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雲林県虎尾の日本統治遺産群をめぐる(給水塔&涌翠閣)

砂糖工場の街として知られる雲林県虎尾鎮。今回は市街地に眠る日本統治時代の遺産群から、2つの物件に絞ってお送りします。戦前から大規模な砂糖工場が置かれた関係で、虎尾には多くの日本人が駐在していました。虎尾自体は小さな町ですが、大都市に引けを取らない立派な建築物が建てられ、その多くが現存しています。市街地の北西部にある、台湾自来水公司の浄水場にやってきました。やはり戦前から使用されているもので、敷地内...

完全100%ノープラン!夜の雲林県斗六市を散策した

私は基本ノープラン旅を勧めていません。どこに何があるかも分からない状態でノープラン旅を始めても、絶対に楽しめないでしょう。目次序 ノープランの短所&長所1 台湾・斗六をノープランで散策する2 ここで台湾の道路マメ知識3 雲中街の警察官舎街4 チョット一言5 雲中街から雲林路へ6 バーワンを食べるならココ!斗六第二市場7 総括ノープランの短所&長所その地の名物料理がどうだ、観光地の位置関係がどうだ。それを...

【台湾ホテルガイド】真岡大飯店(雲林県斗六市)―魯肉飯食べ放題の朝食が最高!

台湾各地のホテルをご紹介するシリーズ「台湾ホテルガイド」。今回は台湾西部・雲林県斗六市にある、真岡大飯店というホテルについてお届けします。場所は台鐵斗六駅の目と鼻の先という好立地にあり、斗六市中心部にも近接しています。安宿というよりもむしろビジネスホテルで、宿泊料金は1580元でした。時期によってはさらに安くなるかもしれません。室内は広々として、過ごしやすく無料朝食もついていたりと、廉価で快適な一晩を...

EMU500転クロ車にも乗車!台鐵縦貫線・彰化~斗南を移動する【2018年末】

台鐵の大動脈・縦貫線の彰化~斗南間を移動していきます。同区間の雰囲気は鹿児島本線の鳥栖~荒尾間に近く、台湾南西部の平原地帯を南北に縦断しています。駅も小さな無人駅が増え、本線の重厚さとローカル線の雰囲気が混在しているのが特徴です。まずは今回のスタート地・彰化駅に来ました。ホームに上がると、ちょうどEMU300形の自強号が出発を待っているところです。彰化始発の130次になって、これから海線経由で基隆を目指し...

福岡市動植物園のコツメカワウソに会いに行った(でもカワウソの写真なし)

福岡市動植物園にコツメカワウソがいるんですってね。カワウソといえば色々な種類がいますけど、その中でもコツメは特にかわいいのです。もちろん、それぞれのカワウソにも良さはあります。対馬や樺太にいるというユーラシアカワウソは、ワイルドな外観に可愛さが見え隠れしていますよね。ツメナシカワウソはどことなく悲しそうな、「しまねっこ」に通じる表情が良い。アマゾンのオオカワウソは・・・怖いだけですよね(笑)カワウソ...

【2018年末】台湾・虎尾糖廠の五分車撮影記(2=完)―十番積込場の入換を激写!

「【2018年末】虎尾糖廠の五分車撮影記(1)」の続編です。前回は虎尾市街地から九番積込場までの行程をお届けしました。前回のあらすじ虎尾中心部でバスを降り、高鐵雲林駅で荷物を預けたのち、身軽になった状態でシュガートレインの撮影に向かいました。今回はより遠くまで行きたいという思いから、旅先で走る「旅ラン」のスタイルを取り入れています。虎尾から走ること十数キロ、ついに目的地の九番積込場に到着しました。この...

【2018年末】台湾・虎尾糖廠の五分車撮影記(1)―旅ランスタイルで奥地を目指す

毎年廃止・トラック転換が噂されている、台糖虎尾工場の「五分車」ことシュガートレインですが、2018年度も無事に運行されました。2018年12月中旬から運転が始まり、収穫したサトウキビを満載して工場と積込場を往復しました。今回はそんなシュガートレインを撮影するため、雲林県虎尾鎮にやってきています。同列車の撮影は2015年1月にも行ったことがあり、それ以来およそ3年ぶりの虎尾訪問です。目次1 虎尾で「撮影ラン」にチャ...

彰化の布問屋街「三民布商場」を行く―薄暗いアーケードにあったものは...

台湾西部、彰化県彰化市。市の玄関口にある彰化駅前をしばらく進むと、線路沿いに薄暗いアーケードが見えてきます。その中がどうなっているのか、以前から気になっていました。今回はアーケードを散策しながら、そこがどのような場所で、どういった役割を担っているのか、調べてみようというのです。彰化駅前から三民路に沿って進むこと百メートル。向かって左手に、屋根付きの薄暗い路地が開口していました。ここが今回の目的地で...

【彰化扇形庫】台湾スイーツ店「扇形車庫旁傳統冷熱豆花」の豆花湯円

2018年末、私は台湾西部の街・彰化に来ていました。名物の扇形車庫を見学した帰り道、偶然見つけた甘味処で休憩がてらスイーツをいただくことに。店は「扇形車庫旁傳統冷熱豆花」というそうで、軒先のような場所にあります。店名は掲げられていませんが、店先には甘味屋である旨を示す看板が立っていました。何の店なのかは、看板を見ればすぐにわかると思います。店内にはテーブルが3~4つしか置かれていませんが、今回は運よく空...

【2018年末】台鐵彰化扇形庫&宿舎街をめぐる

2018年末、私は台湾西部の街・彰化を訪れました。せっかく彰化に来たのだからと、当初は予定していなかった台鐵扇形庫(彰化機関区)にも立ち寄ることに。目次1 台鐵彰化扇形庫を見学する2 展望台に登るもよし3 台鐵宿舎街のにぎわい台鐵彰化扇形庫を見学する守衛室で記名をすませ、機関庫に入っていきます。すでに午後3時過ぎと遅い時間帯ですが、それでも訪問者の数は多く、さすがは彰化屈指の観光地だと感じました。ターンテ...