小倉駅を発車する0系新幹線こだま【2001年】
「ウエストひかり」今となっては懐かしい響きの名称ですが、この列車こそ、0系新幹線が最後の輝きをみせた存在といえます。100系新幹線に見劣りした車内設備を一新して、グリーン車のような横2+2配列の座席を設置。ビュフェ車は従来のカウンター式から、ファーストフード店のような開放感あるテーブル席に生まれ変わりました。そんな「ウエストひかり」編成も、700系新幹線「ひかりレールスター」のデビューを機にこだまへの転用が...
早朝の湯布院を旅ラン!JR久大本線キハ200系も激写した
旅先でのランニング「旅ラン」の魅力に取りつかれたら、もう元には戻れません。観光しながら体も動かせて、どこでやっても楽しい!それが旅ランです。近年、外国人に人気の観光地「由布院」で一泊した際、早朝の空き時間を利用して旅ランに挑戦しました。由布院中心部のホテルを出て、これからJR南由布駅に向かいます。たんに走るだけではなく、JR久大本線の撮影地を見つけながら、時間をかけて走りました。▲ホテルを出て由布院駅...
【施設紹介】JR久大本線 由布院駅(大分県由布市)―外国人でにぎわう主要駅
今回は大分県東部、由布市にあるJR由布院駅をめぐります。同駅は久大本線東部の要所にあたり、すべての特急列車が停車するほか、ここで折り返す普通列車・特急「ゆふいんの森」も設定されています。外国人に人気の観光地「由布院」の玄関口です。▲駅舎駅舎は黒を基調とした、落ち着いた色合いの木造建築です。エントランスにあたる空間は吹抜けになっており、天井から光が差し込んできます。▲駅前の土産物店駅前に目をやると、さす...
キハ40系「或る列車」が由布院駅にやってきた!
湯布院観光を終え、由布院駅で博多行きの特急「ゆふ」を待っている時のこと。久留米方面から一風変わった列車が近づいてきました。これはもしや、スイーツトレイン「或る列車」ではないか!じつは撮影前日、日田駅でこの列車とすれ違いました。その時は満足に撮影できず、なんとも悔しい思いをしたものです。はれて、一日越しの撮影リベンジとなりました。そもそも定員が多くないのか、外国人でごった返す「ゆふいんの森」とは対照...
【施設紹介】JR久大本線 南由布駅(大分県由布市)
今回は大分県東部、由布市(湯布院町中川)にある南由布駅をめぐります。JR久大本線東部の要衝・由布院駅の一つ先にある無人駅で、普通列車だけが停車します。かつてはトロッコ列車「トロQ」が、同駅~由布院間を結んでいました。▲駅舎駅舎はそれほど古くないものの、周囲の景観に合わせて和風デザインを取り入れています。この辺の温泉宿にありそうな見た目だと思いました。入口から向かって左側にトイレが、右側には待合室が配さ...
キハ71系特急「ゆふいんの森5号」乗車記(2=完)【博多~由布院】
博多~由布院間を結ぶ観光特急「ゆふいんの森」に初乗車しました。今回はキハ72系の検査入場を受けて、キハ71系が運用に入っている「ゆふいんの森5号」を利用します。普段から外国人利用者が多いだけに、きっと国際色豊かな空間が広がっているでしょう。めざせ由布院!目次1 博多~久留米(天下の特急街道区間)2 久留米~日田(耳納連山と並走する田園区間)3 日田~由布院(渓谷美が素晴らしい山岳区間)博多~久留米(天下の...
キハ71系特急「ゆふいんの森5号」乗車記(1)【博多~由布院】
九州を代表する観光列車として、国内外から利用者が殺到して止まない特急「ゆふいんの森」。デビューからすでに30年以上が経過しており、老朽化は隠せませんが、まだまだ元気に走り続けています。そんな中、博多駅を14時台に発車する「ゆふいんの森5号」に乗って、由布院に行く機会を得ました。所定キハ72系のところ、あいにく検査期間中ということで、キハ71系が充当されていました。老朽化が進んでいるだけに、早いうちに乗って...
JR鹿児島本線東郷~赤間間で激写!883系Ao3編成も来た【2023/6/4】
天気のいいある日、久々にJR鹿児島本線での撮影を思い立ちました。昔よりも寂しくなった気はしますが、だからと言って何もしないのは、これまた寂しい。せめてたくさん撮れるようにと、本数多めの夕方を狙いました。▲813系(全編成未更新)南福岡行きやった!まずやって来たのは813系オール未更新の6両・南福岡行き。前後ともに100番台でした。前3両はRM104、後ろ3両はRM111編成です。先行列車と間隔が詰まっているせいか、ずいぶ...
【施設紹介】JR筑豊本線=福北ゆたか線 新入駅(福岡県直方市)
今回は福岡県北部、直方市にある新入駅をめぐります。駅番号はJC20。JR筑豊本線でもとくに本数の多い「福北ゆたか線」内にある同駅は、かつて直方気動車区の最寄りでした。駅からは車庫や広い構内が見え、50系客車「レッドトレイン」や後藤寺線のキハ52など、今では見られない車両がたむろしていたのを覚えています。電化後、気動車区跡地は区画整理で消え、そこには商業施設が建てられました。気動車区の痕跡は土地境界標など、ご...
福岡トンネル坑口でJR山陽新幹線を激写!【2023年春】
トンネル区間や防護壁の多いJR山陽新幹線には、撮影地が多くありません。今回は数少ない撮影地の一つ、「福岡トンネル坑口」がある宮若市にやってきました。皆さんご存知のように、宮若市は鉄道空白地帯です。おまけに山がちの地域ですから、場所によっては公共交通機関が乏しいこともあります。この撮影地はまさに交通不便地の典型例で、近くを走るバスの本数はまばらです。そんなわけで、今回ここを訪れるにあたり、自宅からクロ...