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【2014年夏】台鐵台東線DR2700形 普快4675次 乗車記(玉里~花蓮)

2014年7月、まもなく定期運用から撤退するという台鐵DR2700形に乗車しました。玉里発花蓮行きの普快4675次で全区間を乗りとおします。なお昨年夏にも、同列車に鳳林から花蓮まで乗車しました。今回の4675次の乗車をもって、DR2700形最末期の運用区間すべて(花蓮~玉里~台東)に乗車を果たしました。運用撤退が間近に迫っており、なんとか滑り込みで間に合った形です。目次1 玉里~鳳林2 鳳林~志学3 志学駅で2列車を待避4 志...

まもなく定期運用終了へ...玉里駅につどう台鐵DR2700形を激写

台鉄DR2700型といえば、晴天の玉里駅に集う風景を真っ先に思い出します。この気動車の写真を撮るために玉里へ来たのは2回限りでしたが、いずれも充実した時間を過ごすことができました。DR2700型が定期運用から外れる直前に撮影した、玉里駅構内の風景をお送りします。花東縦谷は毎回訪れるたびに青々としており、訪問を楽しみにする筆者を温かく(暑く)もてなしてくれます。おかげでむさ苦しい曇り空にがっかりすることなく、DR270...

台鐵台東線DR2700形 普快4678次 乗車記(富源~玉里)

富源から玉里に移動するため、台鐵台東線のDR2700型普快4678次に乗車しました。台東線電化直後の2014年7月に行われたダイヤ改正により、DR2700型は定期運用から外れ冷房車が一掃されたことから、現在 同線内の各駅停車は全て区間車に統一されています。DR2700型が駅員の誘導でゆっくり入ってきました。前面を銀色に塗装して原型に近づけた「リバイバル編成」ではなく、前面を黄色塗装にした編成でした。撮影するとき前者、乗車する...

高所恐怖症は要注意!九重夢大吊橋をそろり散策【ミヤちゃんを探せ】

九州中央部、大分県九重町には飯田高原という高原地帯があり、九州を代表する避暑地として知られています。高原の入口には九酔渓という、これまた美しい渓谷があります。そこにあるのが今回お送りする、九重夢大吊橋です。日本で一番高い歩行者専用橋であることはよく知られており、筆者もかねてより訪れてみたいと思っていました。あいにくの天気ではありましたが、九酔渓の素晴らしい眺めを一望することができましたよ。▲九重夢...

鍋ヶ滝(熊本県小国町黒渕)―滝つぼにケルンが並ぶ神々しさ

野暮用で熊本県小国を訪れたときのこと、途中で鍋ヶ滝なる景勝地の近くを通ったので、納涼がてら立ち寄ってみました。▲旧蓬莱小学校来訪者が多いため、滝の横にある駐車場を使うことはできず、廃校になった蓬莱小学校のグラウンドに車を止め、マイクロバスで滝に移動するようになっていました。駐車場は有料です。旧蓬莱小学校前にあるポンプ車格納庫付近からマイクロバスが出ていました。格納庫のシャッターにはなぜか、ゴリラの...

【施設紹介】台鐵台東線 富源駅(花蓮県瑞穂郷)

今回は台湾東部、台鉄台東線富源駅の様子をお送りします。昭和20年の時点では白川駅と呼ばれていました。元々の駅舎は台東線によくある無骨なデザインでしたが、電化にあわせて改修工事が行われ、和風デザインに衣替えしました。完成直後は本来の設計図とは異なる、赤を基調としたデザインになっていました。さすがに批判の声があがったようで、結局設計図通りの姿に「再改修」され現在に至ります。▲富源駅駅舎改修工事の完成予想...

旧抜子社(花蓮県瑞穂郷)―墓地になった「白川神社」

旧抜子社は台湾東部、花蓮県瑞穂郷の北側にある神社跡地です。台鉄富源駅から歩いて行くことができ、比較的交通の便の良い場所にあります。境内入口では水車が回っています。案内看板にも神社跡である旨が記載されていますが、名称は抜子祠ではなく「白川神社」となっています。▲境内入口から参道を眺めて水路をわたり、境内に入ります。旧抜子社を代表する遺構といえば、なんといっても入口付近に建つ石灯篭でしょう。完全な形で...

雨降り時の東郷駅

夏場になると太陽がしょっちゅう照りつけてきますが、雨もよく降ります。晴れの後に雨が降っても、その時間が短ければ蒸し暑くなり、一層過ごしづらくなるものです。雨が適度に降り続ければ、涼しい風が吹いてきて、夜は心地よくなります。かといって、長く降り続ければ寒い夜になることでしょう。所要で福岡市内に出るため、最寄りの駅にやってきました。改札を抜けてホームに上がると、ちょうど雨が降り出してきました。7月前半...

コメント欄の不備につきまして

【業務報告】皆様いかがお過ごしでしょうか、wraです。前ブログの方ではすでにお伝えした、コメント欄の不備について報告いたします。かねてより、当ブログではコメント欄を設置しており、前ブログゆかりの方から主にコメントをいただいています。先日、前ブログ(アメーバブログ)で執筆した記事に読者様から、「NGワードが出て、当ブログにコメントできない」という旨のコメントをいただきました。そこで、スパム業者対策に施して...

水清らかな原住民の里「抜子庄」をぶらり散策(花蓮県瑞穂郷)

今回お送りする抜子庄とは、台湾東部の花蓮県瑞穂郷北部にある地域を指す名称です。現在の行政区画でいうと、富源村・富興村・富民村に該当し、日本統治時代末期の行政区画でいうと、大字白川地区にあたります。ちょうど中央部を台鉄台東線・省道9号が通っており、富源(旧:白川)駅があります。富源駅前に案内看板があります。一つの看板に「日治」と「日拠」表記が混在しています。「日拠」とはありますけれども、年号自体は正し...