ても迫力に欠けますが、標高差が100メートル近くある稲光・竹原地区から見てみると、まるで「天空の城」に見えます。今回はそんな集落「清水」をめぐってみようというのです。果たして、天空の城からの眺めはどのようなものでしょうか。県道から1車線の急坂...

忘れ去られた山奥の炭田「海老津炭鉱」をめぐる(福岡県岡垣町)

福岡県岡垣町にはかつて、海老津炭鉱と呼ばれる炭鉱がありました。筑豊地方は良質の石炭を算出する炭田として有名ですが、隣接する遠賀郡地域でも石炭採掘がおこなわれていたのです。ということで今回は、海老津炭鉱跡地のある岡垣町戸切地区にやってきています。岡垣町と宗像市・宮若市を結ぶ県道87号線沿いを進むと、やがて百合野と呼ばれる地区に入ります。この百合野地区こそが、かつての炭鉱とその付随施設があった場所にあた...

2018年夏・肌を焼きながら門司港レトロをめぐる (後編)

解体修復が終盤に入り、足場が外されたという門司港駅舎を見るため、門司港レトロ地区にやってきました。せっかく門司港に来たのですから、駅舎を見たついでに、レトロ地区を散策することに。前編では門司港駅を出発後、門司港レトロ観光線に沿って歩き、文字ヶ関公園まで進んできました。後編は文字ヶ関公園から始まります。目次1 和布刈の山を登る2 何度も場所を移された明石与次兵衛塔3 門司港レトロの保存車・西鉄北九州線1...

2018年夏・肌を焼きながら門司港レトロをめぐる (前編)

2012年から解体修復のため、高い足場に囲まれていたJR門司港駅舎が、ついにその姿を現したそうです。解体修復は終盤に差し掛かり、これから内装の仕上げ作業に入るのだとか云々。久しぶりに門司港駅舎の様子を見るため、まだ猛暑激しい中ではありますが、門司港レトロ地区に行ってみました。目次1 せまる修復完成!門司港駅舎は輝いていた2 人より遅いトロッコ列車3 門司関址で小休止せまる修復完成!門司港駅舎は輝いていた鹿...

海老津炭鉱 運炭線(エンドレス)跡をたどる (福岡県岡垣町)

福岡県遠賀郡一帯は、かつて採炭地として多くの炭鉱を抱えていました。遠賀郡最西端に位置する岡垣町も例外ではなく、海老津炭鉱が戸切地区で操業していたそうです。閉山から60年近くたった今、海老津炭鉱の面影がどこかに残っていないか、調べてみました。今回は海老津駅から炭鉱まで伸びていたという、石炭運搬鉄道の跡地をたどっていきます。軌道跡めぐりは海老津駅の南東部から始まります。やはり、九州鉄道の廃線跡を転用した...

子宝観音 ―古墳エリアで見つけた中華風お堂 (福津市勝浦)

今回は福津市勝浦にある子宝観音をめぐっていきます。国道495号線沿いにやってきました。一帯は古墳密集地帯で、すぐ近くには世界遺産に登録された新原・奴山古墳群があります。桂区交差点から国道沿いを進むと、山側に茶色い屋根瓦が見えてきました。どうやらお堂があるようですね。中華風の門がやけに気になります。もうちょっと近づいてみましょうか。お堂の近くにやってきました。どうやら仏堂らしいですね。それにしても、な...

舟つなぎ石 (福津市勝浦)―ついでに名古屋港マスコット「ポータン」の話も

今回は福岡県福津市の勝浦地区にある、舟つなぎ石を見ていきます。舟つなぎ石とは?勝浦地区の平野部は、明治末まで約23haにおよぶ塩田になっていました。江戸時代の1666(寛文6)年に塩田が造成されるまでは、桂潟からあらじ(在自)潟まで続く深い入海で、勝浦浜から梅津の森山に伸びる砂丘によって外海と仕切られていました。この舟つなぎ石は、かつて入海を出入りしていた船を結び付けていた石です。今では当時の港の所在を示す唯...

2018年7月・新原・奴山古墳群 世界遺産登録から2度目の夏を迎えて

「『神宿る島』沖ノ島と関連遺産群」の世界文化遺産登録から1年になろうという今、その構成遺産の一角をなす新原・奴山古墳群を訪れました。登録から1年で何か変わった場所はあるのでしょうか。早速めぐっていきます。国道495号線沿いから、24号墳や最大の22号墳がある台地に向かいます。以前は国道から古墳周辺まで農道が伸びて、農作業用の車が入れるようになっていました。世界遺産登録後、農道の入口には車止めが設置されて、...

空間神社 (福津市勝浦) 付録:勝浦本村・古賀集落をめぐる

今回は福岡県福津市の勝浦地区にある空間神社をめぐります。同神社が鎮座する勝浦地区は、昭和30年代まで宗像郡勝浦村の一部でした。中でも神社近辺は旧勝浦村の伝統的な中心地で、福津市立勝浦小学校も立地しています。小学校の北には本村集落が、南には古賀集落が隣り合い、うち古賀地区に同神社は鎮座しているのです。▲空間神社全景鳥居は入口と末社前にそれぞれ1基あります。入口から向かって右側には古賀公民館が、左側には藤...

新原神社・新原地蔵堂 (福岡県須恵町) 付録:崩れかけた木造長屋

今回は福岡県須恵町新原地区にある、新原神社をめぐっていきます。こちらは神社というより、むしろ仏堂に近い場所で、境内に地蔵が祀られていることから、「新原地蔵堂」とも呼ばれています。入口には鳥居がありません。古びた拝殿と仏像を収めた本殿、そして地蔵堂が鎮座しています。神社横には消防団の新原分団があります。新原神社を訪れる際は、この消防団の建物を目印にするとよいでしょう。神社境内には本殿に収められた仏像...

小竹石穴古墳―年中石室に入れる円墳(福津市小竹)

古墳の石室というのは、たいてい覆土されているか、開口していても年に数回しか見られないのが基本です。しかし、ごく少数ながら年中石室を見学できる場所もあります。今回はその一つ、福津市小竹地区にある「小竹石穴古墳」をめぐっていきます。鞍手郡にも同じ"小竹"と書く地名が存在しますが、福津市のそれは「こたけ」ではなく「おだけ」と呼びます。豆知識だヨ!古墳入口は山の上にあります。旧3号線から住宅地の中を進み、坂...