【格安きっぷで行く】台鐵台東線の復興号685次 乗車記(池上~花蓮)
池上から復興号685次(台東発樹林行き)に乗り、一路花蓮を目指して北上します。
2014年1月現在、復興号の運賃割引キャンペーンが行われているので、100元で乗車することができました(台東~花蓮駅間は150元)。
この復興号685次はたしか2012年7月に、侯トウ駅周辺で撮影したことがあります。撮影した当時は「もうすぐ復興号が廃止になるかも・・・」と思っていましたが、しぶとく残っているのには驚きです。

▲2012年7月に撮影した復興号685次
あの時は、台湾での過ごし方を全く心得ていなかったので、かなり無理しながら廻っていましたっけ・・・

▲ホームから見た池上駅舎


電化工事は着々と進んでいます。そう遠くないうちに、池上でTEMU2000形を見ることができるのでしょう。

ホームからアーチ状の水路橋が見えます。有名なコメの産地ということもあってか、水の管理は非常に重要視されているようです。

列車に乗り、ただひたすら北に向かいます。
東里(東部大里)駅を通過し、玉里へ至る高架複線を進んでいく中、車窓左手から見える景色に注意しながら撮影を始めます。・・・というのも、車窓から一瞬だけ、日本統治時代の移民村だった「長良(ながら)村」が見えるからです。
「長良村」の中心部は写真上左側にあり、線路からはあまりよく見えません。右側に見えるのは「長良村」の枝郷ともいえる「長良北村」で、タバコ栽培のため苗栗地方から移住した客家人集落にルーツがあります。煙草の栽培は現在行われていませんが、今でも煙草乾燥小屋が残されています(『臺灣地區地名查詢系統』より)。


複線高架区間を走り終えると、花蓮~台東間で最大の街・玉里に到着。
昨年夏はここで宿泊しましたが、今回は時間の関係上スルーします。前面が黄色塗装から銀色塗装に変更されたDR2700形が留置されていました。


玉里を出ると、かつての移民村「未広村」の横を通ります。末広(大禹)駅跡もこの近くにあり、駅舎・ホーム両方が残されていましたが、電化工事に伴いホームのみ取り壊されました。
「未広村」には日本家屋が多数現存し、特に、省道9号沿いは日本統治時代の町並みがよく残っています。


末広(大禹)駅跡を通過すると、昨年秋に切り替えられたばかりの新線区間に入ります。廃止された旧線上には有名な撮影スポットがありました。


高架を駆けあがり、豊坪渓を渡ります。旧線の豊坪渓橋梁は有名な撮影スポットでありました。
カメラの電池残量が半分をきったので、ここから先は花蓮まで撮影していません。撮りたいところは一杯あったんですけれど、花蓮市街地でネタを沢山収集しておきたかったので我慢我慢。

目的地の花蓮に到着。ここで復興号685次に別れを告げます。


685次に連結されていた電源車は、SP32850系のPBK32850形32858号でした。

花蓮到着直後に玉里行き普快が出発するので、急いでホーム端に向かいました。残念ながら動画の撮影はできませんでしたが、ギリギリのところで出発シーンを写真に収めることができました。

TEMU1000形「タロコ」が出発の時を待っています。白い車体が爽やかな東海岸の空に似合う、台鐵屈指のナイスガイな電車です。
撮影日:2014年1月13日
2014年1月現在、復興号の運賃割引キャンペーンが行われているので、100元で乗車することができました(台東~花蓮駅間は150元)。
この復興号685次はたしか2012年7月に、侯トウ駅周辺で撮影したことがあります。撮影した当時は「もうすぐ復興号が廃止になるかも・・・」と思っていましたが、しぶとく残っているのには驚きです。

▲2012年7月に撮影した復興号685次
あの時は、台湾での過ごし方を全く心得ていなかったので、かなり無理しながら廻っていましたっけ・・・

▲ホームから見た池上駅舎


電化工事は着々と進んでいます。そう遠くないうちに、池上でTEMU2000形を見ることができるのでしょう。

ホームからアーチ状の水路橋が見えます。有名なコメの産地ということもあってか、水の管理は非常に重要視されているようです。

列車に乗り、ただひたすら北に向かいます。
東里(東部大里)駅を通過し、玉里へ至る高架複線を進んでいく中、車窓左手から見える景色に注意しながら撮影を始めます。・・・というのも、車窓から一瞬だけ、日本統治時代の移民村だった「長良(ながら)村」が見えるからです。
「長良村」の中心部は写真上左側にあり、線路からはあまりよく見えません。右側に見えるのは「長良村」の枝郷ともいえる「長良北村」で、タバコ栽培のため苗栗地方から移住した客家人集落にルーツがあります。煙草の栽培は現在行われていませんが、今でも煙草乾燥小屋が残されています(『臺灣地區地名查詢系統』より)。


複線高架区間を走り終えると、花蓮~台東間で最大の街・玉里に到着。
昨年夏はここで宿泊しましたが、今回は時間の関係上スルーします。前面が黄色塗装から銀色塗装に変更されたDR2700形が留置されていました。


玉里を出ると、かつての移民村「未広村」の横を通ります。末広(大禹)駅跡もこの近くにあり、駅舎・ホーム両方が残されていましたが、電化工事に伴いホームのみ取り壊されました。
「未広村」には日本家屋が多数現存し、特に、省道9号沿いは日本統治時代の町並みがよく残っています。


末広(大禹)駅跡を通過すると、昨年秋に切り替えられたばかりの新線区間に入ります。廃止された旧線上には有名な撮影スポットがありました。


高架を駆けあがり、豊坪渓を渡ります。旧線の豊坪渓橋梁は有名な撮影スポットでありました。
カメラの電池残量が半分をきったので、ここから先は花蓮まで撮影していません。撮りたいところは一杯あったんですけれど、花蓮市街地でネタを沢山収集しておきたかったので我慢我慢。

目的地の花蓮に到着。ここで復興号685次に別れを告げます。


685次に連結されていた電源車は、SP32850系のPBK32850形32858号でした。

花蓮到着直後に玉里行き普快が出発するので、急いでホーム端に向かいました。残念ながら動画の撮影はできませんでしたが、ギリギリのところで出発シーンを写真に収めることができました。

TEMU1000形「タロコ」が出発の時を待っています。白い車体が爽やかな東海岸の空に似合う、台鐵屈指のナイスガイな電車です。
撮影日:2014年1月13日
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