砂糖工場の街として知られる雲林県虎尾鎮。今回は市街地に眠る日本統治時代の遺産群から、2つの物件に絞ってお送りします。

戦前から大規模な砂糖工場が置かれた関係で、虎尾には多くの日本人が駐在していました。虎尾自体は小さな町ですが、大都市に引けを取らない立派な建築物が建てられ、その多くが現存しています。

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市街地の北西部にある、台湾自来水公司の浄水場にやってきました。やはり戦前から使用されているもので、敷地内には古い建屋が残されています(写真上)。

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浄水場の横には「涌翠閣」という大規模な和風建築があります(写真上)。

こちらは浄水場の付属物ではなく、虎尾郡の招待場として昭和14(1939)年に設置されたものです。いわゆる接待所として、総督府・軍関係者などの接待に用いられました。二二八事件の際には、台湾人が同館に集まり合議したと伝えられています(雲林県政府文化処)

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涌翠閣は長らく民家に転用されていましたが、2010年に古蹟指定を受け、現在は和風カフェとして使われているようです。なんでも、つい数年前に修復完了したとか云々。

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そんな涌翠閣から振り返ってみると、立派な給水塔が聳えていました。これは先ほどの浄水場に付属するもので、昭和5年に使用開始されたものです。現在では給水の役目を終えていますが、その歴史的価値が認められ、史跡として保存されています(虎尾鎮公所)

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給水塔に近づいてみましょう。一帯は大崙脚公園として整備され、給水塔を眺めながら散歩できるようになっています。

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公園敷地内には、散策路が縦横無尽に張り巡らされています。給水塔マニアなら、思わず見とれて長時間滞在してしまうかもしれませんね。東屋もあるので、座りながらゆっくり眺めるのも一興ですよ。

撮影日:2018年12月29日




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