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「関門シャトル」は国鉄臭あふれるボックスシートで

小倉と下関を結ぶ区間列車「関門シャトル」に乗り、本州側の下関を目指してみます。車両は国鉄時代に製造された、「関門のヌシ」こと415系の鋼製車。


始発駅の小倉駅で待っていたのは、おなじみの交直流電車415系です。かつてはJR西日本のキハ40系も小倉駅に姿を見せていましたが、現在、関門トンネルを通過する普通列車には415系しか使われていません。

乗り込んだ車両はなんと、大分所属のセミクロスシート車Fo118編成でした。原型ボックスシートの415系に乗れるのも、大分車が乗り入れる小倉口ならではといって良いでしょう。


▲小倉駅出発


▲デッドセクション通過!
門司駅を出発後、デッドセクションを経て関門トンネルに入ります。


▲関門トンネルに突入!
車内に渋いモーター音がこだまします。

彦島
関門トンネルを抜け、いったん彦島を経てから本州に上陸します。

105系末期色
下関の車両基地が車窓右手に見えてきます。昔は客車が沢山止まっていましたが、今はがらんとしており若干寂しいです。濃澳色の電車に混ざって、奥にキハ47形「みすゞ潮騒」の姿がありました。


下関駅に到着しました。列車は折り返し、日豊本線直通の苅田行きになります。


▲415系苅田行きと並ぶ、新快速色の117系回送
かつては新快速として近畿を駆け抜けた117系も、今では山陽本線下関口の主力となっています。



撮影日:2014年8月31日
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COMMENT

うるふ

ここにもいるか(^^;

あ~、117系ですがもうJR西がもてあましているのか、和歌山にも岡山にも追いやっていますねえ。
華々しくデビューさせたのに、その扉が災いしたのかこうやって疎開させられているのに、哀愁を感じます。。。

415のほうも長いですねえ。
昔…とはいってももう8年ほど前の九州突撃時もいましたが、これも国鉄型の遺産。
鹿児島本線では新型が続々投入されているのに、なんだか温度差を感じてしまいました。

ではでは。
下関、また行けるものなら『ふくめし』だけでも買いに再訪したいと思いました。

2014年09月04日(木)19:42

wra

うるふさん

数年前までは地元に無縁の車両だと思っていただけに、117系は近畿の雰囲気を感じられる魅力的な車両だと思います。115系だらけだからこそ、新鮮味を感じるというのもあるかもしれませんが・・・

「いそかぜ」は消えたし、ブルトレは消えたし、結局関門口は415系の独壇場になりましたね。交直両用の新車は財布に響くということもあり、関門間の新車がいつ登場するのか・・・かなり先になると思いますが気になります。

2014年09月04日(木)20:40

レラティー

No title

いつも気になっていますが、下関~門司間の415系が老朽化したら、どうするんでしょう?
・車齢が比較的新しい1500番台を集中配備し、玄海を越えても使い続ける?
・JR東日本辺りから、E501系を買う?(これが可能性が高いと予想します)
・817系など、既存の交流電車を改造し、交直流にする?
・ここだけの為に交直流電車を造る?(考えづらい)
・門司駅構内の交直セクションを、ホームの西側に移し、関門間は303系や305系を入れる?
・JR貨物の交直流機関車に、交流電車を牽引してもらう?


分オイも担当しているのは、以前は、本州側は宇部新川など、九州側は大分県や肥前山口直通もあった名残なんでしょうね。
今は下関で必ず乗換になりますが・・・

2014年09月04日(木)20:48

wra

レラティーさん

そういえば、2001年ごろにクモハ42乗車のため宇部を訪れた際、小野田から宇部まで415系の小郡行に乗車したことがありますよ。あのころの下関口はバリエーションが豊富で楽しかったのを覚えています。
門司発小串行きなんて列車も普通にありましたしね。九州でJR西日本の車両を見られた頃がまるで、遠い昔のように思えます。

2014年09月05日(金)00:04