2月の北海道は一面雪に覆われています。どこを見ても真っ白で、逆に雪のない場所を探す方が難しいかもしれません。始めて冬の北海道を訪れましたが、本当に凄い。
南国育ちの筆者にとって、北海道や北陸の雪景色は珍しい風景です。見たら「きれいだな」「美しいな」という感情が先行しますが、いざ現地で生活するとなれば話は変わってくると思います。
今回は北海道千歳市に入り、市中心部をめぐっていきます。2月中旬の北海道はまだ雪に覆われていますが、積雪の状態はどうなっているのでしょうか。
JR千歳駅を出て、駅前通りを西へと進んでいきます。今回は駅大通を進んで国道36号線に合流後、そこから千歳神社を目指し、千歳市役所を経由して駅に戻っていく予定です。
駅を出てしばらく進むと、やがて帯状の緑地帯が見えてきました。いわゆるグリーンベルトですね。今は雪の覆われていますが、雪融けすれば芝生広場が広がっていることでしょう。
グリーンベルトを過ぎて、駅大通をさらに進んでいきます。ちなみにこの街路、国道337号線に指定されています。千歳市を起点に、長沼町、江別市、石狩市などを経由して、小樽市東部を終点とする3ケタ国道です。
歩道や道路は融解して水浸しになっていますが、道沿いの空き地や駐車場には雪が積もりきっています。雪かきしていない車は、写真上のように雪に埋もれていました。屋根の上も凄いことになっていますね。
それにしても、歩道の水浸しが凄いですね。場所によっては完全に融けて、その部分だけ池のようになっています。周囲の雪が踏み固められているため、水が深くなって歩けません。
やがて、国道36号線との交点が見えてきました。錦町2丁目交差点です。ここから苫小牧・室蘭方面に曲がります。
ときおり路地に目をやると、やはり道路が水浸しになっています。積雪といい道路の水浸しといい、この時期の都市部はとにかく大変そうですね。歩くだけでも憂鬱になりそうです。
千歳川が見えてきました。ちょうど橋の架け替えが行われており、仮設橋に切り替わっています。
千歳川の河畔から千歳神社に向かおうと、わき道に入ると深い雪にハマってしまいました。そういえば、樺太に深雪という地名がありますね。あそこも冬になると雪が深いのでしょうか。
神社に立ち寄った後は、国道36号線を離れて市役所方面に向かいます。千歳神社の前には、近年数を減らしつつある歩道橋が残っていました。
本町2丁目交差点から川南通に入ってしばらく進むと、千歳市役所が見えてきました。この辺りまでくると千歳市街地の最南部で、1キロ南には新千歳空港の巨大な滑走路があります。
市役所の向かい側には千歳市水道局があります。川南通沿いには公的施設が密集しているようですね。近くには消防本部、商工会議所、保健所などもあります。
東雲町5丁目交差点で左折後、千歳線の高架に沿って数百メートル進むとJR千歳駅に到着です。
撮影日:2019年2月19日