東台湾・林田移民村 中野集落(=二村)を行く(花蓮県鳳林鎮)

東台湾・花蓮県鳳林鎮にあった日本人移民村「林田村」のうち、今回は中央部に位置する中野(なかの)集落をめぐります。南側にあった南岡集落と同じように戦後、日本人がいなくなった場所に客家系を中心とする台湾人が移り住み、二村と呼ばれるようになって現在に至ります。中野集落は林田村の中心地だったようで、集落内には駐在所と尋常高等小学校(→国民学校≒小学校)が置かれていました。なお学校は現在でも学校として機能しており...

くまモンが博多祇園山笠「千代流」を見に来た!飾り山を背景に踊るぞ

6月28日、博多祇園山笠・千代流飾り山の前に、熊本県のマスコット(所謂ゆるキャラ(R)とも)「くまモン」がやってきました。今回、飾り山の完成状況を見て回ろうとパピヨン前に来たところ、偶然にも遭遇しました。▲2017年の千代流飾り山・見送り標題「がんばろう熊本」今回飾り山の完成状況を見ようと、千代流飾り山の山小屋があるパピヨン前にやってきました。まず初めに今年の飾り山について簡単にご紹介します。見送り標題には...

【天気は悪くても】黒崎駅でEF81-303「銀釜」を見送る

6月中旬から梅雨入りした九州では、雲が空を覆い天気の悪い日が続いています。そんな曇りの日のこと、私はJR黒崎駅のホームに立っていました。▲黒崎駅を出発する811系P11編成と出発を待つEH500牽引貨物列車P11編成は元々「スペースワールド号」という、特別ラッピング列車として使用されていました。通常塗装になったのちも当別仕様の座席・化粧板はそのまま残されており、811系屈指の異端児として知られています。黒崎駅でしばら...

平渓線菁桐駅前の木造宿舎群(新北市平渓区)

台湾北部のローカル線「平渓線」に乗り、終点の菁桐駅にやってきました。平渓線は一応ローカル線ではあります、台北から近いうえに沿線には観光地が多く、週末になると多くの観光客でにぎわう路線です。今回も満員すし詰めの列車で苦しみ悶えながらの道中でした。さて、今回菁桐にやってきたのには理由があります。日本統治時代に炭鉱開発が行われたという同地には、80年以上前に建造された木造建築が複数保存されているというので...

別府弁天池―カルスト台地が育んだコバルトブルーの湧水池(山口県美祢市)

別府弁天池は山口県西部、美祢市にある湧水池(環境省『名水百選』選定地)です。カルスト台地として知られる秋吉台のすぐ北側にある同池は、カルスト地形が育んだ純度の高い湧き水のために、コバルトブルーの美しい水面を形作っています。まさに秋吉台が生み出した副産物と言えましょう。今回はそんな別府弁天池周辺をめぐります。▲別府弁天池のある美祢市別府地区別府地区は山間にあるのんびりとした農村です。集落に入ると茶色い...

いつの間にかオシャレになった秋吉台(山口県美祢市)

山口県西部美祢市にあるカルスト台地「秋吉台」にやってきました。北九州市にある平尾台とともに、九州・山口を代表するカルスト地形として知られています。相変わらず週末になると多くの訪問者で賑わう秋吉台。その広々とした草原に佇むと、あたたかく澄んだ初夏の風が出迎えてくれます。およそ15年ぶりにやってきましたが、あれから何ら変わっているところはありません・・・カルスト台地に関しては。(変わっていたら逆に怖いで...

東台湾・林田移民村 南岡集落(=一村)を行く(花蓮県鳳林鎮)

東台湾・花蓮県鳳林鎮にあった日本人移民村「林田村」のうち、今回は一番南に位置する南岡集落をめぐります。同集落には戦後、日本人がいなくなった場所に客家系を中心とする台湾人が移り住み、一村と呼ばれるようになって現在に至ります。また、戦前から戦後にかけて煙草の栽培がおこなわれてきたため、集落内部には収穫した煙草の葉を乾燥させるための小屋「ベーハ小屋」が残っています。今回は旧南岡集落をめぐり、ベーハ小屋や...

くまモン、イオンモール香椎浜「熊本宝箱キャラバン」に登場

2017年6月17日、イオンモール香椎浜でFBSスマイルデイフェスタが催され、熊本県内の特産品を扱う特設ブース「熊本宝箱キャラバン」も出展されました。熊本県のマスコット(所謂ゆるキャラ(R)とも)「くまモン」もその応援に駆けつけてくるとの話を聞き、早速香椎浜へと向かいました。梅雨時とは言うものの雨は全く降る気配なく、福岡の空は見事なまでの快晴。おかげで大変暑く、イオンモール香椎浜にある水遊び場では子供たちが水...

日本一せっかちな巨大ススキ「トキワススキ」 夏本番を前にもう開花

ススキという植物はたいてい秋に開花するものですが、夏に開花する種類も存在するんですよ。ご存知でしたか?そのススキ・・・つまり「トキワススキ」が福岡県新宮町で開花したことを知り、さっそく同町にやってきました。今回のリポートは新宮町の玄関口・新宮中央駅から始まります。6月の新宮町は梅雨の気配もなく、天気は見事なまでの快晴です。電車を降りると冷房の効いた車内とは打って変わり、外は眩しい日差しに曝されてい...

鹿野村社(台東県鹿野郷)―甦った東台湾移民村の鎮守

2015年の春、台湾南東部にある鹿野郷で神社が再建されました。再建された「鹿野村社」は当初、日本統治時代の内地人移民村「鹿野村」の鎮守として建立され、戦後は社殿の基礎のみ残存していました。しかし近年、基礎の修復にあわせて社殿も再建されることが決まり、2014年ごろから再建工事が行われてきました。そして2015年、もとの位置に鳥居・石灯籠・社殿が再建され、「鹿野村社」はおよそ70年ぶりに鹿野の台地に蘇りました。鹿...