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七堵駅で激写!客車にぶら下がる台鐵DR1000形...その他数本

台鐵七堵駅は運行上の拠点として機能しており、日常的に多くの列車が出入りしています。今回は夜に入ったばかりの駅ホームで、少しだけ列車を撮影・動画収録してみました。

個人的には古い車両の登場に期待していますが、はたして上手くいくかどうか...。



EMU300形126次自強号


台鐵七堵站站名牌
▲七堵駅駅名表

台鐵EMU300型126次自強號在七堵站

ホームに上がると、EMU300形基隆行きが入線してきました。

縦貫線のすべての優等列車が七堵止まりというわけではなく、一部列車は基隆市中心部にある基隆駅まで足をのばします。区間車の方は基本的に基隆まで直通します。

台鐵EMU300型126次自強號在七堵站

イタリア製のEMU300形は正面から見るとのっぺりとして見えますが、実は流線型の構造になっており、側面から見ると写真上のように妻面が傾斜して見えます。


▲今回収録した動画です。
高評価&チャンネル登録お待ちしております!


客車にぶら下がるDR1000形


客車にぶら下がりDR1000型

莒光号の回送列車が入線してきました。最後尾から音がするので、電源車かと思い近づくも、どうやら違うようです。さらに近付くと、最後尾にくっついていたのは1両のDR1000形でした。

DR1000形が客車にぶら下がって入線してきたのです。

客車にぶら下がりDR1000型
▲客車から切り離されたDR1000形

DR2900形自強号


台鐵DR2900型自強號通過七堵站
▲DR2900形自強号が通過する

DR2900形もDR3000形も見分けがつかないので、被写体がDR3000形であっても、当ブログでは呼称を「DR2900形」に統一しております。

莒光号客車&荷物車を観察


台鐵SP32850型莒光號客車

手動扉の32850系客車は老朽化が激しく、動力列車がさらに増えれば、数を減らすこと間違いありません。今のうちに見ておきましょう。

台鐵SP32850型莒光號客車
▲32850系の客車方向幕(莒光号・嘉義)

台鐵莒光號客車
▲最後尾を飾る客車

台鐵MBK80010型行李車

荷物客車も無視するわけにはいきません。こちらはMBK80000形80010です。

台鐵行李車與莒光號客車在七堵站
▲荷物客車と莒光号客車

莒光号は一つの系列で組成されていることが少なく、見た目は似ていても、個性豊かな客車がごちゃ混ぜになって使われています。古い客車にいたっては、1950年代後半に製造された車両の部品を流用しているわけですから、驚かないわけがないでしょう。

また一つ、台鐵の奥深さを知ったところで、七堵駅での撮影終了です。

撮影日:2014年7月5日
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COMMENT

レラティー

No title

青客車が、日本のブルートレインに似ているので、輸出されたのかと、一瞬思いました。
3扉っぽいので、恐らく自国での製造かと思いますが、如何でしょうか?

2014年07月30日(水)20:17

wra(福岡)

レラティーさん

今回登場した青色客車は荷物車で、日本製もあれば台湾製もあります。近郊型客車の中にはインド製もあり、「印度仔」と呼ばれているんですよ。

車両自体は、旧型客車に10系の要素が入り込んだような姿をしており、観察しているとなかなか面白いですよ。現地では「藍色客車」と呼ばれ、レイルファンの間で愛されています。型式区分が複雑になっているので、世間が認知するしないに関わらず、当ブログで整理できればと考えています。

2014年07月31日(木)14:10