【施設紹介】JR羽越本線/白新線 新発田駅(新潟県新発田市)
今回は新潟県東部、新発田市にある新発田駅をめぐります。新潟から伸びてきた白新線と羽越本線が接続する主要駅で、かつては南下して山奥に入る赤谷線(1984年廃止)も分岐していました。▲新発田駅駅舎と新発田市コミュニティバス主要駅によくある形状の平屋駅舎ですが、かつての城下町ということで、なまこ壁をイメージしたデザインにリニューアルされました。駅前広場も和風のデザインに改修され、景観に合わせた建造物も散見さ...
京津線にインターアーバンを見た!併用軌道で京阪800系を撮る
京都市地下鉄に直通する京阪京津線は、「地下鉄電車が道路を走る」とよく言われがちです。大型電車が併用軌道を走る様子は、レイルファンでなくても注目する珍風景として、ながく親しまれています。今回はそんな京津線の撮影に挑戦するべく、滋賀県大津市をたずねました。まずは定番の撮影ポイントを求めて、JR大津駅から歩きだします。▲大津市マンホールJR大津駅から街中を歩くと、やがて琵琶湖が見えてきました。ここで石山坂本...
【施設紹介】JR東北・北海道新幹線/奥羽本線 新青森駅(青森県青森市)
今回は青森県青森市の玄関口にして北海道との結節点・新青森駅をめぐります。新幹線とJR奥羽本線が交差する場所に設置されており、新幹線より一足も二足も速い、1986年に開業しました。今でこそ東北新幹線・北海道新幹線の接続駅として、在来線との接続駅として機能していますが、開業当初は棒線ホームの無人駅に過ぎず、普通列車の一部も通過していたそうです。そういえば昔、「なんでこんな駅が新青森と名乗っているのだろう」と...
中国山地をグネグネ進め!JR姫新線キハ127系&キハ120乗車記(姫路~新見)
とぐろを巻いたヘビのような路線でした。今回は姫路と津山・新見を結ぶ山岳ローカル線、JR姫新線を乗りとおしました。まずは近代化が進み、223系そっくりの気動車が行きかう「ヘビの頭」部分、姫路~播磨新宮間を進みます。【今回のスケジュール】姫路6:55~(普通1823D)~7:29播磨新宮播磨新宮7:45~(普通4823D)~8:18佐用佐用8:32~(普通2825D)~9:31津山津山10:07~(普通859D)~11:50新見姫路~播磨新宮~佐用姫新線ホー...
【施設紹介】JR北陸新幹線/城端線 新高岡駅(富山県高岡市)
今回は富山県西部、高岡市にある新高岡駅をめぐります。北陸新幹線の長野~金沢延伸に伴い、城端線との交差地点に設置されました。高岡市中心部からは離れているものの、高岡市の新たな玄関口として、駅周辺では都市開発が進められています。北陸新幹線側駅舎新幹線のために設けられた駅ということで、主要施設は新幹線側に集中しています。駅前にバス発着所が整備されているほか、すぐ横にはイオンモール高岡があるなど、新幹線開...
貸し切り状態だけど大丈夫?由利高原鉄道を往復する(羽後本荘⇔矢島)
1985年、羽後本荘と羽後矢島を結ぶ国鉄矢島線が、由利高原鉄道に生まれ変わりました。あれから30年以上がたち、沿線の過疎化に伴い、その利用者は減少していると聞いています。今回はそんな由利高原鉄道の現状を探るべく、羽後本荘から矢島までの区間を往復しました。道中、どのような光景が待っているでしょうか。そして、利用者はどれほどいるのでしょう。羽後本荘~矢島まずは列車に乗るため、JR羽越本線と接続する羽後本荘駅に...
【施設紹介】JR水郡線 常陸大子駅(茨城県大子町)
今回は茨城県北部、大子町にある常陸大子駅をめぐります。ちょうど水郡線の中間地点にあたり、列車運行の要として、車両基地(水郡線営業所)が併設されているのが特徴です。▲常陸大子駅駅舎▲常陸大子駅前の商店街整備された駅前広場から少し足を延ばし、駅前通りに立ち寄ってみました。そこにあったのは、趣ある商店街!いかにも地方の要所らしい、小さくも立派な市街地がここにはあります。▲窓口・改札口▲待合スペース・コンビニ...
西鉄天神駅にアルクマ登場!長野県とFDAの福岡直行便を宣伝する
11月20~21日の2日間、西鉄福岡(天神)駅1階ライオン広場にて地域PRイベント「行こうよ信州!~FDAで行く!信州の魅力再発見」が催されました。福岡~松本線に就航しているFDAと長野県をPRするため、長野県庁から「アルクマ」が登場するというので、さっそく見に行ってみることに。最後にアルクマを見たのはたしか、2016年のゆるキャラ(R)グランプリ(松山城開催分)だったはず。あれから5年ぶりのアルクマです。会場に到着すると...
矢島藩主・生駒氏の居城「八森城」と城下町をめぐる(秋田県由利本荘市)
以前、四国の高松城を訪れた際に、同地を治めた生駒氏のお家騒動を知りました。この騒動によって生駒氏は改易され、堪忍領として出羽国矢島1万石を与えられます。のちに分知のため、旗本扱いになりましたが、幕末の戦いで新政府側に与したことで高直しを受け、1868年から71年までの間、短期間ながら矢島藩は復活しました。今回は生駒氏ゆかりの地であり、戊辰戦争の舞台にもなった矢島を訪ね、かつての居館「八森城」まで歩いてみ...
【施設紹介】JR水郡線支線 常陸太田駅(茨城県常陸太田市)
今回は茨城県中央部、常陸太田市にある常陸太田駅をめぐります。水郡線の中でも、上菅谷から分岐した支線の終点にあたり、かつては日立電鉄の常北太田駅に隣接していました。▲常陸太田駅駅舎水戸光圀公が隠居した「西山荘」をイメージしたという駅舎と、広々とした駅前ロータリーが整備されています。日立電鉄の旧常北太田駅は、常陸太田駅と向かい合った場所にありました。現在はスーパーマーケットになり、かつての面影を感じる...