厳島神社・蛭子神社―漁村の弁財天さま(宗像市大島)

今回お届けする厳島神社・蛭子神社は宗像市沖に浮かぶ大島にあります。同神社は大島南東部にある、宮崎集落の小高い丘に鎮座しています。島中心部から宮崎に通じる道を進むと、やがて宮崎集落に入り、道はすぐに途切れます。道が途切れる直前で、集落奥に入る路地に入って少し進むと、神社入口が見えてきます。路地も中々の狭さですが、神社に入る道も非常に狭く、道の両脇には民家が迫っています。離島ならではの「密度高い漁村」...

JR東郷駅北口の風景(14)―駅前住宅の痕跡、ついに消滅へ

工事開始からはや3年、JR東郷駅北口の改良工事がいよいよ折り返しを迎えようとしています。駅前にあった雑居ビル等の跡地は整地され、以前の建物基礎・擁壁は跡形もなくなりました。建物跡はロータリー拡張に用いられるようですが、従来の敷地だけだと用地が足りないようで、旧3号線側の一部低地が埋め立てられています。最後まで残っていた駐車場跡地も整地され、建物があった場所一帯は凹凸のない更地へと変貌しました。もはや駅...

聖福寺―猫がいる古刹(福岡市博多区)

今回お届けする聖福寺は博多区御供所町にあります。御供所町一帯は博多区一の寺院密集エリアで、聖福寺周辺には承天寺、東長寺など福岡を代表する寺院が立ち並んでいます。大通りに面した承天寺・東長寺と異なり、聖福寺は路地の中に位置しています。大通り沿いだと、どうしても車や雑踏といった「都会の音」が聞こえがちですが、はたして聖福寺境内はどうなのか。安らぎを求めて聖福寺に入ってみます。聖福寺境内にはいると、鬱蒼...

釜山に残る「昭和時代」を求めて―路地に行けば何かあるかも・・・

韓国南部の都市・釜山は同国屈指の港町にして、日本統治時代には満州への玄関口として栄えていました。朝鮮経営の要所だった釜山には多くの近代建築が建てられ、日本内地に近いことから、日本人の居住も数多くあったようです。それを示すかのように、現在でも旧市街地を中心に日本家屋や古い店舗建築を目にすることができます。今回は南浦洞地区を中心に、日本統治時代の町並みを探してみたいと思います。南浦洞へと向かう前に、ま...

岩瀬集落を行く―別荘地だってあるんです(宗像市大島)

宗像市沖の離島「大島」には、港のある中心部以外にも複数の集落があります。南側には宮崎、北側には岩瀬・津和瀬という小さな集落があります。宮崎集落は南海岸でかつ中心部に近いため、世帯数は多いうえに漁村としての性格を有しています。その一方で、大島の北海岸は険しい断崖絶壁に囲まれていることから、穏やかな海岸線が多くありません。北海岸の場合、険しい地形に囲まれたわずかな平地を活用して、集落が置かれています。...

【施設紹介】釜山港国際旅客ターミナル(釜山広域市東区)

今回お届けする釜山港国際旅客ターミナルは韓国・釜山港のうち、国際航路の旅客を取り扱う港湾施設です。KORAIL釜山駅から海へ向かって歩くこと5分、まだ開発の進んでいない空地の中に、真新しいターミナルビルが建っています。ターミナル周辺を遮るものはなく、釜山駅のデッキからはターミナルビルのほか、停泊中の国際フェリーを見渡すことができます。目次1 ターミナルビル外観2 いざターミナル内部へ3 受付カウンター―海運...

旧大島砲台―牧場になった海辺の戦跡(宗像市大島)

今回お届けする旧大島砲台は宗像市沖の離島・大島の北端部にあります。島最大の集落と港がある島南部から循環道路に入り、切り立った断崖絶壁を避けるようにして進むと、牧場・砲台跡に入る小道が見えてきます。小道をさらに進むと、それまでうっそうと茂っていた森林が開け、広大な牧草地に移り変わります。今回お届けする砲台跡は、牧歌的風景のど真ん中に位置しています。海が荒れた日は強い潮風がおし寄せるこの地も、波が穏や...

惜しい、おかしい!韓国で発見「へんてこ日本語」(2016年4月版)

日本人が多く訪れる海外都市のひとつ・韓国釜山には、訪問した日本人が不便しないよう、日本語表記が随所に見られます。大企業や公的機関がかかわる施設だと、日本人や日本語に精通した韓国人が文章に目を通しているためか、ちゃんとした日本語表記を見ることが専らです。また、観光客向けの個人商店や食堂でも、日本語表記を見ることがあります。つまり、それだけ日本人が多く訪れるということです。今回は短い滞在時間で見つけた...

【施設紹介】博多港国際ターミナル(福岡市博多区)

今回お送りする「博多港国際ターミナル」は博多区北部、博多港の一角にあります。「ベイサイドプレイス博多」一帯は、五島・壱岐・対馬方面に向かう旅客船、または市営渡船の発着拠点になっています。それに対して、国際ターミナルは文字通り、朝鮮半島方面に向かう国際航路の発着拠点です。税関・イミグレーション等の諸設備が備わっているだけに、大きなターミナルビルを有しています。目次1 1階チケットカウンター2 出国審査...

帰国したその足で船撮り!「ニューかめりあ」を下船した足で、朝の博多港を散策

博多港に発着する数少ない夜行フェリーで、かつ韓国・釜山とを結ぶ国際フェリーでもある「ニューかめりあ」を下船したところから、今回の話は始まります。朝の博多港に降り立ち、無事に入国審査を済ませて外に出てきました。これから博多駅を目指す前に、港で10分船撮りをして過ごすことに。まずは釜山から乗船してきたカメリアライン「ニューかめりあ」の巨体を一枚。近年、博多港には巨大なクルーズ船が頻繁に出入りしていますが...