八幡宮神社(長崎県対馬市)―対馬の歴史が詰まった社

今回は長崎県対馬市厳原町にある、八幡宮神社をめぐります。社号 八幡宮神社(厳原八幡宮神社)旧県社祭神神功皇后仲哀天皇応神天皇姫大神武内宿禰例祭日旧盆八月十三日 前夜祭〃八月十四日 前夜祭〃八月十五日 本祭〃神幸式放生会本社は神功皇后三韓御征伐の時対馬国に御着船ありて上県郡和珥の津より三韓に渡り給ひ三韓を平げ給ひて凱還の時清水山に行幸ありて此の山は神霊の止まるべき山と宣ひ神鏡と幣帛を岩上に置き皇后親...

金刀比羅神社(長崎県対馬市厳原町)―港町の高台にある社

対馬をめぐるうちに、この島にはたくさん神社があることに気づきました。島の玄関口にして中心部の厳原も、例外ではありません。街中を歩いていると、ちょっとした小道があって、そこを進むとたちまち鳥居が見えてくるのですから。今回は厳原の中心部に近い、金刀比羅神社をめぐります。▲金刀比羅神社の入口・一の鳥居その入口はスナックや居酒屋が密集する歓楽街にありました。こじんまりとしていますが、清掃が行き届いているら...

豊崎神社(長崎県対馬市上対馬町)―比田勝バスターミナルの前にある社

今回は対馬最北部、比田勝地区にある豊崎神社をめぐります。▲豊崎神社を正面から眺めて(手前の道路は国道382号)比田勝港から国道沿いに内陸部に入ると、やがて比田勝バスターミナルに至ります。その近くにあるのが、この豊崎神社です。元寇に際して戦死した宗下野次郎盛維をはじめ、計4柱の神が祭られています。豊崎神社由緒記上県郡上対馬町比田勝神ノ山六五八前夜祭 九月十四日 例大祭 九月十五日豊崎神社祭神名 經津主神...

厳原港を一望できるビュースポット!清水山城三ノ丸に登る(長崎県対馬市)

対馬の中心地・厳原には、多くの史跡が残っています。今回はその中から、井須原港を一望できるビュースポットで知られる、清水山城三ノ丸に登ってみました。「登る」というからには、もちろん険しい山道を歩かねばなりません。はたして、無事にゴールまでたどり着けるでしょうか?史跡 清水山城跡国指定 昭和五九年一二月六日清水山城跡は、有明山(五五八.二m)から延びた東の支脈先端にあたる清水山の尾根上に立地する。一六世...

フェリーげんかいを見ながら散策!上対馬・比田勝港をめぐる

2021年に退役が予定されている、九州郵船「フェリーげんかい」を撮影するため、対馬最北部の比田勝にやってきました。これから比田勝の街をグルリとめぐりながら、一路比田勝バスターミナルを目指します。それまでの道中、フェリーが見える場所を見つけては、じゃんじゃん撮っていくつもりです。▲今回のスタート地点はコチラ!比田勝港ターミナルのちょうど対岸比田勝港は入江の奥にあります。そのうち、九州郵船のターミナルがあ...

【JR南郷駅から徒歩20分】目井津漁港~虚空蔵島を散策する(宮崎県日南市)

JR日南線の観光特急「海幸山幸」に乗るため、宮崎県日南市南郷にやってきました。さっそく始発駅の南郷駅にやってきたは良いものの、列車が来るまで2時間もあります。この微妙に長い待ち時間をどうするか、途方に暮れながら地図を開いてみると、近くに漁港を見つけました。歩いて20分程度で行けそうなので、さっそく暇つぶしに行ってみることに。これから行く場所は「目井津」というそうで、漁港のすぐ横には虚空蔵島という、防波...

西郷どんの故郷をたずねて―加治屋町をめぐる(鹿児島県鹿児島市)

幕末志士を多数輩出した鹿児島県鹿児島市。今回はその中でも、西郷隆盛や大久保利通といった下級武士が居住していた、加治屋町を散策したいと思います。目次1 甲突川から大久保利通生誕地へ2 薩摩藩下級武士の復元住居3 西郷隆盛生誕地はひっそりと静まり返って4 高麗橋から鹿児島中央駅に戻るということでまずは、スタート地点のJR鹿児島中央駅にやってきました。ここから歩いて数分の所に、加治屋町があります。空を見ると雲...

【鹿児島中央駅前】朝食の鶏飯ウマー!ホテルユニオンに泊まってみた

ホテルに泊まるとき、何を意識して予約しますか?安さ、立地、禁煙、朝食付き・・・お望み通りの条件を満たす部屋なんて、もちろんそう簡単には見つかりません。もし探すなら、2つの条件で絞り込むのが良いでしょう。例えば僕の場合、安さと禁煙ルームを最優先にしています。もし出発時間が遅ければ、それにプラスして朝食付きを探すこともあります。今回、鹿児島に一泊するにあたって、運よく条件通りのホテルが見つかりました。「ホ...

住吉神社(長崎県対馬市厳原町)―崩れかけた鳥居が建つ港の社

対馬の中心部・厳原の港沿いを歩いていると、ふと気になる一角を見つけました。家と家の間に見えるのは、どうみても石の階段です。雰囲気からして、その先に神社があるのは一目瞭然でした。現地の宗教事情を垣間見るべく、石段を進んでみました。民家の隙間を抜けると、その裏手にあったのは一基の水盤と崩れかけた石段でした。あまり通る人がいないのか、かなり草生していますし、細い水道管が石段を横切っています。滑落しないよ...

県指定記念物・対馬藩お船江跡(長崎県対馬市)―江戸時代の石積みドックが残る

対馬の中心地・厳原に近い久田地区にはかつて、「お船江」という対馬藩の船を手入れするドックがありました。その遺構は現在でも残されており、城下町厳原を代表する史跡として、観光地化されているそうです。今回はそんなお船江跡を見るべく、久田地区を目指しました。厳原中心部から歩いて10分という、気軽に行ける観光地でした。▲厳原から久田に抜ける橋上(臨港道路)の説明碑文厳原市街地から久田地区に抜ける臨港道路(厳原...

元祖宮崎のチキン南蛮 「おぐら本店」でウマイと唸らせてくれ!

僕自身まだ味覚が若いのか、チキン南蛮は大好物です。きつね色に揚がった鶏肉を甘酢をくぐらせ、それを特製タルタルソースでいただく・・・。甘さと酸味が絶妙なハーモニーを生み出し、おまけに白飯との相性が良いのです。今や学食の定番メニューでもおなじみのチキン南蛮ですが、九州は宮崎発祥といわれています。今回は発祥の地として有名な、「おぐら本店」(宮崎県宮崎市)に行ってみたいと思います。ということで、最寄りのJR宮...

普天間宮(沖縄県宜野湾市)―日本神道と土着信仰が融合した地

沖縄県内には土着信仰と日本神道が融合した、古い神社がいくつも存在します。今回はそんな神社の一つで「琉球八社」を構成している、普天間宮(宜野湾市普天間)を訪れました。普天間宮 略記鎮座地 沖縄県宜野湾市普天間一丁目二七番一〇号御祭神一、熊野権現 伊弉諾尊 速玉男命 事解男命 天照大御神 家都御子神二、琉球古神道神 日の神 竜宮神(ニライカナイ神) 普天間女神(グジー神) 天神・地神・海神例大祭 旧暦...

沖縄県渡嘉敷村の中心部を行く(渡嘉敷港~村唯一の信号機~役場)

まさに「離島の離島」ともいうべき、沖縄県渡嘉敷島にやってきました。この島には3つの集落があり、そのうち阿波連と渡嘉志久はリゾート地として開発されています。その一方で、島の玄関口にあたる渡嘉敷集落は観光地化されておらず、ローカルな雰囲気が漂う場所です。今回はそんな渡嘉敷集落を歩き、南国情緒を思う存分に感じてみようと思います。今回のお散歩コース渡嘉敷港~渡嘉敷小・中学校前の信号機~渡嘉敷郵便局~渡嘉敷...

軽便与那原駅舎(沖縄県与那原町)―沖縄県営鉄道「ケービン」最大の遺構は今

長らく沖縄県営鉄道(ケービン)最大の遺構として残っていた、旧与那原駅舎が解体されたと知ったときは、大きな衝撃を受けました。なんたって、旧与那原駅舎はケービンだけでなく、沖縄戦にも深く関係する遺構だったのですから。これまで残存してきた駅舎は、2代目与那原駅舎として建築された、鉄筋コンクリート造の平屋建てでした。沖縄戦で破壊され、見るも無残な姿になりましたが、さいわい解体されることなく、焼け残った柱や...

ケラマブルーを見よう!渡嘉敷島のリゾート「阿波連ビーチ」をゆく(沖縄県渡嘉敷村)

2020年9月。3度目の沖縄にして、ようやく本島以外の場所を訪れました。今回は那覇からフェリーで1時間の場所にある、渡嘉敷島(沖縄県渡嘉敷村)に来ています。なかでも島の南側にあるという、阿波連ビーチは「ケラマブルー」と呼ばれる絶景で有名なのだそうです。これは行くしかありませんね!ということで、渡嘉敷港からバスで阿波連ビーチにやってきました。ちなみに、渡嘉敷港周辺は村の中心地ですが、観光地化はされていない...

波上宮(沖縄県那覇市)―じつは崖っぷち!琉球国一の宮

今回は沖縄県那覇市若狭1丁目にある、波上宮をめぐります。琉球の土着信仰といえば、ノロ・ユタと呼ばれる巫女や「御嶽」が有名ですが、その一方で、王国時代から本土式の神道も導入されていました。その代表的な例が「琉球八社」であり、波上宮はその「一の宮」に列せられています。沖縄総鎮守旧官幣小社 波上宮祭神主神 伊弉冊尊 速玉男尊 事解男尊相殿神 産土神(鎮守神) 少彦名神(薬祖神)境内仮鎮座浮島神社(天照大...

自転車ミニベロで海中道路を駆け抜けろ!(沖縄県うるま市)

鉄軌道がない沖縄本島では、マイカーが幅を利かせています。地元民はもちろんのこと、観光客もレンタカーを利用して、観光地をめぐることが多いです。バス交通網も発達していますが、観光客が乗るにはいささかハードルが高いですし、運賃も安くありません。そんな沖縄の移動手段で、僕がひそかに注目を集めているのがレンタサイクルです。那覇市内を観光する場合、ママチャリでも十分でしょうし、もう少し遠くまで行きたいという場...

正助ふるさと村の奥に行ってみた(中ノ尾・土師上・松丸・石井原・石井)

これまで宗像市内のいろんな場所に行ってきましたが、逆方向にある旧吉武村(吉留・武丸地区)に行く機会はそう多くありません。距離もそうですが、なんたって山がちなものですから、ママチャリでの散策には体力を要します。クロスバイクを手に入れた今、吉武地区への精神的距離は短くなりました。天気の良い日を利用して、「正助ふるさと村」方面に出向いてみることに。今回散策した地区の略図を上に掲載しています。集落名は赤文...

【吉塚駅前】本格ネパール料理「ナングロガル福岡店」のダルバトセット

最近、ネパール料理のダルバートに凝っているwraです。新大久保の本格ネパール料理店「ナングロガル」が、なんと福岡にも支店を出していると聞き、さっそく行ってみました。場所はJR吉塚駅に近い、福岡市民病院の向かい側です。店が妙見通りから見えるそうなので、歩道を歩きながら探すも、なかなか見つかりません。タブレットの地図で確認すると、場所は間違っていないようです。しかし、そこにあるのは韓国料理店「道(TAO)」。...

三池炭鉱宮原坑跡に行ってみた(福岡県大牟田市) 付録:新みつやの高専ダゴ

2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されてから、はや5年が経ちました。今回はその構成遺産になっている、三井三池炭鉱宮原坑(福岡県大牟田市)を訪れました。駐車場に車を止めると、すぐ横に「炭鉱電車」を模したトイレを発見!遠目から見て一瞬、本物の保存車両かと思いましたよ。よく見ると、一番上にパンタグラフが載っています。それにしても、妙にリアルなパンタグラフだと思い...

【国際通り】安くてウマイ!深夜食堂「まきし食堂」の味噌汁(沖縄県那覇市)

国際通りで朝食を探していると、デカデカと掲げられた看板に目が行きました。ステーキの方じゃありません、下の方です。看板いっぱいにメニューがズラリと列挙されています。メニューの多さも魅力的ですが、スゴイのはそれだけじゃない。広々74席!24H営業!その名も沖縄家庭料理「まきし食堂」です。24時間営業の定食屋さんで、おまけに沖縄のご当地グルメがいただけるのだから、これはまさに一人旅の心強い味方といえます。看板...

あの駅トイレは今・・・沖縄県営鉄道(ケービン)糸満駅跡をたどる

かつて「ケービン」と呼ばれ親しまれていた、沖縄県営鉄道。廃止から70年以上経った今もなお、その痕跡は断片的に残されています。今回はその一つを辿るべく、本島南部の糸満市にやってきました。この地にはかつて糸満線が伸びていました。これからその終点だった糸満駅跡に向かいます。糸満駅は土地を東西に貫き、西側に車止めがありました。糸満小学校の東側に駅があったといわれています。実際に航空写真を見てみると、そこだけ...

那覇を走った電車「沖縄電気軌道」の遺構をたずねて(儀保駅~坂下通り~安里駅)

戦前のごく短い時期ですが、沖縄県那覇市にも路面電車が走っていました。それが1914(大正3)年に開業した沖縄電気軌道です。通堂~首里間6.9㎞を結びましたが、利用者はなかなか伸びず、並行するバス路線が開業したことで経営状態は悪化。1933(昭和8)年に廃止されました。20年にも満たない、短命の路線だったのです。廃止から80年以上になる今日でも、面影はかすかに残っています。今回はその中でも有名な物件の一つ、「旧都ホ...

沖縄料理の店「お食事処みかど」のちゃんぽん(沖縄県那覇市)

「ちゃんぽん」と聞いて麺を思い浮かべるのは僕だけじゃないはず。豚骨ベースの白濁スープに中華麺、そして野菜炒めがトッピングされた、あの長崎名物を思い浮かべます。しかし、同じ「ちゃんぽん」という名前でありながら、全くの別物が沖縄にあるというのです。今回はそんな沖縄のちゃんぽんを実食すべく、那覇市の名店「みかど」にやってきました。黄色い看板が目印です。ゆいレール美栄橋駅から歩いて数分の場所にあり、フェリ...

【沖縄ホテルガイド】個室ホステル 美らCABIN(沖縄県那覇市)―2泊2000円で泊れる格安宿

人気リゾート地に行くと必ずぶち当たるのが、「ホテル高すぎ問題」です。とくに近年は外国人旅行者の増加が著しく、国内の主要観光地では軒並み、宿泊料金が高騰していました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、インバウンドがほぼ100%途絶えたことで、これまでの状況は一変。宿泊業界は苦しい戦いを強いられています。そんな中、僕は沖縄県那覇市の中心部にあるホテル「個室HOSTEL 美らCABIN」を利用しました。その名の通り、...

宮古&石垣島を通る国道390号線「本島区間」を歩く(沖縄県那覇市)

日本にあまた存在する「海上国道」のなかで最も南西部にあるのが、今回ご紹介する国道390号線です。那覇市の旭橋交差点を起点に、沖縄本島・宮古島・石垣島を経由する先島諸島の大動脈です。現在、海上区間にはフェリー航路が設定されておらず、車一台で完走するのは至難の業です。かつ沖縄本島を通る区間は短く、わずか600メートルしかありません。かなり個性的な国道ですが、今回はその中でも「本島区間」の600メートルを歩いて...

【福工大前】具沢山なダルバート!ネパール料理店「ガウレ」のムスタングセット

前回、軽食メニューのカジャセットを注文したガウレにまた行ってきました。この店には一般的なインネパメニューだけでなく、ダルバートをはじめとする本格ネパール料理も置かれています。もちろん、今回いただくのはダルバートメニューの一つ「ムスタングセット」です。天気の良い日でした。福工大前駅に降り立ち、駅前通りをまっすぐガウレへ。駅に近く、気軽に行けるのが嬉しい好立地です。ガウレの話をする前に、ちょっとだけ余...

小川阿蘇神社(熊本県宇城市小川町)―巨大クスがある宿場の鎮守

今回は熊本県宇城市にある、小川阿蘇神社をめぐります。旧小川町の中心部、すなわち薩摩街道の小川宿に鎮座する神社です。その歴史は11世紀に遡り、その長い歴史の中で、焼き討ちや領地没収などを経て今日まで続いています。祭神は阿蘇十二神。▲小川阿蘇神社入口・一の鳥居一の鳥居横には、明治29年(丙申)生まれの同年会による石碑が建立されています。このように、同級生が集まりコミュニティを作っていたことが、石碑から分か...

【福工大前】干飯チウラに挑戦!ネパール料理店「ガウレ」のカジャセット

先日、福工大前にあるネパール料理店「サスラリガラ」を紹介しましたが、じつは近くにもう一軒ネパール料理店があるのをご存知でしょうか?その名も「ガウレ」という、福岡ではそこそこ名の知れたネパール料理店なんだそうで。時期も時期ということで、しばらくテイクアウト限定の営業だったようですが、今どうしているか気になり、足を運んでみました。これからは積極的に外出すべく、電車で行ける距離は電車で行こうと思います。...

旅行リハビリ始めました 目的地:天神(単発)―106サウスにミールス食いに行った

マレーシア旅行から帰ってきて4か月。あれからミールスを一切口にしていません。そんな中、ヤツは突然現れました。禁断症状です。これに対する処方箋はただ一つ、ミールスを食べに天神か北九州に出なければなりません。ちょうど旅行リハビリの最中ですし、ついでに天神まで行ってみることにしました。電車で福岡市街地に出るのは、台湾から戻ってきた2月20日以来、およそ3か月ぶりです。先日、クロスバイクで福岡市街地を通りまし...