対馬海の玄関口・厳原港でフェリー&RORO船を激写!

11月末の対馬滞在中、厳原港で船撮りに挑戦しました。位置的に撮影向きのアングルが多く、いろいろな場所をめぐりながらの撮影でした。被写体は基本的に九州郵船のフェリー・旅客船ですが、海保巡視艇や貨物船もガンガン撮ったつもりです。まず厳原~久田を結ぶ道路上から、九州郵船「ヴィーナス2」の入港シーンを撮影します。これまで博多港で何度も撮ったことのある船ですが、もちろん、対馬での撮影は今回が初です。背後の船は...

九州郵船「フェリーきずな」に乗る(厳原~博多)【3:厳原~郷ノ浦~博多】

厳原港を出発した「フェリーきずな」は、港湾施設を抜けて玄界灘の荒波に挑みます。風は強く波も高そうですが、比較的新しい船だからか、揺れはそれほど感じません。1983年建造の「フェリーげんかい」とは雲泥の差です。青々とした大海原を、船はグングン先へと進んでいきます。やがて、対馬の海岸線が見えてきました。リアス式海岸が多い対馬には、山と崖が海に突き出っているような、険しい地形が多く存在します。深い入り江が多...

九州郵船「フェリーきずな」に乗る(厳原~博多)【2:入港~乗船開始】

話を乗船開始から1時間前に戻します。14時25分発の博多行き227便に乗船するため、厳原港ターミナルにやってきました。これから乗船券を購入して、乗船までの時間をここで過ごします。ターミナルに入ると、すぐ目の前に窓口がありました。どうやらここで、乗船手続きを行うようです。まずは乗船名簿に記入して、博多行きの2等乗船券を購入します。それから2階に上がり、乗船開始まで待合室に滞在します。これからフェリーに乗るべく...

九州郵船「フェリーきずな」に乗る(厳原~博多)【1:船内設備について】

2020年11月、対馬からの帰りに九州郵船「フェリーきずな」を利用しました。今回は15時25分発の227便に乗船します。余裕をもって厳原港フェリーターミナルに出向き、乗船券の購入を済ませました。それから待つこと30分、乗船予定の「フェリーきずな」が近づいてきました。目次1 エントランス・2階客室(1等・2等指定)2 1階吹き抜け・客室(2等)3 トイレ4 甲板5 あとがき「フェリーきずな」入港シーンを動画や写真に収めてか...

【昭和58年生まれのオンボロ船】九州郵船「フェリーげんかい」に乗る(博多~比田勝)

2021年夏、九州郵船最古の船「フェリーげんかい」が博多~比田勝航路から退きます。このニュースを知ったとき、僕はすぐに対馬行を思い立ちました。「フェリーげんかい」で比田勝まで行ってみよう、と。そこから実行に移すまで、1週間もかかりませんでした。ほどなくして訪れた3連休の前日、僕は夜の博多港に来ていました。これから乗船する「フェリーげんかい」は、22時30分に出港します。これから5時間50分かけて、玄界灘を北上...

渡嘉敷村営「フェリーとかしき」に乗る(とまりん~渡嘉敷)【2:乗船記】

前篇では「フェリーとかしき」船内について見てきました。今回お届けするのは、那覇泊港(とまりん)を出発して、渡嘉敷港に至るまでの乗船記です。▲とまりんに到着!フェリーが発着する泊港「とまりん」には、出港1時間前の9時に到着しました。これから乗船手続きや買い物をしてから、船旅に備えたいと思います。まずはカウンター前で乗船名簿を記入して、乗船券を手に入れます。「フェリーとかしき」は予約制になっているようで...

渡嘉敷村営「フェリーとかしき」に乗る(とまりん~渡嘉敷)【1:船内紹介】

その美しさからリゾート地として親しまれている慶良間諸島。沖縄本島から各島へのフェリー航路が出ており、夏になると多くの観光客でにぎわう人気スポットです。今回はその一つ、渡嘉敷島をたずねるべくフェリーに乗船しました。渡嘉敷村営が運行する「フェリーとかしき」に乗って、沖縄の海が織りなす絶景を見ながら、約1時間を船内で過ごします。出発前に、まずは船内の様子から簡単にご紹介します。フェリーとかしきってどんな...

【施設紹介】渡嘉敷港旅客待合所(沖縄県渡嘉敷村)―南国情緒あふれるフェリーターミナル

今回は沖縄県渡嘉敷村にある、渡嘉敷港旅客待合所をめぐります。こちらは那覇と渡嘉敷島を結ぶフェリー(フェリーとかしき)・高速船(マリンライナーとかしき)が発着する「玄関口」で、来訪者はまずここで島への第一歩を踏み出します。沖縄本島から近いリゾート地ということもあり、立派な建物を有するターミナルでした。▲渡嘉敷港旅客待合所に入るターミナル前のロータリーからは、島一番のリゾート地として名高い「阿波連ビー...

【2020年9月】マリックスライン「クイーンコーラルプラス」に乗る(5=完)【名瀬~鹿児島】

マリックスライン「クイーンコーラルプラス」旅が始まってから、丸1日が経ちました。ふと目が覚めたので時計を見ると、すでに7時を過ぎています。当然ながら空は明るく、窓の外を見ると左右に山々が見えました。船はすでに鹿児島湾を航行中でした。ということは、向かって左手に「薩摩富士」こと開聞岳が見えるはず!見えなくなる前に、さっと甲板から写真を撮ってみましょう。目次1 開聞岳が見える!2 最後の接岸作業へ 鹿児島...

【2020年9月】マリックスライン「クイーンコーラルプラス」に乗る(4)【亀徳~名瀬】

徳之島・亀徳新港では、16時30分から17時00分までの30分停泊します。時間に余裕があるので、港やその周辺の風景をじっくり観察してみました。目次1 亀徳新港から見える風景2 ディナータイムもレストランで美味しく3 奄美大島沖で日没を迎える4 名瀬港に到着!大勢の乗客と「救急車」が乗り込んできた亀徳新港から見える風景徳之島の中心地なだけはあって、各地域に至る主要道が伸びています。県道80号線に沿って北上すれば、「...

【2020年9月】マリックスライン「クイーンコーラルプラス」に乗る(3)【与論~伊延~亀徳】

まもなく正午になろうという頃、マリックスラインの「クイーンコーラルプラス」は与論島・供利港に到着しました。これから寄港時には、甲板にて周囲の風景を撮りたいと思います。目次1 営業時間に注意!与論到着がレストラン営業のサインだ2 与論島を船上観光する3 沖永良部島の寄港先が伊延に変わる4 フェリーきかいがドンブラコ5 徳之島・亀徳港に到着営業時間に注意!与論到着がレストラン営業のサインだ与論島では11時50...

【2020年9月】マリックスライン「クイーンコーラルプラス」に乗る(2)【本部~与論】

朝7時に那覇港を出たマリックスライン「クイーンコーラルプラス」は、2時間かけて沖縄本島を北上。9時に本島北部にある本部港に到着しました。目次1 最初の寄港地・本部港にて2 伊是名島・伊平屋島を横目に進むやんばる沖3 鹿児島県最初の寄港地・与論島に到着最初の寄港地・本部港にて本部港に到着すると、ほどなくして伊江村営フェリー「ぐすく」が出港。「クイーンコーラルプラス」は瀬底島を回りこむように接岸しましたが、...

【2020年9月】マリックスライン「クイーンコーラルプラス」に乗る(1)【那覇~本部】

長年の悲願がついに叶いました。2020年9月、国内フェリー屈指の長距離航路である「鹿児島~那覇航路」を利用しました。本航路にはマルエーフェリー・マリックスラインが就航しています。今回はマリックスライン「クイーンコーラルプラス」の運航日にあたりました。那覇を朝7時に出発した船は、本部、与論島(与論)、沖永良部島(和泊)、徳之島(亀徳)、奄美大島(名瀬)に寄港し、25時間半かけて南西諸島を北上。翌朝8時半に鹿...

【撮影記録】高松港でフェリーを激写!散歩気分で船撮りできる(香川県高松市)

四国第一の玄関口といえば、なんといってもここでしょう!香川県の県庁所在地、高松市です。通称「瀬戸大橋」が開通するまでの間、本州と四国を結ぶ主な輸送手段は、フェリーや貨物船といった海運でした。中でも宇野と高松を結ぶ「宇高航路」は、国鉄・JR四国による鉄道連絡船として親しまれ、ホバークラフトも走っていたそうです。今回はかつての玄関口、高松港の今日を知るため、フェリー撮影をかねて散策してみました。▲真新し...

【施設紹介】泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」(沖縄県那覇市)―沖縄諸島への玄関口

那覇にはフェリーターミナルが2か所存在します。鹿児島~那覇航路を担うマルエーフェリー&マリックスラインの場合、旭橋駅に近い那覇港から発着しますが、沖縄本島近郊の離島に向かう場合は、泊ふ頭から発着しています。今回はそのうち、泊ふ頭にあるフェリーターミナル「とまりん」をめぐりました。見栄橋駅から国道58号線を歩くこと15分。左手に大きなビルが見えてきました。これが今回訪れるフェリーターミナル「とまりん」で...

時間に注意!マルエー&マリックスラインの那覇出港は早朝7時

航行時間の都合上、早朝に出港するフェリーなんてのもあります。それが今回ご紹介する鹿児島~那覇航路です。マルエー&マリックスラインの鹿児島~那覇航路について簡単に解説飛行機ほどメジャーではありませんが、九州と沖縄県を結ぶ交通機関として古くから親しまれ、一度に多くの旅客・貨物を輸送できる頼りがいのある存在です。マルエーフェリーとマリックスラインがそれぞれ2隻ずつ、交互に船を走らせています。そんな鹿児島...

高雄~澎湖を結ぶフェリー「台華輪」を見に行った

台湾の長距離フェリーに乗ってみたい!一応、台湾も島国ですから、フェリー航路はそこそこあるんですよ。しかしその前に、どんな航路がありましたっけ。たしか、基隆と高雄から長距離フェリーが出ていましたね。ええと・・・・基隆~馬祖を結ぶ新華航業(就航船:台馬之星・台馬輪)・高雄~澎湖を結ぶ台湾航業(就航船:台華輪)以上二つが台湾国内の長距離フェリー航路です。以前は有村産業が国際航路を運航していましたが、あれが...

【2019年5月】阪九フェリー「いずみ」に乗る(新門司⇒泉大津)

今や毎年恒例になった、ホークスvsバファローズの復刻試合「関西クラシック」を観戦するため、大阪の京セラドームに行ってきました。今回、僕が移動手段に選んだのは、新門司港と泉大津を結ぶ阪九フェリーです。寝ている間に目的地に運んでくれるため、安いしホテル代が節約できるし、これまで頻繁に利用してきました。これからお届けするのは、電車で小倉駅に着いてから、フェリーで大阪・泉大津港に到着するまでの乗船記です。自...

バンコクの水上バス「チャオプラヤー・エクスプレス」に乗る(シープラヤ~メモリアルブリッジ)

バンコク中心部を流れるチャオプラヤー川は、バンコク交通網の一部に組み込まれています。数多くの渡船が運航されており、その中でも、水上バス「チャオプラヤー・エクスプレス」はとくに有名な存在です。市内の主要地を結び、高頻度で運行されていることから、外国人の利用者も多い主要交通機関となっています。今回はそんな水上バスに乗って、バンコク市内を移動してみました。国鉄フアランポーン駅やチャイナタウンが近い、リバ...

【乗船記】「ニューかめりあ」で体験!夜明けの博多湾をゆく

博多と韓国釜山を結ぶフェリー「ニューかめりあ」は、昼間に博多を出発して夜に釜山へ着き、深夜に釜山を出発して早朝に博多へと戻ってきます。九越フェリーなき今、博多に朝到着する夜行フェリーは、カメリアラインの「ニューかめりあ」のみとなっています。今回は博多港到着前の「ニューかめりあ」甲板から、博多湾の風景をいくつか写真に収めましたのでお届けします。その前に、今回の乗船記を少しだけ挟んでから、本編に入りた...

始発ビートル(JF113便)乗船前に・・・朝の博多港をめぐる

2年ぶりに韓国釜山を訪れました。前回に続いて、今回も格安日帰り切符「Bかめチケット」を利用しての渡航で、早朝8時半に出港するJF113便を利用しました。この始発便を利用するには、とにかく早起きすることが必須になります。なにせ7時半までに国際ターミナルに到着せねばなりませんから、博多駅には遅くとも7時前に着いておく必要があります。私の場合、最寄りのJR東郷駅を6時8分に出発する、普通列車博多行きを利用しました。こ...

海上自衛隊護衛艦「さざなみ」「いなづま」一般公開 別府観光港(2018年3月)

3月17日、大分県別府市にある別府観光で、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」と「いなづま」の一般公開が行われました。今回はその一般公開に参加しましたが、実をいうと護衛艦の一般公開があることは全く知りませんでした。別府に立ち寄った際、偶然観光港で人を満載した護衛艦に遭遇しました。即座に「これは一般公開中だな」と思い、観光港にやってきたところ、やはり予想は当たりました。護衛艦に乗れる機会はそうそうないので、...

【2018年2月】名門大洋フェリー「きょうとⅡ」に乗る (新門司⇒大阪南港)

2018年2月、名門大洋フェリー「フェリーきょうとⅡ」を利用して、新門司港から大阪南港まで移動しました。このフェリーに乗るのは今回で2回目となります。同船に関しては、初回の乗船時に大方紹介済みなので、今回は旅行記スタイルを前面に出しております。船内の様子については、2017年3月発表の記事「名門大洋フェリー「フェリーきょうとⅡ」乗船記録 (新門司→大阪南港)」をご覧ください。目次1 ゆったりとした船旅を満喫2 翌朝...

青空最高!正月の博多港で船撮り三昧

年明けの瞬間こそ曇り気味でしたが、2018年元旦の福岡は比較的好天に恵まれました。今回は1月6日に博多港を訪れたので、その時の様子をお届けします。同日、港に隣接するマリンメッセでは福岡市消防局の出初式が執り行われました。その様子を見ようと思い、博多港にやってきたのです。波止場には赤い消防車が集結しており、これからの出番に備えていました。国際旅客ターミナルには、早朝到着したカメリアライン「ニューかめりあ」...

【2017年春】名門大洋フェリー「フェリーきょうとⅡ」に乗る(新門司⇒大阪南港)

九州から近畿方面に向かう際、個人的に一番多く利用するのが新門司と大阪南港を結ぶ「名門大洋フェリー」です。同フェリーの航路は2往復体制となっており、出発が早い順に第1便、第2便と呼ばれています。第2便は夜出発・朝到着のため、昼間に仕事や学校がある場合でも利用しやすいといえます。その一方で、第1便は夕方出発・早朝到着という行程ですから、仕事や学校がある方には利用しづらいです。今回、そんな第1便に乗船する機会...

【2016年12月】カメリアライン「ニューかめりあ」に乗る(釜山⇒博多)

博多港と韓国・釜山を結ぶ国際フェリー「ニューかめりあ」の乗船記録をお届けします。今回も前回(2016年4月)と同じく、釜山から博多までの夜行便に乗船しました。思い返せば、前回の乗船はたいへん悲惨な旅路でした。自分自身に直接危害が及んだというわけではありませんが、乗船していた若い韓国人団体客がたいへんうるさく、真夜中でも猿のように絶叫していたのです。さて、今回は騒音とは無縁の旅路を送ることができるのでしょ...

【乗り方伝授】JR九州高速船「ビートル1世」に乗る(博多⇒釜山)

JR九州高速船「ビートル1世」は「ビートル2世」とともに、博多~釜山航路の主力として活躍しています。2016年春の「ビートル2世」乗船記に続いて、今回は「ビートル1世」の乗船記をお届けします。前回と同じく「Bかめチケット」(行き:ビートル、帰り:ニューかめりあ)を利用しているため、やはり博多から釜山までの乗船です。朝のさわやかな博多港を出港して好天の中、3時間の航海が始まります。今回も2016年春と同じく、朝9時発...

【2016年秋】松山小倉フェリー「くるしま」に乗る (小倉⇒松山⇒小倉、2)

九州と四国を結ぶ松山小倉フェリー「くるしま」に乗船して、小倉と松山を往復してみます。前回は写真を交えながら、ちょっとした船内探検をやってみました。続いては乗船記と銘打って、船内でどう過ごしたかお届けします。目次1 小倉港→松山観光港(往路) 名物おでんも食べてみた!2 松山観光港→小倉港(復路) ずっと寝たまま過ごした3 まとめ小倉港→松山観光港(往路)今回の度は小倉港から始まります。フェリー乗り場には出航時...

【2016年秋】松山小倉フェリー「くるしま」に乗る (小倉⇒松山⇒小倉、1)

今回は松山小倉フェリーの「くるしま」に乗船して、小倉と松山を往復してみます。まず乗船記をお届けする前に、「くるしま」が一体どんな船なのか、船内の写真を交えながらお届けします。目次1 エントランス―さんふらわあ時代からあまり変わっていない2 客室―夜行便に乗るんだったらベッドが良いよね3 トイレ―古いフェリーとは思えない清潔さ▲小倉港に停泊する「くるしま」「さんふらわあ」時代を含め、これまで十数回ほど松山...

下関港国際ターミナル(山口県下関市)―朝鮮・満州への玄関口は今

今回お届けする「下関港国際ターミナル」は、JR下関駅から徒歩5分という好立地にあります。下関駅からペデストリアンデッキを歩けば、地平に一切降りることなく、さらに横断歩道を一切渡ることもなく、ターミナルに至ることができます。とても便利ですね。戦前運行されていた「関釜航路」には「鉄道連絡」があったそうですから、船~鉄道間の連絡が良いのは、80年前も今も同じなのでしょう。▲下関港国際ターミナル全景国際ターミナ...