台湾の中枢部「城内」をぶらり散策(総統府~二二八和平公園~台北駅)
台北メトロの電車を台大病院駅で降り、二二八和平公園(旧台北新公園、以下「新公園」)の横に出てきました。空は灰色に曇り、今にも雨が降り出しそうな様子でしたが、台北駅方面へと歩いていきます。

▲台北メトロ台大病院駅

ケタガラン大道から西側をのぞめば、旧台湾総督府の巨大な建物が見えます。北側には新公園、南側には中央気象局、背後の東側には台北賓館があり、周囲は若干物々しい雰囲気です。
旧総督府にカメラを向けると、幸運にも青天白日満地紅旗が目立たない写真を収めることができました。

▲旧台湾総督府
旧総督府を中心とする地域には清統治時代まで、台北城(たいほくじょう)が置かれていました。日本の領台以後、城壁は取り壊されましたが、植民地経営の中枢を担う場所として引き続き重要視され、旧城内部は「城内」と呼ばれてきました。
なお、日本統治時代中、「城内」には明石町・表町・京町・栄町・書院町・文武町・本町・大和町(50音順)が置かれていました。

旧総督府横には、台湾銀行の建物があります。こちらも日本統治時代から継承された「史跡」で、石の重厚さを感じることができます。

新公園に入り、福徳宮と急公好義牌坊の横を通ります。ちょうど福徳宮のあった位置には台北天満宮がありました。
なお、牌坊の左右に安置されている狛犬は元々、台湾神宮にあったものです。


新公園入口には一対の牛像が安置されています。天満宮にある神牛像によく似ていますが、台北天満宮のものでもないようです。

新公園から台北駅方面をのぞむと、すぐ左側にシンプルながらも趣ある建物が見えます。旧三井物産株式会社ビルです。外観はたしかに地味ですけが、隣に立つ旧勧業銀行台北支店に華を添える名脇役として、現在も立ち続けています。
国立台湾博物館の正門から、館前路を真っすぐ歩くと台北駅に至ります。この館前路はかつての表町通で、たとえ名前は変わっても、今もなお台北の表口らしい賑わいを見せています。
撮影日:2014年7月5日

▲台北メトロ台大病院駅

ケタガラン大道から西側をのぞめば、旧台湾総督府の巨大な建物が見えます。北側には新公園、南側には中央気象局、背後の東側には台北賓館があり、周囲は若干物々しい雰囲気です。
旧総督府にカメラを向けると、幸運にも青天白日満地紅旗が目立たない写真を収めることができました。

▲旧台湾総督府
旧総督府を中心とする地域には清統治時代まで、台北城(たいほくじょう)が置かれていました。日本の領台以後、城壁は取り壊されましたが、植民地経営の中枢を担う場所として引き続き重要視され、旧城内部は「城内」と呼ばれてきました。
なお、日本統治時代中、「城内」には明石町・表町・京町・栄町・書院町・文武町・本町・大和町(50音順)が置かれていました。

旧総督府横には、台湾銀行の建物があります。こちらも日本統治時代から継承された「史跡」で、石の重厚さを感じることができます。

新公園に入り、福徳宮と急公好義牌坊の横を通ります。ちょうど福徳宮のあった位置には台北天満宮がありました。
なお、牌坊の左右に安置されている狛犬は元々、台湾神宮にあったものです。


新公園入口には一対の牛像が安置されています。天満宮にある神牛像によく似ていますが、台北天満宮のものでもないようです。

新公園から台北駅方面をのぞむと、すぐ左側にシンプルながらも趣ある建物が見えます。旧三井物産株式会社ビルです。外観はたしかに地味ですけが、隣に立つ旧勧業銀行台北支店に華を添える名脇役として、現在も立ち続けています。
国立台湾博物館の正門から、館前路を真っすぐ歩くと台北駅に至ります。この館前路はかつての表町通で、たとえ名前は変わっても、今もなお台北の表口らしい賑わいを見せています。
撮影日:2014年7月5日
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