冬・早朝の台鉄関山駅は寒い―南国台湾の一側面

夜行列車で台東県にある関山に向かうため、台北駅にやってきました。ここからは台北23時ちょうど発のキョ光号606次(樹林発台東行き)に乗り込みます。縦貫線の夜行列車にはビジネスクラス《中文:商務車》が連結されていませんが、こちらには連結されており、自強号料金で乗車することができます。運賃制度が特殊であるため、ビジネスクラスは料金も列車番号も自強号扱いとなっています。今回は普通車に乗車しました。やってきた列...

台鉄の新型車両・EMU800型「微笑號」に乗る

EMU800型に試乗するため、七堵駅にやってきました。EMU800形はこの後基隆から来るので、それまで時間を潰すことにします。改札を出て駅前を覗いてみましたが、雨が強く、すぐに引き返してホームに戻りました。縦貫線の基隆~台北間は、「基北線」という愛称名でも付いているのでしょうか?花蓮行きのTEMU1000形「タロコ」が到着しました。ホームを挟んで反対側では、荷物客車から荷物を取り出す作業が行われていました。今回乗車するEM...

夜の台北を過ごしてみたいな・・・(夜行列車待ちの場合)

台湾を長距離移動する際、いつも重宝しているのが台鉄の夜行列車です。夜行列車は縦貫線と東部幹線で運転されており、種別はいずれも急行クラスのキョ光号です。料金は安いし、宿代が浮くし、時間を有効活用できるということで、筆者のような貧乏学生にとって嬉しい列車であります。台北市中心部のホテルで一泊した筆者は、早朝から基隆・西門町・万華・円山・芝山巌と巡ってきました。訪れる場所を一通り廻ったので、夜をどう過ご...

領台初期の殉職者「六士先生」が眠る芝山巌へ

日没まであと二時間ほどあったので、その僅かな時間を利用して、「芝山巌」という丘陵地帯に足を運びました。ここは、日本領台初期に日本語教育を行う学校「芝山巌学堂」が置かれた場所であり、文部省の伊沢修二氏と七人の教師が台湾人に日本語を教えていました。抗日ゲリラ征伐を行う近衛師団を率いた北白川宮能久親王殿下が、マラリアのため台南で薨去したのち、伊沢氏と教師一名は親王の遺体とともに内地へ戻りましたが、その直...

水の神様を祀る―円山水神社(台北市士林区)

台北メトロ剣潭駅にやってきました。ここは九フンと並んで、台湾観光でお馴染みの観光地となっている「士林夜市」の最寄り駅です。夜市は駅から歩いてすぐの場所にあるため、個人旅行で訪れる方も多いのではないでしょうか?今回の目的地は士林夜市ではありません。剣潭駅のすぐ傍には、台北自来水道事業処陽明分処があり、その敷地内には日本統治時代の史跡「円山水神社」「円山貯水池」が残されています。陽明分処への入口は、剣潭路と...

懐かしさを感じる街「万華」を行く

台北(たいほく)市には清統治時代より発展してきた下町が三か所あり、それぞれ「大龍ホウ」「大稲テイ」「万華」と呼ばれています。今回は龍山寺を起点に、「万華」の街を散策してみたいと思います。▲龍山寺万華は元々「艋舺」(台語で「バンカ」と発音)とよばれていましたが、日本統治時代の大正九(1920)年に発音をもとに、日本式に漢字をあてはめ、地名を「万華」(ばんか)に改めました。地名の元々の由来は、原住民平埔族に属するケタガラン語の...

阿宗麺線を食べに台北・西門町に行ってみた!

台北(たいほく)市を代表する繁華街・西門町にやってきました。日本統治時代の西門町を中心に、当時の未広町・寿町・築地町の南部を合わせたエリアに繁華街が広がっています。日本統治時代の台北市地図に関しては、『日治時期臺灣地圖資料庫』をご参照ください。「電子全文」をクリックすると、地図を見ることができます。地元福岡の天神を思い出させる風景です。西門町入口へは、台北メトロ板南線の西門駅から歩いて「0分」です!...

【2014年正月・撮影記録】最新鋭が並走する・・・台鉄汐科駅で激写!

台北(たいほく)から各駅停車の列車に乗車した場合、地上を出て最初に到着するのが汐科駅です。カーブを描いているので、レイルファンの間ではよく知られた撮影地の一つとなっています。動画をメインに鉄道車両の撮影を行うため、しばらく滞在しました。殆どの画像が動画からのキャプチャです。まずTEMU2000形「プユマ」が通過しました。後追いです。PP自強号が通過します。目の前を通過するシーンをキャプチャすると、ご覧のように画...

EMU600型「ラバーダック」ラッピング編成に乗る

台湾のラバーダックブームはとどまるところを知りません。2014年1月現在、台鉄では「ラバーダック」の展示に合わせて増発が行われており、EMU100形を臨時運用に動員しています。その他にも、EMU600形の「ラバーダック」ラッピング編成も登場し、主に基隆~七堵駅間のシャトル列車として使用されています。今回はEMU600形ラッピング編成に乗り込み、まず七堵に向かいました。▲EMU600形「ラバーダック」ラッピング編成EMU600型を撮影...

【北台湾随一の港町】基隆市中心部をめぐる(旧神社~義重町~日新橋~基隆駅)

基隆(きいるん)市は台湾北東部にある港町であり、日本統治時代以前より、台湾防衛上重要な位置を占めてきました。日本統治時代には、台湾と当時の内地を結ぶ連絡船が発着する港町として、そして軍港としても発展を遂げてきました。今回は旧基隆神社から基隆駅までと短い距離ですが、市内を歩いてみることにします。旧基隆神社は信二路沿いに立地しており、この通りを西へ進むと基隆港に、東へ進むと基隆女子高《中文:基隆女中》に...