南国台湾だって冬は寒い!夜明け前の台鐵関山駅をぶらり散策
季節は冬真っ盛り!一応亜熱帯ですが、真冬の早朝ということで寒く、ジャケットを羽織っても震えは収まりません。さてこれからどうしよう...。予定だと、この駅始発の列車で台東まで行くことになっています。
とりあえず改札を出ようじゃないですか。

震えながらホームを歩いていると、横にいた老夫婦(日本語世代ではありませんでした)が「寒いの?大丈夫?」「寒いからもっと着こんだ方が良いよ」などと心配してくださいました。
「日本から旅行で訪れましたが、ここも寒いですね。まだ長袖を持っているので大丈夫ですよ。」と(いったような内容で)答えると、心配げな顔がほころび、笑顔へと変わるのが見えました。
心遣い・思いやりの心をここでも感じることができました。台湾を訪れるたびに、現地の方と交流する機会が増えているのを実感します。

▲関山駅前通り
せっかく関山まで来たのだからと、駅前をほんの少しだけ歩いてみました。日本統治時代に建設された旧駅舎は現在、自転車メーカー「ジャイアント」が保有する施設として活用されています。

▲日本統治時代に建設された旧関山駅舎

駅に戻ると、ちょうど普快4672次の送り込み列車が台東からやってきたところでした。切符を買おうと思いましたが、小銭が足りないので自動券売機では買えず、窓口で切符を買おうと向かいましたが、駅員はいません。おそらくDLの機回しの確認を行っているのでしょう。
関山発台東行きの普快4672次は、平日のみ運転される通学列車で、沿線の高校生が主な乗客です。高校生が改札を通ろうとして窓口を覗いていましたが、やはり駅員は不在でした。駅員がいない間、続々と高校生が駅にやってきます。
やっと駅員が戻ってきたので、切符の販売・改札業務が再開されました。
切符を購入する際、普快は「普快」というよりも寧ろ、「普通」と言った方がより通じるような気がします。どうやら、非冷房各駅停車の呼称が統一されていないようで、インターネット上の時刻表では「普快」と表示されている一方、駅の電光掲示板では「普通」と表示されています。
.jpg)
改札を通り、ホームに出ました。ちょうど第二ホームAに、DR2700型普快4673次(台東発玉里行き)が停車しており、カミンズ製エンジンをアイドリングさせていました。
▲今回収録した動画です。
高評価&チャンネル登録お待ちしております!
撮影日:2014年1月13日
- 関連記事
-
-
【客車代走の通学列車】台鐵台東線の普快4672次 乗車記(関山~台東)
-
南国台湾だって冬は寒い!夜明け前の台鐵関山駅をぶらり散策
-
台鐵の新型車両・EMU800形「微笑號」乗車記【量産先行車】
-