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台北市万華区の中心部をぶらり散策(万華駅~西園路~剥皮寮)

台北市を代表する下町、万華地区にはなんとも惹かれるものがあります。町の古めかしさ、独特な香り...。どれも一度体験すると、いい意味で忘れられないものばかりです。

そんな万華の魅力にひたるべく、万華駅を起点に歩いてみました。

台鐵萬華站站房台鐵萬華站站房
▲台鐵万華駅

今回のスタート地点・万華駅は地下にあります。出入口棟は西側・東側の2か所あり、それぞれ入場専用(西側)、出場専用(東側)となっているのが特徴です。

台鐵萬華站站房
▲万華駅待合室・改札口

万華駅前にある日本統治時代のビル

駅前から北に向かって立つと、屋上付近が和風造りになった古いビルを発見しました。まるで、ビルの上に日本家屋が建っているように見えます。

台湾万華の茶トラ白猫

駅前からしばらく進むと、亭仔脚の下に茶トラ白が座っていました。

近づいても逃げようとしませんし、触ると喜ぶし、かなり人慣れしています。さらに耳カット(避妊)もされています。かなり大切にされているだと見ました。

台湾万華の茶トラ白猫

亭仔脚の下から全く動こうとしません。交通量の多い都会住まいのにとって、ここは一番安全でかつ居心地のいい場所なんでしょう。台北のど真ん中でも可愛らしいに出会うことができました。

台北市西園路

やがて、西園路界隈に出てきました。この「西園」という地名は日本統治時代、町名(西園町)に用いられていたものです。

新富社區民活動中心
▲新富コミュニティセンター

今度は「新富区民活動中心」なる建物を見つけました。またしても、日本統治時代の旧町名(新富町)が残されています。

新富町は街路・里名(行政地名)にこそなりませんでしたが、何らかの形で残された地名の一形態といえます。これと同じケースに「大正町」があります。

台北市萬華區剥皮寮

龍山寺とともに万華を代表する史跡「剥皮寮」が見えてきました。古めかしい亭仔脚を歩いていきます。近年修復されたらしく、赤々とした煉瓦柱が印象に残っています。

剥皮寮に到着したところで、今回の万華散策は完了です。

撮影日:2014年7月8日
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