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台鐵台東駅で「珍車」発見!DR2510形&DR2700中間車

2017年4月、台北から乗車してきた夜行列車から早朝の台東駅へと降り立ちました。時刻は5時半。まだ4月とは言え台東の空は既に明るく、昨日から降り続ける雨で地面は濡れています。そんな台東駅では改装工事が行われており、駅全体が工事現場と化していました。▲工事中の台東駅駅舎の正面玄関は工事のため閉鎖されています。暫くの間、駅待合室へは側面から入ることになります。駅ホームでは台北から乗ってきた莒光号616次が、長旅...

【施設紹介】JR美祢線 於福駅(山口県美祢市)

今回お届けする於福駅は山口県西部、美祢市の北部にあるJR美祢線の小駅です。▲於福駅駅舎昔ながらの木造駅舎で、屋根瓦にはいかにも中国地方らしい石州瓦が使用されています。無人化されているため駅窓口は閉鎖されており、もともと駅事務室のあった場所は「於福地域交流ステーション」というコミュニティ施設として転用・活用されています。▲於福駅前の風景駅前は静まり返っています。また、駅前商店と思しき建物にはシャッターが...

旧台東神社(台東県台東市)―拝殿残存説あり...東台湾・鯉魚山の神社跡

今回お届けする台東神社は台湾南東部、台東市の中心部・鯉魚山にありました。神社跡地は現在台東県忠烈祠として整備されており、境内には神社時代の構造物がいくつか現存しています。目次1 参道2 二の鳥居3 石燈籠など4 拝殿5 本殿参道▲旧台東神社入口神社入口は旧台東駅(現在の台東バスステーション)の裏側にありました。当時の参道は忠烈祠の参道に転用されています。▲旧台東神社・鯉魚山施設配置図日治時期台東神社遺址、鯉...

「ひまわり学生運動」の中心地・台北市旧幸町~樺山町を行く

台湾の首都にして最大都市・台北市の中心部にやってきました。今回は台湾政府の主要機関が集中する地域、日本語地名でいうならば幸町~樺山町にかけての地域をめぐっていきます。▲亭仔脚の中から旧台北州庁を眺めて台北駅のすぐ東側が今回めぐる地域にあたります。駅から数百メートルほど東には、旧台北州庁をそのまま転用した監察院があります(写真上)。先ほど二つの地名を挙げましたが、幸町・樺山町ともに台北駅のすぐ東側にあ...

台湾ポタリングの聖地「鹿野村」を再訪(台東県鹿野郷)―現存日本家屋など

今回は日本統治時代に私設移民村が置かれていた台東県鹿野郷西部をめぐっていきます。かつての移民村「鹿野村」があった場所は現在「竜田」と呼ばれ、日本人が去った後に台湾人が移り住んでいますが、碁盤の目に整備された区画や日本家屋に当時の面影が残っています。本項では竜田と呼ばれている地域を便宜上「鹿野村」と呼ぶことにします。さて、そんな「鹿野村」には既に2014年夏に訪れています。あれから3年の間に、かつて存在...

【5月25日・撮影記録】博多駅で811系・783系・787系を激写!

多くの列車が行きかう博多駅で、発着する列車の姿をいくつか収めていきます。まずはいつものように、車体更新が順次予定されている811系を被写体としました。▲博多駅に停車中の811系P10編成九州各地で幅を利かせている787系は、特急「かもめ」「きらめき」として博多駅に出入りしています。10年前、まさか787系が「かもめ」として長崎に乗り入れようとは思ってもいませんでした。新幹線がJR九州の目玉になった今では、かつての主役...

【施設紹介】台鐵台東線 関山駅(台東県関山鎮)―SLの置き土産残る駅ホーム

今回お届けする関山駅は台湾東部、台東県関山鎮の中心地にあります。自強号(一部)・莒光号といった優等列車も停車する重要駅で、早朝を中心に区間車の折り返し運用も設定されています。▲現在の関山駅外観現在の駅舎は二代目にあたります。台東線の全線電化に際し、大規模なリニューアルを受けて新築も同然の美しい駅舎へと生まれ変わりました。なお、開業当時の駅舎は現在よりも若干池上側にありました。日本統治時代に建造された...

【5月20日・撮影記録】釣川橋梁で883系・813系・EH500貨物を激写! 付録:トキワススキの葉

天気の良い日の夕方、宗像市中央部を流れる釣川の近くにやってきました。せっかく川沿いに来たことだし、近くにあるJR鹿児島本線の橋梁付近で久々の撮影といきました。コンデジ撮影のうえに、構図は特に考えていません。▲883系特急「ソニック」(AO16編成)博多行き▲813系(R105編成先頭)荒尾行き▲813系(R209編成先頭)大牟田行き▲EH500-45牽引貨物長編成の貨物列車は迫力がありますね。EH500になったことで編成が長くなり、以前よりも...

中華路139巷の宿舎群(花蓮県玉里鎮)―東台湾の田舎町に残る日本家屋

台湾東部にある交通の要所・玉里にやってきました。同地を訪れたのは、玉里鎮公所の近くに残っているという木造宿舎(日本家屋)を記録に残すためです。ところが、今回の玉里滞在時間は行程の都合上わずか15分しかありません。はたして、予定通りに取材をこなすことはできるのでしょうか。旅行記スタイルでお届けします。▲リニューアルで生まれ変わった玉里駅今回は列車で玉里入りしただけに、玉里駅を起点に目的地を目指します。約2...

日本統治時代の史跡活用また一つ...再生した新富市場(台北市万華区)

台湾では近年、日本統治時代に建造された建築物を修復・改修して活用するケースが増えています。台湾の首都・台北市も例外ではなく、市内に点在する木造宿舎や洋館の修復が行われている話をよく耳にします。今回は修復が完了したばかりという、万華区にある新富市場を訪れました。荒廃していた市場建築と和風建築の事務所が修復され、資料館・カフェとして再利用されているというのです。新富市場のある万華に来てみると、残念なが...